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安倍晋三首相(自民党総裁)が、ついに“封印”を解いた。 「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存... 安倍晋三首相(自民党総裁)が、ついに“封印”を解いた。 「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」 首相は参院選の遊説先で長崎国際テレビ番組のインタビュー(12日収録、15日放送)に応じ、憲法9条改正の必要性を明言した。これまでの選挙戦でも憲法改正の発議要件を緩和する96条改正に意欲を示してきたが、いよいよ“改憲の本丸”に攻め込んだ格好だ。 21日投開票の参院選は、自民党の歴史的大勝が現実味を帯びている。産経新聞社とFNNの合同世論調査でも「与党圧勝」の流れは鮮明だ。 首相の9条改正発言は当然、こうした選挙情勢を踏まえたものだ。しかし、それは圧倒的優位からの余裕ではなく、むしろ危機感からの発言だといえる。 憲法改正の発議には衆参両院で3分の2以上の議席を確保する必要があり、参院では162議席が必要。憲法改正に慎重な公明党を除くと、今回の参
2013/07/16 リンク