逃げ上手の若君22話「御仏1334」感想『腐乱の処世術と瘴奸の走馬灯』あらすじ+23話予想・ジャンプ感想30号2021年【ネタバレ注意】
8逃げ上手の若君22話「御仏1334」(松井優征)
吹雪VS腐乱のバトルからスタート。実は、征蟻党で一番強い奴。郎党になるってことはないか…?と、少し思います。外道は仲間にならんかな…?
あらすじ。
戦いの中で、腐乱の実力を隠す処世術が語られる。同時に、吹雪は腐乱の剣術の秘密を見抜く。また、時行と瘴奸の戦いも結末に近づいていた。失血の中で、走馬灯のように瘴奸の人生が描かれる。
腐乱の処世術。
本性を表した時に、めちゃくちゃカッコ良かったから、吹雪も苦戦するもんだと思ったけど、そうでもなかった。その腐乱が、セイギ党で一番強かったわけで、シリーズのラストでインフレ化に冷水をぶっかけた。驚異に思わせて、そこまで強い相手でもなかったという感じ。
敵としては驚異ではなかったけど、腐乱の組織の中での生き方というのが描かれて、時代性というのも描かれる。郎党と言いながら、寝返りも込みで立ち回っている。
しかし、セイギ党最強の男が、吹雪(イケメン)の完全なる噛ませ犬と終わった…(´;ω;`)。
瘴奸の走馬灯。
外道100%のハゲ坊主にフォローが入るとは思わなかった。武家に生まれたけど、領地を与えられなかった苦悩と転落人生。回想の中に出てきた楠殿は、今後の重要人物なのでしょう。楠木正成(ではない)。
ハゲに人生を蹂躙された人は多数で、外道に同情するのは難しいが、敵に一撃を加えることもできなく、徐々に失血死していく様子は、物悲しくもある。時行を殺せるもんだと思ってたのだろうけど、手遅れになる前に戦略的撤退ができたなら…。
失血死直前の恍惚もあったのか、仏を否定した男が、仏に救われて逝くというのが、とても良かった。『逃げ上手の若君』が連載開始した頃に、「時代もんだから、人の死をめちゃくちゃ描ける」なんて声もあったけど、まさに、そんな感じだと思う。
鬼心仏刀が完成したが…今後も、色んな『鬼』が、失血死していくのだろうか…!?
次号に続く。次回、VS征蟻党編完結か!?防衛の要所を確保なのか!?
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次回の予想。
防衛成功。ほんまこれ。小笠原の謀略は失敗に終わった。そして、諏訪頼重が未来が見えなくなっていたことも、治るでしょう。むしろ、ちゃんと見えていたまでもある。村の立て直しを行った後で、諏訪大社に戻るでしょう。
逃げ上手の若君23話予想『VS征蟻党編完結か!?防衛の要所を確保なのか!?』「御仏1334」(松井優征)の次回(ジャンプ感想30号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
先週の感想。
21話「出血1334」
吹雪の指南した「鬼心仏刀」が瘴奸に炸裂するが、大した傷ではない。数分のうちに勝負を決めるつもりの瘴奸。外では、コジロウとアヤコが、薙刀男と戦いを繰り広げていたが…。
逃げ上手の若君21話「出血1334」感想『子ども薙刀大人殺しと大鎧失血死地獄』あらすじ+22話予想・ジャンプ感想29号2021年【ネタバレ注意】
失血死で死ぬでしょう。体力が奪われるので速度や攻撃がさらに、鈍くなり、若君からの追加の攻撃も決まって、どんどんと体力が奪われて、朦朧となって動かけなくなったところで、首をハネられるでしょう。
逃げ上手の若君22話予想『瘴奸は死ぬのか?腐乱VS吹雪はどうなったのか!?』「出血1334」(松井優征)の次回(ジャンプ感想29号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
読切「機械仕掛けのアイオライト(瀬川竜)」など掲載!ジャンプ29号(2021年)一言振り返り感想&ヘッドライン。余談。
敵を驚異的に描いて、インフレを加速させたようで、全部キャンセルする技は素晴らしいと思った。適度にキャンセルしないと、超人だらけになるから…。たぶん、武士としては小笠原の方が強かったのでしょう。
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