ちなみにこの飛行機、こないだ公園で滑り台に激突したときに、とうとう翼が真っぷたつに折れてバタバタと鳥の羽状態になってしまいました。セロテープで直りそうですが、事前に補強しておけば折れることもなかったかもしれません。

ところで子どものころ、駄菓子屋さんで同じようなゴム動力飛行機を買ってもらって、地面に置いて自力滑走離陸できるか実験したことがありました。でも、どんなにゴムをたくさん巻いても、とうとう離陸しませんでした。
というわけで、オジさんになったいま、もういちど挑戦してみました。
約200円で買ってきました。

組み立てが簡単で充分に楽しめるのが良いところです。
屋根に乗ってしまうのも、

それはそれで楽しいのです。
下の追記欄で、自力滑走で離陸するようすの動画を紹介します。映像半ば、飛行機から手を離した瞬間から左に傾き、左へ左へと滑走、離陸していくようすがわかります。
これは、プロペラが後ろから見て時計回りに回転するため、機体が逆向きに回転しようとする現象です。
ラジコン飛行機が、「飛ばしてからは簡単だけど、離陸は難しい」ということを聞いたことがあって、着陸が難しいのは分かるけど離陸も難しいというのが意外でした。
さいきん読んでいる戦記モノのなかで、飛行機の離陸についての解説があって、離陸の際に「あて舵」をするとありました。それが先ほど説明したプロペラ機の特性で、プロペラの回転方向と逆の方向へ機体が流れてしまうのを修正することなわけですね。
実際にゴム動力飛行機で実験してみて、ちょっと勉強になりました。というわけで、下で紹介する離陸大成功の動画をどうぞ。
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この映像の最後のほうに映る土手で、近いうちにまたゴム動力飛行機の実験を行なう予定です。
