父島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 01:29 UTC 版)
気候
沖縄と同じく温帯と熱帯の境界域に近いが、沖縄と異なり梅雨の時期がないため年間降水量は沖縄(那覇で約2000ミリ[6])より格段に少ない。このため、沖縄本島(北緯26度00分 - 27度00分)が熱帯雨林気候に近い亜熱帯気候(気候区分上は温暖湿潤気候)なのと異なり、父島の気候は熱帯モンスーン気候に分類される。なお最高気温35℃を超える猛暑日にはなったことが一度もない。
小笠原村父島字西町(父島気象観測所、標高3m)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 26.1 (79) |
25.4 (77.7) |
26.7 (80.1) |
28.4 (83.1) |
30.1 (86.2) |
33.0 (91.4) |
34.1 (93.4) |
33.7 (92.7) |
33.1 (91.6) |
32.1 (89.8) |
30.2 (86.4) |
27.5 (81.5) |
34.1 (93.4) |
平均最高気温 °C (°F) | 20.7 (69.3) |
20.5 (68.9) |
21.7 (71.1) |
23.4 (74.1) |
25.6 (78.1) |
28.5 (83.3) |
30.4 (86.7) |
30.3 (86.5) |
29.9 (85.8) |
28.6 (83.5) |
25.9 (78.6) |
22.7 (72.9) |
25.7 (78.3) |
日平均気温 °C (°F) | 18.5 (65.3) |
18.1 (64.6) |
19.3 (66.7) |
21.1 (70) |
23.4 (74.1) |
26.2 (79.2) |
27.7 (81.9) |
28.0 (82.4) |
27.7 (81.9) |
26.4 (79.5) |
23.8 (74.8) |
20.6 (69.1) |
23.4 (74.1) |
平均最低気温 °C (°F) | 15.8 (60.4) |
15.4 (59.7) |
16.8 (62.2) |
18.8 (65.8) |
21.4 (70.5) |
24.4 (75.9) |
25.6 (78.1) |
26.1 (79) |
25.7 (78.3) |
24.4 (75.9) |
21.6 (70.9) |
18.2 (64.8) |
21.2 (70.2) |
最低気温記録 °C (°F) | 8.9 (48) |
7.8 (46) |
9.2 (48.6) |
10.7 (51.3) |
13.9 (57) |
17.7 (63.9) |
20.8 (69.4) |
22.2 (72) |
19.6 (67.3) |
17.2 (63) |
13.2 (55.8) |
10.8 (51.4) |
7.8 (46) |
降水量 mm (inch) | 63.6 (2.504) |
51.6 (2.031) |
75.8 (2.984) |
113.3 (4.461) |
151.9 (5.98) |
111.8 (4.402) |
79.5 (3.13) |
123.3 (4.854) |
144.2 (5.677) |
141.7 (5.579) |
136.1 (5.358) |
103.3 (4.067) |
1,296.1 (51.028) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 11.0 | 8.5 | 9.8 | 10.0 | 11.8 | 8.8 | 8.6 | 11.3 | 13.4 | 13.7 | 12.0 | 11.2 | 130.2 |
% 湿度 | 66 | 68 | 72 | 79 | 84 | 86 | 82 | 82 | 82 | 81 | 76 | 70 | 78 |
平均月間日照時間 | 131.3 | 138.3 | 159.2 | 148.3 | 151.8 | 205.6 | 246.8 | 213.7 | 197.7 | 173.2 | 139.1 | 125.3 | 2,030.6 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1968年-現在)[7][8] |
- ^ a b c d e 石津祐介 (2018年1月17日). “小笠原空港、いよいよ実現か 航空会社はどこで、どんな飛行機が飛ぶのか” 2021年11月7日閲覧。
- ^ “有事の核持ち込み、日米が小笠原返還時に秘密協定”. 日本経済新聞. (18 Feburary 2011) 29 Feburary 2024閲覧。
- ^ 「小笠原を南海の楽園に 観光柱に振興計画」『朝日新聞』1978年(昭和53年)4月6日朝刊、13版、21面
- ^ “島民悲願の小笠原航空路 道遠く 工法、環境配慮、航空機選定 課題山積”. 産経新聞 (2022年11月25日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b “支庁の案内 > 管内概要”. 東京都小笠原支庁. 2020年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月18日閲覧。
- ^ “沖縄本島地方の気候-沖縄気象台”. www.jma-net.go.jp. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2021年6月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2021年6月閲覧。
- ^ “天皇陛下海軍演習御覧の節小笠原及奄美大島へ行幸の件”. アジア歴史資料センター. 2020年8月9日閲覧。
- ^ a b “ブッシュ元アメリカ大統領が来島される”. 小笠原村役場. (2002年7月1日) 2017年5月1日閲覧。
- ^ “首相が硫黄島と父島訪問…遺骨収容加速の考え”. 読売新聞 (読売新聞社). (2013年4月14日). オリジナルの2013年4月17日時点におけるアーカイブ。 2021年11月7日閲覧。
- ^ a b c “小笠原航空路の検討状況について” (pdf). 東京都 (2020年12月22日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ “脅威増す外来種(3)小笠原や沖縄の生態系乱す”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2018年6月10日) 2019年4月8日閲覧。
- ^ “脅威増す外来種(4)在来カタツムリ 絶滅の危機”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2018年6月17日) 2019年4月8日閲覧。
- ^ “大神山神社(小笠原・父島)|東京 島めぐり神社めぐり”. tosho.tokyo-jinjacho.or.jp. 2023年11月24日閲覧。
- ^ “小笠原聖ジョージ教会 – 日本聖公会東京教区”. 2023年11月24日閲覧。
- ^ “父島のお寺 行行寺 小笠原諸島 gyogyoji”. gyogyoji. 2023年12月15日閲覧。
父島と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- >> 「父島」を含む用語の索引
- 父島のページへのリンク