2025-07-29

オオカミ少年オオカミに食べられていない

嘘をついた少年オオカミに食べられてしまったという話が知られているが、本当にオオカミが来たことは少年けが知っているのだから少年が食べられてしまったという結末に持っていくのは不自然本来は、村の羊がオオカミに食べられたという話になってる。

内容

羊飼い少年が、退屈しのぎに「狼が来た」と嘘をついて騒ぎを起こす。騙された大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わる少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B

少年が食べられてしまったという結末は文部省デマ

明治時代イソップの話とは別に、嘘をついた少年が狼に食われるという訓話が、文部省小学読本存在している。『小学読本二之巻』(田中義廉 明治7年8月改正 文部省初版明治6年)では、狼が少年を襲う挿絵とともに「狼のために、噛み殺されたり」となっている。

警告を受けて何事もなかったからといって、警告してきた人を嘘つき呼ばわりしていると、いつか本当に問題があったとき対処できない。

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