音便とは? わかりやすく解説

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おん‐びん【音便】

読み方:おんびん

国語学での用語。発音上の便宜により、語中語尾の音が他の音に変化すること。音声上は、音韻脱落転化挿入などによる現象イ音便ウ音便撥音便促音便4種がある。


音便

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 17:12 UTC 版)

音便(おんびん)とは、日本語歴史上において、発音の便宜によって語中・語末で起こった連音変化のことをいう。国語史・音韻論形態論的に多様な現象を含んでいる。




「音便」の続きの解説一覧

音便

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 23:39 UTC 版)

ケセン語」の記事における「音便」の解説

山浦は、ケセン語において以下の4通りの子音の発音変化を音便として定義しており、音便化が生じた子音直後に音便記号としてアポストロフィー「'」を表記する促音便 音便化した語末の子音の直後無声子音から始まる単語が続く場合無声子音長子音として発音するkar' te [katte](刈って) Kúr' kod' tar. [kʉkkotta](来るだろう) なお、音便とは異なるものの、長子音から始まる一部接語においても、同様に語頭アポストロフィー表記する事で長子音表現を行うものがある。'kiri [kkɨrɨ](~きり) 發音便 音便化した語末の子音の直後有声子音から始まる単語が続く場合有声子音直前に[ɴ]を挿入する。yom' de [joɴde](読んで) kǔr' ması [kʉɴmasɨ](来ます連声音便 音便化した語末の子音の直後母音から始まる単語が続く場合フランス語におけるリエゾン同様に、音便化した子音文字通りに発音するig' ár' tar [ɨgatta](良かった) Dǎr' dar' e? [daɴdare](誰だい?) 子音脱落音便 語中の子音が音便化した場合その子音を発音せず、その前後母音続けて発音する。この場合も、二重母音として発音変化する場合はこれに従う。 ug̃og'i de[ʉŋoɨde](動いてkagdar [kɛəda](書いた

※この「音便」の解説は、「ケセン語」の解説の一部です。
「音便」を含む「ケセン語」の記事については、「ケセン語」の概要を参照ください。

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「音便」の例文・使い方・用例・文例

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