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    SNSに批判殺到!?財務省は断じて“被害者”などではない

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     今日は先ず、Xのアカウント名を「国民民主党代表」から「役職停止中」に変更した玉木雄一郎氏のこのポストから。


     政府、与党が、年収103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の引き上げ時期について、2025年の通常国会で関連法案を成立させてアリバイを作り、適用開始を2026年1月からにするというのだ。「絶対に減税はしない。減税するのであれば、他で徴税(増税)する」というのが財務省の「基本の基」だ。国民生活のことなど、彼らが考えているフシはない。

     月曜日のYouTube番組で、政府や自民党の税制調査会の活動について、財務省OBの高橋洋一氏がこんなことを言っていた。

    税制調査会って政府の中に2個あって、ひとつは政府税調っていうのと、あと自民党税調ってのあってね。安倍さんは2個が動き出すと大変だっていうので、安倍政権の時には政府税調は全く動かさなかった。開店休業。あの長い安倍政権の時、何にもさせなかった。

    それでも自民党税調は多少やんなきゃいけないっていうので、ちょこっとやるんだけど、会長の公認権を元にして安倍さんはすっごいプレッシャーかけてね。安倍政権の中で自民党税調ももうちょっとやると安倍さんが公認権を持ち出すから、すごい状況で、結構言うがままだったけどね。

    今もうそれが全部解かれたから、政府税長の方もやりたい放題。財務省が全部振り付けて。岸田政権になってから全部やりたい放題になってるし、それで政府税長の方でこっち潰すと、党税調の方も宮澤洋一さんだからやりたい放題。すごいね今ね。2つでもうやりたい放題やってるよ。


     「安倍一強」という側面があったとすれば、こういう部分だろう。だが歴代最長の政権をつくり、国民の支持も高かった安倍氏だからこそ、こういう駆け引きができたのだろうと思う。党内基盤がまるでない石破は、戦うことすらできないだろう。もっとも、戦う意思があればの話、だが。

     つい数日前に、財務省の公式SNSに批判が集中していることがニュースになった。財務省が何かを投稿すると、「財務省解体」「財務省は国民の敵」といったハッシュタグが付加された多数の批判コメントが寄せられ、一種の社会問題化しているという事象だ。いわゆる「103万円の壁」問題で財務省と対峙する側の玉木氏も、さすがに「中傷や陰謀論はやめて」と発信するも、収束の気配は見えないようだ。

    財務省HP
    「希望ある社会を次世代に」と言いながら、
    国民の希望を奪い続ける“秘密結社Z”


     匿名が容認されるSNSでは、時に荒っぽい言葉が飛び交うし、批判のすべてを「民意だ」というつもりなどない。だが、財務省が国民生活を豊かにすることなど考えず、徴税しか考えていない組織であることは、もう多くの国民が知っている。集めた税金を差配することを権力の源泉とする彼らは、国民のみならず、政党や政治家相手でもマウントを取ろうとするし、実際、彼らが設定するパワーバランスに屈してきた政治家がほとんどだ。安倍総理が特別な存在だったことは否定できない。

     財務省OBの高橋洋一氏は、財務省高官から「三度殺しても殺し足りない」とまで言われたそうだが、どうやら玉木氏もその仲間入りしているようだ。私は国民民主党を全面的に支持しているわけではないし、今のところ静観中ではあるが、こういう政治イシューに関しては、国民はこぞって玉木氏と国民民主を支援すべきだろう。

     財務省解体論や分割論は、かなり前から主張されてきた。もはや多くの国民に伏魔殿と見做されている財務省の改革は必須だ。期待されるのは、そこに大鉈を振るえる政治家の登場である。

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    6 Comments

    国際派

    財務管理改善

    トランプの政策は革新的であり、注目している。日本にも参考になる。連邦教育省はいらない、州の教育省で十分であると。FBIには無駄仕事が多い。NASAの十分の一のコストでスペースXは同じことができると。減税と政府の効率化と組織改編はパッケージで考えるもので、それが政治家の仕事である。政府が税収なしで、自分の稼ぎで自立できるくらい収益力や営業力のある組織になるのが理想であるが、まず政府のコスパの見直しから始めなければならない。政府の財務管理は、今の日本国財務省のレベルなら、大半はAIで処理できる。政府の財務管理システムの設計販売をしている会社のCEOに20年くらい前に会ったことがあるが、当時で数億円だったと記憶している。財務省そっくりAIにおきかえた方が安いし、よけいなことをしなくなるので、害もなくなる。徴税官は別組織にし、人間とAIが協力して業務をするが、あくまで政治家がコントロールできるような組織とする。

    • 2024/12/05 (Thu) 08:58
    • REPLY

    3815

    暗殺の真犯人が(実行犯とは別に)
    実はパヨク系ではなく
    こういう人たちの策略か?
    とさえ思えて来るからねぇ。
    官公庁等にも、様々な息のかかった輩が
    介在してるのもあるだろうし…
    岸田石破が叩かれているのも
    思惑通りに行ってないか、行かせようとするための
    「脅し」とも取れるし
    思い通りに政策実施したら
    マスゴミアンケートで突然支持率上がりそうで怖いなぁ(棒)

    なつこ

    財務省は恥ずかしくないのか

    今日は思い切ってコメントを差し上げてみます。
    何の不具合か分からないまま、こちらでは投稿は出来ないと諦めて長い時間が過ぎ、その間、ポチっとは欠かさずやっておりました。時折ならば、何らかの誤作動に、かからないのではと考えてもいます。

    それにしても、管理人様のいつも変わらぬ的を射た事象の解説やご賢察に感激するばかりです。
    何より財務省には、日頃より憤懣やるかたない思いでいますので、今日はコメントすることに背中を押しました。

    財務省の「国の信用を守り、希望ある社会を次世代へ引き継ぐ」の言葉はまさに羊頭狗肉、看板に偽りありの最たるものだと、どの口が言えるのかと怒りを新たにします。
    この30年サラリーマンの給与が上がらず、税の負担だけが増えることに何ら責任を取らない集団が、選挙で審判を受ける訳でもなく、20代の前半で国家公務員試験選抜で勝ち取ったその一時をもってして、国家の頂点を極めるとばかりに政治に容喙し掌握し続けることは、不条理この上ないものです。

    増税命で減税をすることは、省益に反し財務省村の出世競争に脱落を意味するものですから、彼らの天狗の鼻は巨大化し、庶民の生活や将来への国家の繁栄など、全く論外なのでしょう。こうした特権意識の突出した頭でっかちの日本人は、歴史上に誇るべき先人を輩出した日本人の子孫とは到底、思えない情けなさです。恥ずかしくはないのが、不思議でなりません。

    オールドメディアが決して、言わない言えない財務省批判を、日本人のサイレントマジョリティーの意見発信の場であるSNSは玉石混淆と言われる中でも貴重な存在です。
    私などはSNSの時代で、優れた発信を受け取ることが出来、学ぶことのきっかけとなり、多いに存在意義があるものだと感謝の限りです。

    • 2024/12/05 (Thu) 09:49
    • REPLY

    エネルギー名無し

    加害者が被害者面する

    パヨク体質を財務省もしっかり継承してますね。

    (名前空欄)

    敵の敵は味方、よって岩盤保守の敵である財務省やメディアに敵対し「つつある」無党派は岩盤保守の味方

    財務省やメディアと無党派に敵対の芽があるか否か?そこが重要だ。

    増税されること、増税に誘導されること
    は無党派の「不利益」じゃね?
    不利益を強いる財務省やメディアと無党派が仲良くできると思います?笑

    無理無理。
    無党派が今だけカネだけ自分だけの弛んだ精神性だとしても、裏を返せば、「今だけカネだけ自分だけ」の条件を満たせば、必死に戦うんだよな?

    正にそれが今だ。
    無党派よ、「今だけカネだけ自分だけのために」財務省やメディアと戦え。我々(保守)と合流だ。

    • 2024/12/05 (Thu) 12:23
    • REPLY

    とらこ

    今年十一月十三日のXの一本が短日の内に「いいね」多数を集めた、と門田隆将氏がご披露しています。それが
     日本という国は
      財務省が景気を悪くし
      外務省は他国に媚び諂い
      農水省が農業水産業を衰退させ
      文科省が嘘の歴史を教え
      厚労省が国民の健康を害し
      環境省が環境を破壊する
     変な国です
    という投稿です。

    各省が起こす問題がそれぞれ別個に報じられるのが常ですのでそのたびに「なにやってんだ!」となりますが、コレだけ一本に見事に纏められると、実に、日本国は変な国だ、と実感いたします。
    官僚がここまでのさばれる環境にしたのは偏に政治屋の所為でしょうね。

    政治家が世の現実とその事歴を学ばず、閣僚の国会答弁が当に担当官僚の手による原稿読みで恬として恥じない紙頼みの連続では、官僚が「我が世の春」を牛耳るのも、人間の欲と思えば致し方ない部分はあるかな、と思います。

    けれど官僚の本分はその気が無くても職能の基本として「公僕」で、公僕への待遇の筈ですから、霞が関官僚が国民の憤慨を誘っている行為は勘違いの越権行為の結果とも言えましょう。
    国民のだれ一人(官僚ご家族以外)彼らの増上慢を許してはいません。
    特に国民に託されたお金を扱う財務省官僚が被害者面をするのは面妖で奇異としか言えませんでしょうね。

    安倍さんが、左巻きにあれだけ謗られながら、時には虚偽を広められながら長期政権を敷けたのは、彼自身の渾身の日々の学びがあったからこそだと、亡くなられた今も感心頻りです。
    中川昭一さんがお亡くなりの後に知った事ですが、睡眠時間を削りに削って資料読みをしておられたと聞きました。自民党に寄贈された彼の膨大な資料は今どう扱われているのでしょうね?
    高市さんの日常もその様です。真の政治家のそうした政治姿勢こそが我々国民の期待を背負えると考えます。

    • 2024/12/05 (Thu) 17:00
    • REPLY

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