待ち合わせは渋谷。ハチ公前はさすがに人が多すぎるからってことで、スクランブル交差点を少し離れたスタバの横。そこまでは別に普通だった。相手も写真と大きく違わないし、会話もまあ無難。映画の話とか、最近行ったカフェの話とか。ここまでは可もなく不可もなくって感じ。
問題はその後。
私が「このあとどうする?」って聞いたら少し考えて、わりと自信ありげに「住宅街とか、どう?」とか言い出した。
住宅街。
その瞬間、頭の中に「?」が五個くらい浮かんだ。代官山とか中目黒とかならまだ分かる。三軒茶屋の裏道とか、吉祥寺の住宅街なら「まあ散歩か?」ってなる。でも場所の指定は一切なし。ただ住宅街。
どこ?なんの?誰の?
渋谷から住宅街って言われても、円山町なのか松濤なのか。神泉?もう全部ニュアンス違うじゃん。しかも理由も説明もない。ただ住宅街。
正直その時点で一気にテンション下がった。頭の中では「これ、私が悪いの?」って一瞬考えたよ。「じゃあどこ行きたい?」って聞けばよかったのかな、とか。でもよく考えたら初回のデートで女性側が安全面も含めて全部舵取りしなきゃいけないの、普通におかしい。
しかも歩き出してからがまた微妙。神泉方面に向かってるっぽいんだけど、特に何があるわけでもない。途中で「この辺落ち着いてて好きなんだよね」って言われたけど、いやそれはあなたの話であって私は今その落ち着きを共有する前提をもらってない。
カフェに入るでもなくパン屋に寄るでもなく。目的もないまま他人の生活圏をただ歩く感じ。夕方だったから人も少なくて、逆に気まずい。安心感より早く明るい場所に戻りたいが勝つ。
あと地味に腹立つのがその人、私が微妙な顔してるのに全然気づかない。歩きながらスマホ見たり、急に仕事の話始めたり。いや今ここで?みたいな。
結局、神泉駅の近くで「そろそろ帰るね」って言って解散した。おかげで貴重な三連休の休日一つが台無しになった。
なんだよ住宅街って。
つまりそんなに顔が良くなかったってことね
楽しそうwいいなー