朝貢で自ら属国化の道を選択する石破/岩屋の外交を止めよ
5日に靖国神社に参拝したが、例の中共人が放尿し、落書きした石柱周辺は立ち入り禁止になっていた。普段は参拝の記念写真をこの石柱とともに撮る人が散見される場所だが、あの阿呆の暴挙によって、そんな機会も奪われてしまった。あのような行為を許してはならないと思うのは、多くの日本人に共通した感情である。だが、いまの政権にはその思いに応えようとする意志は1ミリも感じられず、ひたすら中共に媚を売り続ける。
その中核に存在するのが岩屋毅外相。Xで「#岩屋毅外務大臣の更迭を求めます」がトレンド入りしている。石破内閣というのは、個人として好意的な興味を持てないこともあるだろうが、極めてに影が薄い。石破の政権奪取のために汗をかいた面々が入閣するという分かり易い人事はあったものの、それぞれの閣僚の存在感は、やはり薄い。そういう周辺状況もあって、岩屋外相の暴走はいっそう際立つ。 私自身、このいち大臣の人事だけをもってしても、石破の責任は辞任に値すると思っている。だから「#岩屋毅外務大臣の更迭を求めます」はどんどんやればいい。
岸田内閣は、バイデン政権の指示のもと、日本が持っていたほぼすべての外交カードを自ら放棄し、南鮮との関係を回復させた。岩屋はそれを、中共にやっている。実際のところ、中共は日本に何も譲っていない。日本の海産物の輸入再開をするとしても、それは中共だけが主張していた根拠なき嫌がらせを解くだけだ。ナンシー・ペロシの訪台に際し、中共は日本のEEZ内にミサイルを着弾させるといいう威嚇行動に出た。中共大使は「日本の民衆を火の中に連れ込む」と言っている。2024年における中共海警局による尖閣周辺の接続水域航行は、355日を数えた。実質的に、台風で航行不可能な日以外、“毎日”来ていたということになる。そんな国に対し、ほぼ何の見返りもないまま、10年の数次ビザを「提供」し、外相の王毅に「日本に来て」と要請する日本政府。「国賊」という表現以外、頭に浮かばない。
台湾で通信用海底ケーブル損傷 中国人7人乗る貨物船関与か、いかり引きずりジグザグ航行(産経)
台湾の北部海域で中国人が乗る貨物船が通信用海底ケーブルを損傷した疑いがあり、海巡署(海上保安庁)は6日、捜査を始めたと発表した。現地メディアが報じた。
海巡署は3日、台湾の通信会社・中華電信から米西海岸とを結ぶ海底ケーブルが損傷したと通報を受け、貨物船を確認した。カメルーン船籍だが、船主は香港の会社で取締役は中国本土に在住。船員7人も全員中国人だ。
海巡署は、貨物船が海底ケーブルを意図的に損傷させた疑いがあるとみている。貨物船は韓国の釜山港に向かったため、韓国当局に捜査協力を要請した。
英紙フィナンシャル・タイムズは、この貨物船が北部海域でジグザグに航行する航跡図を掲載した。台湾当局の話として、いかりを引きずっていたとも報じた。
海底ケーブルは、情報通信を支える重要なインフラだ。バルト海では2023年10月、フィンランド―エストニア間の海底ガスパイプラインとケーブルが損傷。昨年11月にはスウェーデン―リトアニア間と、フィンランド―ドイツ間のケーブルが損傷した。いずれも中国船の関与が疑われている。
日本の左派メディアは、台湾の海巡署の「意図的な妨害行為である可能性も排除できない」というコメントをそのまま垂れ流しているが、これは刺激を抑えたいわゆる政治的な表現だ。「いかりを引きずりながら、ジグザグに航行」するという行為が本当なら、間違いなく意図的だ。「嫌がらせ」のレベルをはるかに超え、実害を与える行為で、中共お得意のサラミ戦術のひとつの形ではないかと思われる。彼らはこの陽動によって、台湾はもとより、日本や米国の出方を見ているはずだ。
昨年末、与那国島の南方の日本のEEZ内に、中共が新たに設置したブイが見つかった。彼らは気象観測が目的で合法だと主張しているが、いくら石破売国政権でも、こんな説明を信じるバカはいないだろう。だが、日本側は中共に撤去を「求める」だけ。中共の自発的撤収を求めているわけだが、台湾併合のための布石であり、潜水艦の航行を偵察するためのブイの撤去を求められ、「はい、わかりました」と応じる国ではない。日本政府には強制撤去しか選択肢がないのだ。最初のブイに関する初動を、岸田内閣が誤ったことが尾を引いている。台湾と日本近海における中共の野放図な行動には、反意も行動で示さなければ何のインパクトもない。
まったく、現在の日本外交は朝貢そのものであり、自ら属国化の道を選択しているとしか思えない。「#岩屋毅外務大臣の更迭を求めます」ももちろん結構なのだが、本質的には石破首相の辞任以外に、この屈辱的な外交を止める抜本的な解決策はない。
いま必要なのは、「石破やめろ」の怒号を官邸と自民党に届けることだ。
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