…もちろんS&Mシリーズの話ではございません(^^;)
● 三菱鉛筆 uni-ball one(ユニボール ワン)F ¥330
FはFeelのFらしいですよ。(公式プレスリリースより)
ちなみに「考えるな。感じろ(Don't think. Feel!)」はブルース・リーの名セリフですけれど、話の内容が全くわからない顧客のところから帰社時、頭を抱えている同行営業さんに使う励ましとしてポピュラーですよね?(俺だけか(^^;))。
さて、この「uni-ball one F」は9月に発売されたUni-ball oneの進化系新シリーズ。
前回「食わず嫌いだったけど使ってみたら目からウロコでしたよん」と紹介したUni-ball oneの重量配分やカラーデザインも変更した素敵筆記具です。
では早速Fを感じてみることに~。
Oneはクリップ金具の根元から軸のお尻にかけて、インク色に合わせたワンポイントのカラーリングでしたが、Fは金属部分以外はモノカラー。
全てのリフィルはブラックで本体色とは関係ありません…が、本体色によって内蔵リフィルが0.5㎜、0.38mmの違いがあります。ここがすこしややこしい。
7色どれも素敵なカラーで迷いに迷った末、0.5㎜リフィルの「霜柱」を連れ帰りました。
FのバーコードシールはOneのシルエットになっています。
凝ってるなぁ…(^^;)
Uni-ball oneと一緒に。oneはスポーティな、Fはレトロな雰囲気を醸し出しています。…oneのスポーティ?…はて何故そう感じた?…あ、体操服っぽいんだ。中学生の。(^^;)
Fは重量バランス見直しの結果、先端に口金を含む金属パーツを仕込むようになりました。また、oneではソフトグリップだったのが、胴軸と同じ素材の固いグリップに変更されています。
こうした分割位置の変化も、素材とバランスの変更によるものでしょうか。
リフィルはサイズ、カラーともoneとFとは共通で使用できます。
ちなみにボディと首接合部のネジは、それぞれピッチが異なっていて、oneとFの首軸交換は出来ません。くー。
分割位置の違いを利用して、ショートタイプ、ロングタイプのoneが出来るかも…と期待したのですが…残念(^^;)
先端に金属首が突き出ていて凛々しさが増しますねぇ。
段差が大きくなく、自然なテーパーなので違和感ありません。
…これが300円の書き味?!マジっすか!
サイズ感は同じですが、取り回しの感じはoneとは別物です。
是非、売り場のoneとFを書き比べてみてください。
手持ちのoneとお互いにリフィルを入れ替えて、書き比べてみたのですが、Fの絶妙なバランスは、0.5mmリフィルを使ったときに真価が発揮されるようです。あぁ…これはこういうインクだったのか…と、インクの良さを改めて感じることが出来たりもします。
なお、0.38mm径のリフィルだと、重くした効果をあまり感じませんでした。ぬるっと書ける大きめの芯径のほうが、この重量配分が効きます。
もともとのoneもバランスが良くて、書きやすい筆記具なのですが、このチューニングでそれ以上に書きやすくなっています。もうびっくり。素敵です。
ただ…製品というよりも売り方にヒトコト。
売り場ではどの軸色がどの径かを、もっとしっかりわかるようにはっきりとアピールしておいたほうが良いです。軸色とインク色は関係ないけど、軸色と芯径には関係がある…というのは、売り場において、あまり馴染みない状態ですから。
今月末にはBallsign iD plusが出たりと、「廉価版」→「金属パーツ使用&重量バランス調整版」という流れが相次いでいます。
この流れがトレンド化して、いろいろな筆記具の「金属バージョン」が出たら嬉しいですね(^-^)
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ユニボール ワン F:公式
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