前回のナニワ文具「ファインライター」の続きを少し。
● コクヨ ローラーボールリフィル(ブルーブラック)WP-R200DB ￥550+税
● コクヨ ファインライターリフィル(ブラック)WP-R100D ￥550+税
ローラーボールのリフィルも装着可能なのでリフィルだけ購入しました。ファインライターは本体添付品とは別に、もう一本ブラックのリフィルを追加。
パッケージのラベルを読むと、ファインライターはサクラクレパス、ローラーボールは水性ボールペンの先駆者OHTOとのコラボのようです。…おや「ナニワ文具」と言えなくなってきたぞ…ん～…ドリカムの「大阪LOVER」な世界観の筆記具ということで…(^^;)。
手前がファインライター、奥がローラーボールです。
変なTATTOOのような柄に違いがあって、ファインライターは三角形、ローラーボールは四角形、それぞれがエッシャーの絵のようにシルバー領域とブラック領域に消えてゆく模様です。
リフィルの違いは先端形状を見れば明確に区別できます。ローラーボールとファインライターどちらのリフィルが装着されているかを確認するためには、キャップを閉じるとこの模様が見えないため結局キャップを外さないといけません。シースルー首軸からリフィルが覗けるのはとてもいいアイディアのように思えるのですが、なんかどうもあとひとひねり欲しいなあ…と欲張ってしまいます(^^;)
久々に拡大鏡を使ってリフィル先端を撮像してみました。
ファインライターは一見メタシルの先端の様に見えます。とてもインクが伝って出てくるようには思えませんね。
キャップなしで握ったところ。けっこうなずっしり感。
水平バランスは中心なのですが、先端の金属が重く、立てた瞬間にすこし前のめりを感じます。けどまぁ嫌いじゃない前のめり感。
キャップをつけると荷重が後ろに移動します。丁度キャップの口のあたり。
立てて書くとリフィルを貫いた重さを感じます。均一に重いというか…。重い筆記具に慣れていないので、表現が難しいのですがキャップをつけた筆記には向いていないように思います。
かなり気になったのが、グリップ部にあたるシースルー樹脂部分の範囲。
樹脂部が滑りやすいのと区間が短いので胴側継ぎ目の段差に指が触れて良い感触ではありません。上に並べたのはジェットストリーム。グリップ部分の範囲に違いがあります。
ファインライターで日常使いの方眼リーフに書き込んでみました。
基本セットに同梱されているのはブルーブラック。少し緑が狩ったようなラングラーのデニムのような色合いです。発色も抜群。滲みもありません(さらさら)
…うーむ…知っているようで知らないような…実に不思議な書き味です。親戚にサインペンやプラマンが居て、いとこがパーカー 5thのような感じと言いましょうか…。
そして特筆すべきは裏写りや裏抜けが皆無という事。素晴らしい！
サクラクレパスの技と力でしょうねぇ…。このあたりが5thと全く違います。業務ノートに水性ペンを使うと、裏抜けが邪魔になるのであまり使っていませんでしたが、これなら十分に共に暮らしていけると思われます。(^-^)v
折角なのでローラーボールリフィルも開封。
ファインライターと同じ色目のインクです。今度は手帳を解体したメモに落書き。おやローラーボールのほうがフローたっぷりっぽいなぁ…。
ローラーボールのほうはちょっぴり裏抜けています。
ファインライター優秀！！薄い手帳用紙でも大丈夫ですね(^-^)
色によるのかもしれませんが、ブルーブラックのリフィルかなり優秀です。素敵。
ただ肝心の本体が、立ち姿は素敵なんですけどいざ書いてみたら気になる部分がちらほら…「平場に弱いグラビアアイドル」というか…。
このリフィルは換装可能なペンが多いようですので、いろいろトライしてみたいと思います。…残念ながらキャップ式のペンはあまり所持していないので、トライのために入手してみるというのもありかも…(逆転の発想(^^;))
● リンク
ファインライター：コクヨ公式
SHOP LIST：公式取扱店舗
● ショップへのリンク
KOKUYO WP 2024年（限定モデル）一般販売開始：コクヨ公式通販。
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