こち亀「お待たせ!日暮らしの巻」(秋本治)感想『1964年のオリンピックも反対意見はあったという話』あらすじ+話予想・ジャンプ感想33・34号2021年【ネタバレ注意】
4こちら葛飾区亀有公園前派出所話「お待たせ!日暮らしの巻」(秋本治)
こち亀の登場です。オリンピックイヤーだから。ぶっちゃけ、あんまり、明るいオリンピックにならんと思うのですが、漫画の内容はどうなっているのか?
あらすじ。
日暮らしが行方不明となった。絵崎教授の推測では、時間移動したのじゃないか?と。そこで、ドラム式洗濯機に似たタイムマシンで、1964年の東京に旅立つのであった。
1964年のオリンピックも反対意見はあったという話。
現在のオリンピックムードへの言及はわずかで、前回の東京オリンピックの頃の世相が語られる。当時も批判はあったけど、なんだかんだで開催されたら、開催してよかった…という雰囲気になったそうな。
今回のオリンピックでも、「開催すれば、日本が金メダルをとれば、批判はおさまる」なんて意見があるけど、実際のところ、どうなるんでしょ。
2020年の医療従事者へのフライト。
作品内では、両津が「心打たれた」と言う。東京都民である作者の感想は、私とは立場が違うわけだけど、私はここ数年で№1の偽善だと思ってた。戦闘機飛んでも、コロナ消えないし。
というか、大阪とかには飛んでこなかったし。もう、こち亀は、バリバリの世相風刺などをする漫画じゃなくなったんだな…と。米騒動の時は、めちゃくちゃ政府の減反政策などを批判していたけど。
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総評。
作者の牙が抜けたのか、雑誌の方針が変わったのか?まあ、実質的に日本一の少年マンガ誌で、ばっきばきに政府やオリンピック批判が掲載されたら、それはそれで違うかもしれないから、五輪ネタを扱ったことに意味があるのかもしれない。
ブルーインパルスのくだりも、「それは違うぞ!両津!」と思う人もいるかもしれないし。
前回の感想。
「おーい!元気でいるか!の巻」
今回の読切や、前の読切でも「コロナ」を扱っている。もしも、こち亀の毎週連載が続いていたのなら、今年はずっとコロナ回だったのじゃないか?と思えた。
こち亀「おーい!元気でいるか!の巻」感想『コロナ禍ネタと荒い目の作画』あらすじ・ジャンプ感想3・4号2021年【ネタバレ注意】
読切「破壊された原スープ(遥川潤)」掲載!ジャンプ32号(2021年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
Twitterをざっと読んでみたけど、まあ、荒ぶるツイートってのは、なかったな。当然か。
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