押韻
押韻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:00 UTC 版)
近体詩では偶数句末で押韻するのが原則である。ただし、七言詩の場合は、第1句においても押韻するのが通常である。押韻に用いられる韻は、唐代のものであり、宋以後もこれに拠った。後に平水韻として整理されたものがそれである。 また、通常、韻字には平声の字を用い、換韻は行わない(一韻到底)。 先に挙げた例を用いれば、杜甫の「春望」においては、深(シン)、心(シン)、金(キン)、簪(シン)が押韻字であり、李白の「峨眉山月歌」においては、秋(シュウ)、流(リュウ)、州(シュウ)が押韻字である。 詳細は押韻、平水韻を参照すること。
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「押韻」の例文・使い方・用例・文例
- 二重韻, 女性韻 《motion と notion のように 2 音節の押韻》.
- 単韻, 男性韻 《disdain と complain のように最後の 1 音節のみの押韻》.
- 押韻(おういん)詩.
- 押韻韻二行連句.
- 押韻(おういん)語辞典.
- ワイフ(妻)はストライフ(争い)と押韻する
- 押韻を構成する
- 押韻詩
- 帽子(ロンドン訛りの押韻俗語:『しっぺ返し』は、『帽子』と押韻する)
- 2つの押韻二行連句を含み、有名人に言及する機知に富む風刺的詩
- 押韻構成のある14の行でなる詩の形体
- abbaabbaという押韻形式の八行連句の後にcdecdeまたはcdcdcdという押韻形式の六行連句が続くソネット
- 3つの四行連から成り、abab cdcd efef ggという押韻形式の短長格の五歩格がある二行連句で終わるソネット
- 3つの四行連から成り、abab bcbd cdcd eeという押韻形式の短長格の五歩格がある二行連句で終わるソネット
- ababという押韻形式の短長格の五歩格の四行連
- 短長格の五歩格の8行があり、abab bcbc cという押韻形式があるアレキサンダー格で終わる連
- 『ended(終わって)』と『blended(混合された)』は二重押韻を形成する
- 言葉を押韻語または押韻表現に置き換え、それから一般的に押韻の要素を省略する俗語
- ロンドン子の押韻俗語
- 子供のための押韻詩の物語
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