おざき‐こうよう〔をざきコウエフ〕【尾崎紅葉】
尾崎紅葉 おざき こうよう
東京生まれ。作家、俳人。帝国大学中退。明治18年(1885)大学予備門在学中、山田美妙らと硯友社を結成し、機関誌『我楽多文庫』を発行。22年(1889)『二人比丘尼色懺悔』が出世作となり、同年読売新聞社に入社。以後同紙に『伽羅枕』(1890)、『多情多恨』(1896)などの作品を発表する。30年(1897)に開始された『金色夜叉』の連載は人気を博したが、病没で未完に終った。泉鏡花など多数の門弟の育成・指導にもつとめた。
- 著作等(近代デジタルライブラリー収載)
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- 新著百種 第1号 吉岡書籍店, 1889.4 <YDM300812>
- 新著百種 第3号 吉岡書籍店, 1889.6 <YDM300814>
- 初時雨 / 尾崎紅葉著 昌盛堂, 明22.12 (小説群芳 ; 第1) <YDM94969>
- 風流京人形 / 尾崎紅葉著 好吟会, 明22.9 (新著叢詞 ; 第1号) <YDM95173>
- 記者列伝 上巻 / 大屋専五郎編 春陽堂, 1889 <YDM4204>
- 紅葉叢書 第1巻(南無阿弥陀仏) / 尾崎紅葉著 駸々堂, 明23.1 <YDM93674>
- 此ぬし / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明23.9 <YDM93762>
- 新桃花扇・巴波川 / 紅葉山人著 吉岡書籍店, 1890 (新著百種 ; 号外) <YDM94166>
- 紅鹿子 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明23.10 <YDM95282>
- 伽羅枕 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明24.10 <YDM93433>
- 夏小袖 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明25.9 <YDM94756>
- 二人女 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明25.2 <YDM94830>
- 裸美人 / 尾崎紅葉著 進化閣, 明25.9 <YDM95709>
- 三人妻 前,後編. [1], [2] / こうえふ著 春陽堂, 明26 <YDM310394>
- をとこ心 前編 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明26.10 <YDM93074>
- 恋の病 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明26.5 <YDM93630>
- 片靨 / 尾崎紅葉, 小栗風葉著 春陽堂, 明27.12 <YDM93299>
- 心の闇 行水 / 尾崎紅葉, 川上眉山著 春陽堂, 明27.5 <YDM93705>
- 袖時雨 / 尾崎紅葉著 駸々堂, 明27.1 <YDM94346>
- 隣の女 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明27.6 <YDM94727>
- 紫 琴 / 尾崎紅葉, 江見水蔭著 春陽堂, 明27.8 <YDM95502>
- 不言不語 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明28.6 <YDM92916>
- 五調子 / 尾崎紅葉編 春陽堂, 明28.12 <YDM93724>
- なにがし / 尾崎紅葉, 泉鏡花著 春陽堂, 明28.4 <YDM94764>
- やまと昭君 / 尾崎徳太郎(紅葉山人)著 吉岡書籍, 明28.8 <YDM301229>
- 青葡萄 / 尾崎紅葉(徳太郎)著 春陽堂, 明29.10 <YDM92739>
- 俳諧名家選 / 十千万堂紅葉編 春陽堂, 1896 <YDM87387>
- 冷熱 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明29.4 <YDM95743>
- 西洋娘形気 / 尾崎紅葉述 ; 柳川春葉(専之)記 春陽堂, 明30.11 (春陽文庫 ; 第6編) <YDM101120>
- 黄櫨匂 / 尾崎紅葉編 春陽堂, 明31.1 <YDM94953>
- 仇浪 / 尾崎紅葉著 文禄堂, 明34.6 <YDM92789>
- 寒牡丹 / 長田秋濤, 尾崎紅葉著 春陽堂, 明34 <YDM93381>
- 東西短慮の刃 / 尾崎紅葉述 春陽堂, 明35.1 <YDM94642>
- 草もみぢ / 尾崎紅葉著 ; 尾崎夏彦編 富山房, 明36.11 <YDM93521>
- 金色夜叉. [1], [2], [3], [4], [5] / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明31-36 <YDM93789>
- 芝肴 / 尾崎紅葉著 エックス倶楽部, 明36.1 <YDM93960>
- 鐘楼守. [1], [2] / ヴィクトル・ユゴオ著 ; 尾崎紅葉訳 早稲田大学出版部, 明36.12 (文学叢書) <YDM101071>
- 煙霞療養 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明37.11 <YDM95987>
- 紅葉山人俳句集 / 瀬川疎山(喜助)編 帝都社, 明37.3 <YDM87014>
- 紅葉全集. [1], [2], [3], [4], [5], [6] / 尾崎紅葉著 博文館, 明37 <YDM93673>
- 病骨録 / 尾崎紅葉著 ; 巌谷小波編 文禄堂, 明37.3 <YDM96241>
- 金色夜叉 / 尾崎紅葉原著 ; 小栗風葉増補脚色 春陽堂, 明38.6 <YDM88858>
- 西鶴文粋. [1], [2], [3] / 井原西鶴著 ; 幸田露伴, 尾崎紅葉編 春陽堂, 明36-38 <YDM89343>
- 紅葉句帳 / 星野麦人編 文禄堂, 明40.4 <YDM87013>
- 心中船 / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明40.6 <YDM94143>
- 恋の山賤 / 尾崎紅葉著 ; 石橋思案編 梁江堂, 明41.10 <YDM93631>
- 十千万堂日録 / 尾崎紅葉著 左久良書房, 明41.10 <YDM96199>
- 紅葉遺文 / 星野麦人(仙吉), 篠山吟葉編 隆文館, 明43.1 <YDM96056>
- 紅葉集. [1], [2], [3], [4] / 尾崎紅葉著 春陽堂, 明42-43 <YDM93672>
- 紅葉短冊帖 / 尾崎紅葉書 ; 斎藤松洲編 春陽堂, 明43.10 <YDM70884>
- 紅葉遺稿 / 尾崎紅葉著 博信堂, 明44.4 <YDM96055>
- 金色夜叉絵巻 / 尾崎紅葉原著 ; 鏑木清方編画 . 2版 春陽堂, 明45.2 <YDM93791>
(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております。掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)
尾崎紅葉
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:19 UTC 版)
1902年(明治35年)5月の尾崎紅葉の日記で、当時の豆相鉄道の記述があり、「汽車を見るに軽微にして粗鹵(ソロ)、其(そ)の来るや狸の化けたる者の如く、煙突の小なるむしろ噴飯すべし、車六輛を列ねて軒輊(ケンチ)して去る」との記述がある。
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