友人に誘われて、3回目くらいのモーニング娘。25のライブに行ってきた。
念のため背景を少し。
自分は30歳前後の男で、音楽ライブは通算100回くらい経験。
本ツアーは2回目の参加。
良かったところ
•何度見ても、連続であれだけ歌って踊れるのは驚異的。単純にすごい。
•卒業コンサートという文化そのものを体験できたのは大きかった。
•トロッコはなかったが、横アリを練り歩いてくれたおかげで、過去一メンバーを近くで見れた。
•最後の「BGMを流さず会場を歩く」演出は、妙にグッときた。静けさの力。
気になったところ
•グッズのデザインが購買意欲を刺激してこない。もう少し「今の感覚」に寄せられないのだろうか。ダサく感じる。
「I surrender 愛されど愛だけ」はクオリティが高い。あれで全部で見たくなる。
•MCが極端に少ないので、名前と顔が一致するタイミングが最後。
•卒コンなのに、残るメンバーからの言葉は全員ではなく数名のみ。後輩も大事だが、長くやってきたメンバーの言葉も聞きたかった。
アンコール1回目のコールで名前が混ざってしまうのは当人が気の毒に感じてしまった。
•年齢層が高めで、トイレや会場周辺で大声で盛り上がるおじさんに遭遇する率も高い。雰囲気に少し圧倒される。
久々にiTunes Storeを使った。「今これだけ拡散の時代なのにもったいない」と思ってしまう。
•既存楽曲の曲数が圧倒的なので、知らない曲が来るとそのまま曲名が分からず終わる。
•最近流行りの「撮影タイム」的なものが1曲あってもいいのでは、と思う。
全体としての印象
ただ、演出と設計次第でもっと光るのではという惜しさも同時に感じた。
でも、これこそが「ハロプロらしさ」なのかもなーとは思った。
長年続いている文化に対して、
「演出が古い」と指摘するのは、
そう考えると、こちらが 環境に寄り添うべきなのかもしれない。
だが、そろそろアップデートが行われるべきとも思う。