特別編結婚式NEXT!マジコ-mgico-最終話「みんなの儀式」で最終回(打ち切り?)でも円満終了だと思う!ジャンプ感想2012年31号1
マジコ最終話「みんなの儀式」
展開等々で予感はしていて、覚悟はしてましたが、もう、今回で最終回ですか…。もう1話くらいあるかな?と思っていたら、特別編がNEXT!に掲載!とのことです。私は、増刊も読んでいる方なので、嬉しいところ。8月の増刊は(買うけど)買いですね。
さて、最終回の感想と、連載全体の感想で進めます。最後に、関連記事などを。
最終回の感想
オズ&エキドナとの究極のバトル。展開と過程の問題があると思いますが、ある程度、すっ飛ばしてオッケーだと、私は思っております。最終話なので、ページ数的なモノがあるけど、どのような流れと、そして、結果だけ、凝縮する方法も悪くないです。
諦めないのが魔法使い。良い言葉だ。流れ星と、そこから始まる、みんなの儀式…。最後の決着にまで「儀式」がからんでくるのは、いいな。元気玉が頭に思いましたけど、ちょっと違いますね。そういう方法じゃなくて、結果が後から、追いかけてきた…みたいな。
幸せとは…というものを考えました。2000年という時間、人類に与えた影響を考えると、彼らが生命的に生き残るというのは、許されるモノじゃあないのかも知れませんが…人間の醜さや、世界の仕組みの部分までは、シオン夫妻は救ってない訳で…。
でも、主人公達が、何がなんでも、世界を救えるのか?と言えば、また、別問題で、個人的な理由(ちょっと語弊があるかも知れませんが)が、結果、世界を救うというのも、悪くないと思いました。これから先、世界がどのように変わっていくのかは…想像する部分でしょうか。オズの告白を聞いたセフィロトの面々が、どのように働きかけていくか?など。
余談。
- 人気投票結果。非常にマジメな感じ。作品内容がストレートに読者に伝わっている印象を受けましたよ。
連載全体の感想
マジコは、ミッションクリア型のストーリーだったと思います。最終話を読む限り、エキドナの打倒と、最終儀式が別のゴールであるならば、展開的に、どの時点でも、最終回編に突入できたのでしょう。その辺りを考えると、マイホーム編や、七つの箱編よりも、オズ編に話数を割いて欲しかったと思いますが、全8巻か、全9巻ぐらいの微妙なラインだったのかも知れない。でも、逆に、オズ編のクライマックス感は、ハンパなかったですが…。
ちょっとツッコミの部分では、細かい設定や、ストーリー間のすっ飛ばしなどが気になりました。エマの心臓を狙っている人が、思った程出て来なかったり、後、第一話の王様は、今どうしているか?とか。後、魔法の使用制限と、儀式での補充の関係とか、魔法分類とか、出てきた割には、あんまり効果的に使われてなかったり…。
ストーリー間のすっ飛ばしは、例えば、ガスパさんのその後とか、他の2人の兄弟はどうなったか?が詳しく語られなかったり…が思い浮かびました。7つの箱の創造主のピルサ氏が詳しく語られなかったのは、単純に、話数の問題だろうか???
という風にツッコミも入れられるのですが、例えば、「プラリネの祝福」が、話数的に一気に完結したり、なんというか、面白い要素をガンガンと放り込んでくる感じは、結構、好きでした。読切を読んでいる感覚に近いような…。
なんだかんだ行って、風呂敷を広げてもおさめることができる、面クリア型のストーリーだから、「シオン達の戦いは始まったばかり!」というようなラストにならないで、ちゃんと、円満にストーリーが終了したことは、素晴らしいことだと思いました。
このようなストーリー術は、後世のマンガ連載に良い影響を与えるのじゃないかな。ちゃんと終了させるのは、これから電子書籍がより普及するn(ry、良いストーリーと、そして、最終回でありました。まだ、楽しみは、8月までありますけどね。。。楽しみです。
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「マジコ」に至るまで、最終回まで、7年ほどの月日があったことを考えると、感慨深いです。ジャンプ感想を長くやっているのも、良いかも知れない。
何にしろ、岩本先生、お疲れ様でした。次回作を心待ちにしております。
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