牡鹿半島とは? わかりやすく解説

おしか‐はんとう〔をしかハンタウ〕【牡鹿半島】

読み方:おしかはんとう

宮城県東部太平洋突き出る半島リアス式海岸で、漁港多く先端にある属島金華山の沖は好漁場


牡鹿半島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/30 06:41 UTC 版)

牡鹿半島のランドサット衛星写真。スペースシャトル標高データ使用。
牡鹿半島
牡鹿半島の位置
手前から網地島、牡鹿半島、金華山
仙台城天守台 (宮城県仙台市青葉区) からの遠望 (2004年)。仙台湾を挟んでかすかに見える山並みが牡鹿半島。

牡鹿半島(おしかはんとう)は、宮城県北東部にあって、太平洋に向かって南東に突きだした半島。同半島周辺の島嶼群は牡鹿諸島と呼ばれる。

地理

三陸海岸の最南端に位置する。古くは遠島とも呼ばれた[1]。西に石巻湾を抱き、東は太平洋に面する。半島の西付け根に万石浦がある。先端は黒崎。半島全域に渡って丘陵性であり、最高点は光山(445m)である。海岸は典型的なリアス式海岸となっており、南から黒潮が上がってくるために、冬でも比較的温暖で、雪もあまり積もらない[2]。半島沿岸部は、カキわかめホタテホヤ養殖が盛んである[2][3]。中心地は、半島先端の石巻市鮎川地区。黒崎の東に金華山瀬戸を挟んで金華山と呼ばれる島がある。海岸部の多くが三陸復興国立公園に指定されている。

2011年に起きた東北地方太平洋沖地震東日本大震災)で、地震前に比べて半島が東南東に約 5.3 m移動し、約 1.2 m沈下した(国土地理院調べ)[4]

行政地域

交通

道路

産業

観光

関連項目

参考文献

出典

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  1. ^ 平凡社地方資料センター 1998, p. 639.
  2. ^ a b 牡鹿半島”. JAPAN WEB MAGAZINE. 2021年2月22日閲覧。
  3. ^ 三陸漁場の紹介”. 三陸岩手わかめ物語. 2021年2月22日閲覧。
  4. ^ 宮城・牡鹿半島が5.3メートル移動 地殻変動、東南東に”. 日本経済新聞. 2011年3月20日閲覧。
  5. ^ 被災海水浴場、再生へ 白浜と十八成浜”. 河北新報オンラインニュース (2014年10月3日). 2015年3月23日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年5月22日閲覧。
  6. ^ 震災前と震災後の被災地比較写真~記録としての写真の重要性
  7. ^ “おしかホエールランド復活 9年4カ月ぶり 震災で全壊、施設一新”. 河北新報ONLINE NEWS. (2020年7月23日). https://kahoku.news/articles/20200723kho000000082000c.html 2021年4月16日閲覧。 

外部リンク

座標: 北緯38度21分 東経141度29分 / 北緯38.350度 東経141.483度 / 38.350; 141.483


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