はてなキーワード: 一夜城とは
数十年前、子供向けの伝記でコロンブス読んでたけど、伝記読んだからといって憧れるもんではなかった気がする
そもそも、子供向け伝記って、徳川家康だったら幼少時代に子供たちの石投げ合戦を見てどちらが勝つか予言したとか、豊臣秀吉が信長の草履を温めておいたとか、野口英世はお母さんが息子のために頑張ったとか、毛利元就は子供たちに三本の矢で教訓を教え諭したとか、「大人になって何やったか」とは関係ないとこが盛り上がりポイントだし
そこが史実であるかどうかすら、あまり関係ない。毛利元就に実は三本の矢エピソードなんてなかったかはどうでもいい。コロンブスにしても、なんなら最大の盛り上がりポイントはコロンブスの卵エピソードで、アメリカ大陸発見はエピソードの重要度からいうと3番目か4番目ぐらいの位置づけだろう
いや、なんなら大人ですら、偉人なるものが何やったか、どういう理由で評価されてるかなんて知らない(大河ドラマ見て歴史上の業績評価ポイントがどう描かれてるか気にするやつなんて他人に知識披露してマウント取りたいイキリ歴オタだけ)し
たとえば秀吉だって、数十年前の概説書の時点で普通に批判的な書かれ方されてたりするけど、その後に出版され売られてる秀吉の子供向け伝記がダメって話にはならないよね。伝記の売りポイントは草履あたためや一夜城建設で、言いたいことは「「若いころ頑張ったので偉くなりました」だし
なので「昔と今では歴史的評価が変わったからコロンブスは今はもうアカン」という題の立て方は、まったくピンとこないし、今、起きてるMVの受け取られかたや批判とも、そこまで関わる話にはならんと思う
http://anond.hatelabo.jp/20170301204257
で「ミスター味っ子」が元祖みたいな話が出て来て、そういえば似たようなやつでミスター味っ子より前だと思うんだけど、アルデンテの話を扱ったエピソードがあったなあと。
マンガだったのか、児童文学みたいなのかおぼろげなんだが、何年か前にはググって見つけたことはあるんだけど、今もう一度探したところ見つからなくてスッキリしない。
屋台引いてる子どもが主役で、味勝負的なやつで一度にどれだけのラーメンを出せるかって話で「秀吉の一夜城」の逸話が紹介されてて、
たしか一度に三杯ラーメン作れるようなザルを作った。これが一話かなんかで、その時ラストでクラスメイト?から主人公の名前が木下藤吉郎みたいだ的言及があったとおぼろげな記憶。
で、別な話で「箸が使えない外国人にどうやってラーメンを食べさせるか」ってお題で、結局スープ入れた丼にザルのせて、そこに麺をのっけて出すのが解決法ってなる前後で、
「本場のスパゲッティは中に芯があるアルデンテ」って説明があったと思う。お客さんがゆっくり食べるから麺がのびちゃうところ、アルデンテに茹でてるから大丈夫って話。
なんとも言えない喪失感だよ。