目覚計佑(パジャマな彼女。)や一条楽(ニセコイ)等のジャンプラブコメ主人公にイマイチ好感が持てない件。
まえおき
日々、
週刊少年ジャンプ感想を書いてますが、その中では、できるだけ批判的な、マイナス的なことは書かないようにしています。それを書きだすと、毎週そればっかの感想になって楽しくないからです。昔の感想は、その傾向にありました。
そんな中、記事タイトルにもあるように、最近、始まったジャンプの新連載、ラブコメ作品の男主人公にイマイチ共感出来ないなーと思っていました、だったら、そのことを書いてみようかな?と思いました。
私が好きな恋愛要素がある作品の男性キャラクターを振り返ってみて、その次に、「パジャマな彼女。」の「目覚計佑氏」、「ニセコイ」の「一条楽氏」のことに関して、何故、好感が持てないのか?を書いてみます。オチは、「でも、針栖川哲氏は別格。」という感じにしようと思います。針栖川氏の下の名前は「哲(てつ)」だったんですね。今、調べて知りました(忘れてました)。
私の好きな男性キャラ
恋愛要素のあるマンガで、私の好きな男性キャラは、「花咲ける青少年」の倣立人と、「カードキャプターさくら」の李小狼です。それぞれについて。作品の詳細等々は、引用リンクからどうぞ。
・倣 立人
倣 立人(ファン リーレン)
声 - 森川智之 / 幼少時代 - 井上麻里奈
華僑の大財閥・倣家の若き総帥。幼い頃から倣家の跡取りとして英才教育を受けて育ち、バーンズワースとのパイプ作りのために子供の時に花鹿と引き合わせられた。若くして辣腕を揮うやり手の実業家。知的な美貌をもつ長身の中国人で、外面はいいが内面はひねくれ者。初登場時は19歳。
花咲ける青少年 - Wikipedia
彼に好感が持てる部分は、「自分の気持ちを押し殺すことができる」部分だと思いました。作中の中で、主人公でヒロインを一番長い間思い続けていたのは、彼であり、彼の本心からすれば、辛い役回りだとも思えるのですが、それでも、感情と切り離して、仕事として行えるような。
そして、その思いが、最初から最後までブレないあたりも好感が持てます。
・李 小狼
李 小狼(リ・シャオラン)
声 - くまいもとこ
さくらの同級生。クロウ・リードとは遠戚に当たる李家出身で、強い魔力を持つ。7月13日生まれ。O型。好きな花は牡丹。好きな色は緑。運動神経抜群で、特に武術に秀でている。香港に母親と4人の姉がいる(劇場版第1作目に登場)。クロウカードが世に解き放たれたことを知り、カードを回収するべく香港から友枝小に転入してきた。自分にも他人にも厳しく、無口でクールな反面、極度の照れ屋。
カードキャプターさくらの登場人物 - Wikipedia
登場した頃は、「公式でそれをやるか?」というような状態でしたが、自分の気持ちに気付いてからは、かなり、恋愛感情的には辛い立場になりながら、それでも、「好きな相手のことを考えて」行動できたり、そのために「自分の気持ちを伝えない」というようなことが出来るあたりに好感が持てます。
ちょっと、ジャンプ以外の作品からばかり引っ張ってくるのは、アレなので、ちょっと昔の作品ですが、ラブコメで思い出してみると…。
順菜正太郎(じゅんな しょうたろう)
本作の主人公で、時計坂高校1年A組の男子生徒。素直で真面目な性格。入学式の日に真琴に一目ぼれするが、ヒロミに裸にされて一緒にいるところを真琴に目撃され、ヒロミと愛し合っていると誤解されてしまう。しかし真琴に恋するあまり、ヒロミが部長を務める演劇部に入部する。
ボンボン坂高校演劇部 - Wikipedia
私は、彼のことは好感を持ってます。ラッキースケベやスケベ的なことにも巻き込まれますが、その分、悲惨な目に会いますし、その状況にありながらも、気持ちがブレなかったのが、良かったです。ブレない。これは大事です。
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では最近のジャンプラブコメでは?
・目覚計佑氏
まだ、話数的には(記事を書いている時点で)少ない「パジャマな彼女。」ですが、主人公の計佑氏は、基本的にラッキースケベで進んでいる感じが、ちょっと…。まだ、不明っちゃあ不明なんですけど、音巻まくらさんのことを「好き」な状態から、スタートして、色々と翻弄されるので、あれば、ちょっとは、彼のとらえ方が変わったかな?と。
恋愛的な感情よりも、ラッキースケベ、興奮のドキドキから恋愛に転化していくのは、至極自然な気がするのですが、どうにも、私の好み的には…。物語の進行や設定を考えると、まくらさんのことが好きだったら、始まらない、すぐ終るなので、難しい部分はありますけど…。
後、彼の人間的な魅力というのが、よく分からんです。一応、「良い人」という印象をヒロインから持たれている感じですが、どっちかというと、一条楽氏もそうですが、ヒロインが持っているコンプレックスの隙間にスポっと入る辺りにあるような…。つまり、プラスじゃあなくて、マイナスから見たら、ゼロがプラスみたいに感じるような…。
・一条楽氏
彼の場合は、気持ちがブレている…というか、よく分からん。という感じがします。初回の頃からの疑問だったのですが、「鍵の約束の女の子」と「小野寺さん」は、どっちが好きなんだろうか?と。ブレている…とは違うのですが、どうなんだろうか?と、今でも思います。
例えば、「絶対に鍵の女の子を探してやる!それ以外の女の子のことは好きにならない!」というような誓を立てている上で、小野寺さんの方に気持ちが寄っていくとか、桐崎さんの方に揺れるとか、鶫さんにドキドキする…とかでアレば、ちょっと印象が違うのですが、どうにも、「10年前の約束は別口」みたいな印象が、最初からあるような???
好意的に解釈をするなら、「できたら10年前の女の子に会いたいけど、それは現実的に無理よね。」くらいな感じなのかな?と思うのですが、それも、どうにも…。後は、ラッキースケベに遭遇しまくったり、何気ない言葉で、鶫さんを翻弄させたりが、どうにも…。
・まとめてみると
結局、色んな女の子にフラグを立てまくる主人公というのが、そもそも、好きじゃない…というような気がします。嫌いと言ってしまうと、作品を楽しむ余地を自分から塞いでしまうので、そうは思いませんけど、どうにも好感が持てない理由が見えてきました。
色んな可愛い女の子にフラグを立てる、何気ない一言で好感を与える、つまり、主人公は普通の少年、そういうのは、一つの作品ジャンルになってきている気がしますが…ちょっと深く(重く)考えると、そういうのも、世の恋愛思想に関わってきているのかな…と思ったり、思わなかったり。
針栖川哲氏は別格
差て。オチです。
ちょっと前に連載が終った「鏡の国の針栖川」の針栖川氏も、ラッキースケベに遭遇し、思いも(盛大に)ブレたのですが、私は、彼に好感を持っています。先ず、里見さんのことを思い続けていたというのがあった上で、松井さんにも気持ちが移った…というのは、劇的でありますし、作品内でも第三者からのフォローが入ってました。松井さんの件に関しては、「松井さんが可哀想過ぎるだろ!」と思わなくもないですが、彼が松井さんのことを好きになったのは、十分理解できると思いました。
また、彼の性格的な欠点(弱点)は、「物事をハッキリさせるよりもヌクヌクしておきたい」という感じだと思うのですが、最終回において、その部分が成長したのも好感の一因です。
まぁ、終了した作品と、まだ初期の作品を比べるのも、どうかと思いますけど、二つの作品が終了する時に、どのように思っているかは、興味深いところです。
参考など
文中で取り上げた作品など。
まぁ、有名な作品ばかりですが。。。
余談群
- この文章を書いていて思い出したのは、「いちご100%以降、ダブルヒロインの作品が苦手になった」ということです。まぁ、それは、東派だったのが、大きな原因なのですが…。
- 好きな男性キャラを思い出した時点で、そら、ダブルヒロインというか、ハーレムタイプの主人公のラブコメには好感・共感できんわ…というのが、途中で分かってしまいました。
- こういうのを書くとファンの人から「なんたる!」と思われる気がするのですが、マンガ感想の一環だと思って貰えれば幸いです。作品自体は、好きで、だから、ジャンプ感想を書いています。
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