劇団『すきっす』参加の稽古場日記8~ボケ封印の失敗、バレンタイン前の失態!
本日は、14:00開始の稽古に、17:00に参加しました。直前まで、大学で論文等々を読んでいました。それで、稽古場に向かう途中に、演出さんらしきバイクが私の自転車を抜いて行きました。稽古場に向かって行きます。
「あれ?おかしいぞ?」
と思いました。どう考えても、演出が3時間も遅れて稽古場に行くなんて、何かあったとしか思えないからです。「理由が理由だったら、俺、きれても良いだろう。」という訳のわからない、覚悟をして、自転車をとめに行くと、演出さんが…。
「どうしたの?」
って、聞くと、事実は小説よりも奇なりとでも言いますか、「バイクで事故って、その事後処理に行っていたために、遅れた。」とのこと…。な、ナニ―――(゚∀゚)―――ッ!!もう、ビックリです。というのも、雪で凍ったアスファルトで転倒したのを前に2回ほど聞いていたので、これで三回目です。ジョセフ・ジョースターのような演出です。
しかし、流石に心配になって…
「大丈夫?運気が下がっているのじゃないのか?近いうちに死ぬのじゃないのか?」
と言いました。マジ、心配です。
そんな事を話しながら、演出と並んで稽古場に向かいました。ここ最近、「稽古場に人が揃わない」という状況が続いてましたが、先日、ミズヲの外部出演も終りましたから、そんな懸念とは別に、「人が集まるのじゃないかな?」となんとなく思っていました。
企画ものじゃよくあるのですよね。初期に、人の集まりが悪くて、初期の終盤くらいに「なんとかせねば!」と思い出したたら、人が集まりだすような…。マーフィーの法則というか…。
で、稽古場に行くと、色々、忙しくてあんま稽古場ではあってなかったタマキ役の女性がいました。うーん。予感の通りに動いております。
でも、なんだかかんだかで、私のシーンは練習できない感じだったので、個人練習をすることにしました。しかも、唯一の読み合わせ相手(演出の女禍さん)が、事故った訳です。
そうそう、今回は、稽古場の楽しいテンションで舞い上がらないように、「ボケ封印」を心がけていたのですが、一瞬にして挫けました。というのも、エロテロリストとリースが筋トレをやっていたのですが、それが昨晩の「フロントミッション5」のムービーシーン、海軍の上官の口汚い罵りを思い出し、そのムービーシーンの台詞を言っていました。
「このクソ虫どもめ!お前達は、さぼれという命令をうけたのか?」
とか、そんな感じで。一緒に、フロントミッション5を見ていたエロテロリストは、ネタに気付いてくれましたが、「ボケ封印」は瞬間的に失敗しました。
でも、まあ、そんなこんなで、個人練習をしていたのですが、リースとエロテロリスト(役名はコフィン)の葬式屋のシーンの稽古をしていたのですが、エロテロリストが考えたネタで苦戦してました。演出さんは完成しても採用、今は、20%と言ってました。
ネタの完成形は見えているのですが、演出さんは、そのネタの必然性を感じていないせいか、「作りこむのは自分達で」って感じです(だと思います)。私が、傍から見ていて、台詞のタイミング、雰囲気の入れ替え、感情の流れ、緊迫感等々、気になったので、色々、アドバイスしました。私、演出もやってましたので、全く、素人ではありません。しかし、演出は久し振りでしたが、結構、分りました。もう、ノリノリです。
しかし、自分が演出をやっていう時に、こんな役者がいたらかなり、嫌なんですけどね。
しかし、現代パート、古代パートとあるのですが、両方の稽古の様子を見ていると、それぞれで重きをおかれている所が違う気がします。
まだ、メイン数は少ないのですが、私の属する古代パートは、エンターテイメント、ネタを重きを置き、「如何に面白く
するか?」ってことを考えている気がするのですが、どうも現代パートの稽古で演出は「キャラクターや感情」の話をしています。駄目だしでも、テンポやタイミング、間の事はあんまり指摘されてないような…?
演出さんの人間性や、シーン練習の雰囲気を考えると、
「今回のお芝居の演出は、頭で理解出来るけど、体感できないのじゃないかな?」
という答えに行き着きました。外身の、調節が少ないからです。まあ、今後、どうなるか、分らないですが今の所の予感です。また、私は、タイミングや間という外部要素の強い演技をすると思うのですが、成立するかな…?自分だけじゃ分らない事もあるし、演出さんはそこに重きをおいて見てくれえるのか…?もっと貪欲に、「ここを見てくれ!」って言うべきか?(うざい役者だ。)
でも、感情面を考えてくれる演出は、外部から作っていく私とは、相性良いのかも知れません。「キャラクターや感情、見せたい事」の話を聞くと納得できる所が多いです。どう、外部と調節していくかですね。
そんなこんなで、ネタを作ったり、関係ないコントを作ったりして、割合楽しく稽古をやりました。
しかし、そんな稽古にも最後に悲劇がありました。今日は13日だったので、バレンタイン直前ネタを終わりのミーティングで披露したのですが、演出さんに全く通じませんでした。
関連記事:
臨戦体勢!バレンタイン対策2006~ネタ根性の葛藤~ 関連記事の最後の方に書いてある「チョコチョコ」の台詞を言った訳です。「チョコっと思ったのでけど、チョコチョコ動きすぎかなー?と…」
全く、バレンタイン直前アピールだという意図が伝わりませんでした。超自爆。そもそも、稽古終了のミーティングで演技の事を話しているのですから、ネタだと分らなくて当然なのかも知れませんが…。導入部分が悪かったか…?ただ、意図を伝えないと、オチないので、ネタばらしをしましたが…、「何、トチ狂ってんだ、このタコスケ」っていう空気になりました。仮に、明日、稽古場にチョコがあったとしても、私は、複雑な心境でしょうね。
実は、この稽古場日記、私のオフラインの知り合いが結構、読んでくれているみたいで、「赤裸々に思った事書きすぎじゃないのか?」「時々、内容が酷い」との意見を貰ったのですが、初期の頃を確認すると、結構、酷かったです。寝る前とかに書いているからですね。ただ、最初はもっとアンチにしようとも思ってました。共演者が読んでいたのでやめましたが。
でも、思った事を書いているのは、いくら客商売だと言えど、個人のブログなので、出来るだけ現実に則して書こうと思ってます。このブログで集客が減ることは、多分、ないでしょうし。綺麗な事だけ書くのは嫌だからです。
というのは、前提で、今日稽古場で、私のバレンタイン自爆とは別に、ちょっと、難しい事が起きました。詳細は書かないのですが、稽古時間が中々合わない役者、比較的長い稽古時間等々で起きた事でした。誰が悪いかと言えば、演出を含めた全員なのでしょうね。
と、詳細を書かない方が、大事件っぽいな…。そんなにたいしたことじゃなくて、ちょっとした心のすれ違いの結果です。
企画モノと言えど、もっともっと、ぶっちゃけて行かないと駄目な気がします。じゃないと、人の心は動きませんし、意識も動かないのだと思います。
稽古は頑張ったのですが、人の意識、企画モノの難しさが噴出した日でした。最年長の私は、頑張って稽古をやって背中で語ろうかと思います。
ブログ村ランキングです!
応援お願いします!
にほんブログ村
↑ジャンプ感想ブログランキングもチェックできます!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
読んで欲しいです!自薦記事。
この記事の前後の記事。
同じカテゴリ内の前後の記事。
そろそろ別のサイトへ→
退出口