建築をめぐる話・・・つくることの原点を考える    下山眞司        

2025年1月、PDFリンクが開かない場合があります。どこの不具合なのか分かるまでしばらくお時間を頂きます。

この国を・・・・17:《識者の感覚》

2012-03-09 17:16:02 | この国を・・・
[追加 10日 1.28][追加 10日 9.47][引用部追加 10日 18.18]

数日前の毎日新聞夕刊で見つけた「たとえ話」を抜粋して載せます(3月7日付)。

放射性物質の健康への影響についての「学者・有識者・専門家」諸氏の発言(ex 直ちには危険はない、この程度は安全だ・・・)の「おかしさ」を、分りやすく例えています。

   記事全体は、原子力推進で突っ走ってきた《東大の原子力ムラ》に対して、
   学内でまったく批判がないわけではない、しかし、一層の変革が望まれる、という内容。

・・・・
放射線がどのくらい健康に影響があるかよく分からない。
だからできるだけ慎重に安全な態勢をとったほうがいい。
ただ安全な対策をとろうとすると、経済に悪影響を与えるリスクもある。
結局よく分からないグレーゾーンをどうみていくか。
健康に影響はないことを強調すれば現状のような対策になっていく。
私たちは健康に影響することもありうると考えたうえで議論をすべきだと考えます。[追加]

放射線の健康影響などでは権威あるとされる学会や専門家たちが、
自説をうまく説明できず信頼を失った。
学問と政治、経済が結びついて真実がゆがめられる。
市民はそのことに気づいているが、大学や大手マスコミは組織や権威に縛られていて、なかなか気がつかない
・・・・
との一文に続きます。
その後半部分を文章だけ転載・編集したのが下です。
赤枠の中が、分りやすいたとえ。言い得て妙!


   なお、記事の全体は、毎日jp で読めます。
   今こそ変わるとき・・・東大

こんな記事もありました。
東京新聞の「筆洗」。[追加 10日 1.28]

最新の東京新聞社説も紹介します。[10日 9.47 追加]
3.11から1年:被災地に自治を学ぶ

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