ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

2年

忘れていません、とだけ。
  • [No Tag]

4の魔法

最近、ムスメと2人で(というか、おもにムスメが)『浜村渚の計算ノート』にはまった。

(情操教育に必要ないとのことで)数学を教えなくなった日本で、
子供には数学を教えるべきだというテロ組織が暗躍し、
それに中2の数学少女、渚ちゃんが警察とともに対抗するといった内容。
ちなみに理数系が得意だけど、文系とくに社会が苦手な渚ちゃんは
学校のテストの偏差値42です。

その中に(3と2分の1冊め?)パスカルの三角形というのが出てくる(説明略でございます)。
かけ算のルールを考え出すのにはまっているムスメが、
なにやらそれに影響を受けたのか、
4の魔法というのを思いついた。

4の段のかけ算。

4 8 12 16 20 24 28 32 36

これを1の位と10の位に分解して足し算する。

4 8 3 7 2 6 1 5 9

わかりました? 1~9まで出てきますよね。

さらに続く。

40 44 48 52 56 60 64 68 72

これも分解して足し算。

4 8 12 7 11 6 10 14 9

さらに分解。
4 8 3 7 2 6 1 5 9 
同じ順番ですよね。

さらに
76 80 84 88 92 96 100 104 108

4 8 12 7 11 15 1 5 9

4 8 3 7 2 6 1 5 9

という感じで続いていく…らしい。(確認してない)

証明しようと思えばできそうな気はする…。
でも単純にやると面倒そうだし、スマートにやりたいですが、
いまのところ思いついていません。
皆様よろしく!(つか全然更新してないんですが、誰か読んでる?)
▽CommentList
  • [No Tag]

雪解け水

1年が経ちました。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
そして、残された方が一歩を踏み出せますように。
家が、仕事が、生活を立て直す方法が見つかりますように。
何もできなくてごめんなさい。

ずいぶんブログさぼっていました。

ここのところずいぶん暖かくなってきた。
東北でもそろそろ雪がゆるみ始めているのではないかと思う。
それで心配なのが、山から流れ落ちてくる雪解け水だ。

今回、セシウムの動きを調べていて明らかになっているのは
まだセシウムはそれほど土壌内には浸透していないこと、
そして植物から検出されるセシウムの多くは、葉の表面に付着したものであって、
植物自体はあまりセシウムを吸収していないことらしい。

ということは、雪が解けたときに葉や土壌の表面に付着していたセシウムが雪解け水に
混じって川に流れ込む可能性があるということでは?
これによって山の除染は進むかもしれないと思う。
一方で水のろ過などの対策が進んでいるのか心配になっている。
(ろ過でセシウムを除去できるのかよくわからないけど、
ゼオライトなどでも効果があるようだし)

福島の農業を立ち直れるようにするには、
ここで雪解け水に対して、さまざまな対策をとる必要があると思うのだが…

ただ、いま東北の人々は行政を当てにせずに、自分で何かをやり遂げようとしていて、
だからきちんと対策をとっている人もいると思う。
国が悪い、県が悪いとか言うのは簡単だけど、
国も県も市町村もみんないっぱいいっぱいなんじゃないかな。
原発に関しては、もっと先を見越して対策をとってほしいけど(ポンプの凍結とか、ね)。
そういう中で、自分で考えて動いている東北の人たちを尊敬する。

まとまりなくてゴメンナサイ。
▽CommentList
  • [No Tag]

カワセミっと謎の鳥

夫の実家に帰省したときに行った湿地で。

カワセミ3

カワセミ4


カワセミ5

カワセミをこんなにじっくり見られたのははじめてでした。
どうやら知る人ぞ知るカワセミのお気に入りの場所らしいです。
かわええよー しばらく見入ってしまいました。

下の写真は同じ場所の草地に生えていた木の近くで。
お義母さんが発見しました。

謎の鳥2

ギュルリギュルリと鳴いている。
ツグミくらいの大きさに見えたので、アカハラかな?と思ったのですが、
後でPCに写真を落としてみると…
こんな鳥知らない! というか図鑑にもない!
(ボケボケでごめんなさい)

謎の鳥1-1

いったい何?と頭をひねっていたのですが、
夫が「ヒナじゃない?」と。
たしかにそうかも! くちばしが大きくて目立っているし、
草地に降り立つことはあっても遠くに飛び立つことはなかった。
(実はお義母さんの声がけっこう大きくていつ飛び立つかドキドキしていた)
にしても、オモチャみたいな顔をしてます…
ヒナとしても、いったい何のヒナでしょうね?

☆追記9月4日
Ladybirdさんに問い合わせをしていただき、
謎の鳥はガビチョウと判明しました。なーんと特定外来生物に指定されています。
▽CommentList
  • [No Tag]

カンムリカイツブリ

ですよね?
近くの川の河口付近にいました。
こんなところにいるんだーとびっくり。
あまりきれいでない川なのにね。
カンムリカイツブリ
  • [No Tag]

放射線の測定2

放射線の測定1では、放射線が物質を電離させる現象を利用して、
放射線のエネルギーや量を測定するという話でした。

どんな物質を利用するかというと、基本は気体です。
箱の中に気体(アルゴンなど)を満たしておいて、そこに放射線を通すと
気体が電離するので、箱に電圧をかけて電極に集めます。

これは1でも書いたように、電離箱、比例計数管、GMカウンター(ガイガーカウンター)などに
共通する原理です。

では、電離箱、比例計数管、GM(自動車会社みたいだw)の違いは何かといえば、
それは電圧にあります。

電圧が低すぎると、電離した電子とプラスのイオン(電子をはぎとられた原子)が
すぐに結合してしまいます。
そこで、あるしきいとなる値以上の電圧をかけないと、
集めたイオンの数は、放射線の個数やエネルギーを反映しないことになります。

電離箱や比例計数管、GMはいずれも、放射線のエネルギーが高いほど、
個数が多いほど、集められるイオンの数が大きくなります。
しかし、それぞれ電圧が異なるので、集められるイオンの数は違ってきます。

電離箱は放射線のエネルギーと個数をイオン数に正確に反映します。
つまり、放射線のエネルギー×個数に比例してイオン数が増えます。
(実際には放射線のエネルギーはいろいろあるので、単純なかけ算にはなりませんが)

別の方向から考えると、これは放射線が物質に与える影響をも反映していると見ることができます。
計測されたイオン数というのは、放射線が物質を電離させる能力を示しているわけですから。

ということで、電離箱は放射線の計測器というだけでなく、
放射線の線量計としても使用できることになります。

でも、ここで一点問題があるのがわかりますか?
電離箱はイオンをつくるために気体を利用していますよね。
線量計というのは、体内に入った放射線が体にどのくらいのエネルギーを与えたかを
測定するはずです。

体は気体ではなく、液体と固体でできています。
つまり、気体に与えられたエネルギーをもとに、
体に与えられたであろうエネルギーを計算する必要があるわけです。

(ちなみに線量計の単位は生物学的な影響を加味した線量シーベルトで出ますが、
実際の測定値はエネルギーの吸収量つまり吸収線量のグレイじゃないかな。
アルファ線や中性子線を浴びないかぎりはグレイとシーベルトは変わらないので)

もうひとつ問題があります。
体の厚みや内部の状態(脂肪が多いか筋肉が多いか)は
人によって違いますし、表面積も違います。

ですから、同じ場所に立っていたとしても、個々人で受ける放射線の量は
微妙に違っていることになります。

とすると、放射線量を表示する機器というのは、
ある特定の体型の人を想定して、計測値から換算しているのかなと
想像しますが、実際のところはよくわからないので今度調べてみることにします。

あれ、電離箱の話で終わっちゃった。比例計数管、GMはまた次回。
あ、線量計は電離箱形式のものだけではないっす。
▽CommentList
  • [No Tag]

本日の親バカ

放射線測定法の前に息抜き。

私は計算が嫌い。
ミカンはドリルが嫌い。私の計算嫌いがうつったのかもしれない。
そんなムスメがはまったのが九九。
9の段が気に入ったらしい。

「こっち(1の桁)が1減ると、こっち(10の桁)は1増えるんだよー」
「それで足すと9になるのー」
「!」 
親はそんなことに気づかなかった。
言われればその通りで、証明もできる。
(ついでに、3で割り切れるかどうかの見分け方を教えてみた)

同じ9の段の別バージョン。
「9の段はねー 前半だけわかれば後は記憶しなくていいんだよー
だってひっくり返せばいいんだもん」
「???」

はじめは意味がよくわからなかったのだが、
2×9=18 の答をひっくり返すと81になり、
9×9の答になるということらしい。
3×9=27 の逆は 72で、それは 8×9の答と。
あたりまえといえばあたりまえなのだが、気がつかなかった!
ほかにも9の段でなにやら面倒な計算を考えていた。

別の日には
「8×8=64でしょ、9×7はそれより1小さいんだよ、
みんなそうなるんだよー」
と来た。
たとえば7×7=49がわかれば、8×6はそれより1少ないから48になるそうだ。

どうも同じ数のかけ算と、それより1多い数、1少ない数を掛け合わせたときに
どちらが大きいかな?と考えて気づいたらしい。

これは証明できそうだと思ったので、ミカンと図を描いてみた。
1列8個の○を8列と、1列7個の○を9列。
同じ数にするために、7個の○の余分な1列を縦にして、並びの最後にくっつけてみる。
でももともと1列は7個しかないから、いちばん下の1個分が足りない!

○○○○○○○
○○○○○○○
○○○○○○○
○○○○○○○
○○○○○○○
○○○○○○○
○○○○○○○

○○○○○○○(この1列分を縦並びにする)

ということで、証明終わり!
そんなこんなで計算が嫌いでも、
算数はミカンにとって楽しめることがいろいろあるらしい。
▽CommentList
  • [No Tag]

Menu

最近の記事 ▼

ブログ内検索 ▼

プロフィール ▼

FC2カウンター ▼

ブロとも申請フォーム ▼