きた‐いおうとう〔‐いわうタウ〕【北硫黄島】
北硫黄島
読み方:キタイオウジマ(kitaioujima), キタイオウトウ(kitaioutou)
別名 サン・アレッサンドロ島(San Alessandro)
北硫黄島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 10:23 UTC 版)
北硫黄島(きたいおうとう)とは、小笠原諸島の火山列島の一部をなし、後述する噴火浅根を火山体とした頂上部分が海上に出た火山島である。東京都小笠原村に属するが現在は無人。欧名はサン・アレキサンドロ島。
注釈
出典
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北硫黄島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 09:19 UTC 版)
北硫黄島は標高792メートルの榊ヶ峰を始め、中央部に標高500メートルを越える山地があり、南硫黄島とともに典型的な雲霧帯の形成が見られる。戦前に人が居住した歴史はあるが、戦後は無人島状態が続いているために自然の植生が比較的良く保たれている貴重な環境である。 しかし島内には人間の活動によって持ち込まれたクマネズミの繁殖が見られ、戦前、繁殖が確認されていたクロウミツバメはクマネズミの影響で繁殖が行われなくなった可能性が高いとされている。また他の島々ほどは多くないものの、外来種である植物の分布拡大が確認されており、自然環境の保全がやはり今後の課題となっている。
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