助産師が女性しかなれないのは知らなかった。不平等だとは思うが、まあ出産の当事者は女性なので、そこに男性が進出することに抵抗感があるだろうことは想像できる(できるからといって原則不平等であることに変わりないのだが)。
ちなみに、女性にはさせてはいけない仕事もいうのも存在する。主に妊婦と出産後1年の間になるが、有毒ガスなどに触れる可能性のある業務、重量物取扱などは妊婦や出産後1年でなくても女性は就けない。女性がこういう仕事に就けないというのもまた不平等だと思うのだが、華やかでも高収入でもない仕事に就かなくて済むのは女性にとっては好都合なのかもしれない、と意地の悪いことを思ったりもする。
そもそも身体構造に違いがあり、平均的筋力も差があるのだから、必然的に労働環境の棲み分けは起こるのだろうとも思う。そこに妊娠出産を考慮すると、女性にしてもらえる仕事というのはそれなりに制限があるのでは、と思う。そこの是非はさておき、女性が就けないくらいリスクのある仕事にもう少しリスペクト(社会的にも金銭的にも)があってもいいのでは、と思うかな。どうせ誰かがやらなきゃいけない仕事だし。