機械・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/11 07:38 UTC 版)
公式サイトより。 VF-9 グリフォン A-MAXが開発した次世代VFで、VF-7SV(ストライク・ワイバーン)をベースに設計され、VF-7SVに準ずるスペックを持ちながら、VF-7SVでは不可能だったクルーズモードまで変形が可能になっている。両肩にマウントされている盾は、VFに初めて採用されたコンフォームド・アレイ・アーマー・システム(適合個別装甲システム)と呼ばれる、内部に超伝導コイルを持つ専用アーマー。これは標準的なプラズマフィールド制御用コイルを内蔵した適度な大きさの装甲板やその破片を磁場によってアーマーベースに固定するもので、戦闘で破損した盾を現地調達できる装甲板の破片で補修することも、状況に合わせて減増厚することも可能となっている。 HVF-8B アベンジャー A-MAXが開発した現用標準HVF。地上部隊の中核となる機体で、HVFの例に乗っ取り、VFであるグリフォンよりも大型となっている。設計的に余裕を持たせているため、兵器の追加などを行いやすく、用途に合わせて多数のバリエーションが存在する。 HVF-8BC アベンジャー・コマンダー HVF-8Bの指揮・情報機能を強化したタイプで、運動性能を上げて火器性能を上げる改造が施されている。センサー、アンテナが増設された頭部の形状から、通称インディアンヘッドと呼ばれている。 HVF-8BS アベンジャー・ストライク HVF-8Bのガンナーシートを潰して現地改修キットを組み込み、ボディ組み込みの200mmガンランチャーに操作系のワンマンオペレーションを組み込んだ機体で、コマンダーバージョンとは逆に火器の性能を上げることを重点としている。瞬間火力には秀でるがその分耐久性を犠牲にしている。 HVF-8BA アベンジャー・アーティラリー 長距離砲による後方支援攻撃のための砲兵機で、大出力の火器を組み込むことを前提にしているために、運動性は大幅に犠牲になっている。パワーユニットを前部ボディに増設し、ショルダーターレットをタイプ5から超大型マウントの接続も可能なタイプ6に変更して、標準状態で超大型のビーム砲を2門装備している。 LVF-4D バイパー AVT社とGM(General Motors)社の合併プロジェクトから生まれたLVFのベストセラー機。VFで初めてホバリングユニットを実用化し、高い機動性と運動性を誇る傑作機。ただしホバリング機能の搭載のために切りつめた設計をおこない、コクピット内は身動きできないほど狭い。火器装備も最小限で長時間の作戦に向かないなど、小型・軽量故の限界も見せている。 LVF-5C ミラン・カスタム マリアがユーロテック社のLVFミランをベースに改造を重ねて作り上げた機体。装甲の加工、フレームの改造などは「AMC」の修理セクション(通称C-Works)が行っているが、内部の改造、細部調整にはマリアの手がかなり入っており、ほとんど原型を留めていないフルカスタムのオリジナルLVFとなっている。内部には空きスペースがなく、コクピットは人型にくりぬいてあるような感じになっていてマリアは冗談で「乗るんじゃなくて着るんだ」と言っている。 パワードスーツ 着込むタイプの簡易戦闘服。宇宙服のような作業着でもあり科学者など非戦闘員でも扱えるが、標準装備での武器はなく人間サイズなので、VFのような高い戦闘力はない。バックパックブースターにより短距離飛行ができる。サイズが決まっており、ラウツェンのような大男には着れない。また対衝撃装備も皆無な為、衝突しただけでも乗員に致命傷が及ぶ。 RZ-02 AMCの極秘作戦に用いられる隠蔽工作用アンドロイド。自我を持ち人間そっくりにできており見分けがつかず、内部潜入して対象を処分する。人工皮膚下に内蔵型ビーム兵器を持ち、立体映像投影装置も備え付けられているが、処理スペースの関係か飲食はできない。 No.369 メイビル博士が研究していた細菌兵器。空気感染し、感染すると咳や風邪のような症状が出て徐々に体を蝕み、肉体が腐敗して死亡する。さらに死後に発病する事でゾンビのような理性の無い怪物と化してしまう。 月面で採取されるルナ・ティアーズはこの細菌を急速に成長促進させる効果があり、所持しているとすぐに発病するようになる。尚、メアリーとフランシスはNo.369の抗体カプセルを持っており、完璧ではないが発病前であれば保菌者の体内の繁殖を抑えられる。(姉妹が基地内にいたのに発病しなかったのもその為) AMC上層部は細菌の感染者を特定して世界支配の為の軍事兵器に利用しようとこの情報を渡さなかった為、後手に回ったHAMLET内部のルナ・ティアーズ採掘作業員などが次々に発病してしまった。 進化系No.369 流出したNo.369がネズミや家畜などに感染し、分裂融合を繰り返し肥大化して怪物と化したもの。メイビル博士を取り込んだ際、その知能と同時に意識まで徐々に取り込んでおり、博士の復讐心で動いている。その為、さらったフランシスを襲わなかったり、彼女と意思疎通を取れたりしている。ただし進化段階であり知性は有しておらず、感染を拡大する為に霧状に細菌を散布したり、分裂・再融合する事で状況に対応した進化しようとする。フランシスは土の中の微生物により細菌を分解する酵素を生み出し、この怪物への特効アンプルを培養している。 その後、進化を繰り返したことで知性を得て喋れるようにまでなり、完全にメイビル博士そのものとなって中枢端末コンピューターを乗っ取りHAMLETをも支配した。その意識は嬉々として残忍にAMCメンバーの虐殺を楽しんでいる。また、最初に自身を撃退したジムを「ジム君」と呼び付け狙い、精神攻撃の為にスマイリーを生前の知性を保たせて復活させ差し向けた。尚、高熱の炎に弱いことが“ある偶然”によって判明する。
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