刺客達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:30 UTC 版)
「すすめ!!ダイナマン」の記事における「刺客達」の解説
邪魔星からダイナマン達を倒すため送られた、悪の宇宙人達。 シャドーマン 邪魔星からの刺客第1号。白夜星出身。針を影に刺すことで相手を動けなくする技「妖術影縛り」を使える。女性の下着でダイナマンをおびき寄せて影縛りで動けなくする事に成功したが、下着の持ち主がおばさんだった事が判明して怒ったダイナマンに影縛りを破られ倒された。その後、邪魔星に逃げ帰り、皇帝の部下にダイナマンが女に弱い事を報告した。 マダムーン 刺客第2号。S88星雲一の美人と言われ、ダイナマンが美人に弱いという理由で選ばれた。得意技の妖魔術「時空落とし」で重力を自由に操れる。ダイナマンにとどめを刺す際に自分の顔を見せるが、S88星雲の美的感覚は他の星とは反対だったため(即ち醜い顔をしている)、怒ったダイナマンに術を破られ倒された。その後、邪魔星に帰還した。名前の由来は「マダム」。 ガメツイン 刺客第3号。S88星雲一の賞金稼ぎ。その名の通り金にがめつい性格。首にがま口を提げ、背中にそろばんを背負っている。そろばんを地面に突き刺すことで大地に根を張るものなら何でも操ることが出来る。自ら地球に行くと皇帝の部下に志願し、報酬として300万マニーを要求したが通らず、交通費さえも出なかった。ガンダマン達と手を組みダイナマンを捕まえたが、逆にダイナマンに500円で雇われてガンダマン達を裏切った。それまで金を得るためには、賞金稼ぎしかないと思っていたが、ダイナマンと話し合った末、賞金稼ぎを辞めて地球に残り、とある会社の経理部に就職した。そのため邪魔星では裏切り者扱いされ、サトリーンの抹殺の対象に入れられていた。刺客で唯一ダイナマンと親交を深めた人物。 サトリーン 刺客第4号。相手の心が読める上、持っている杖で太陽の光を増幅させ、光線として発射できる強敵。ダイナマンを追い詰めたがエッチな事に耐性がないという弱点があり、トドメを刺す前にダイナマンのエッチな妄想を読んでしまい、大量の鼻血を出し、貧血を起こして倒れた。名前の由来は妖怪の覚。 カワリーン 刺客第5号。通称「邪魔変身カワリーン」。ダイナマンに変身して悪事を行って評判を下げようとしたが、失敗に終わった。その姿はよく見れば一目で判りそうだが気付かれなかった。その後ダイナマンと対峙し、攻撃出来ないよう内田ゆりに変身するが、ポスターの写真でしか見ていなかったので、頭しか変わっておらず、結局何も出来ないまま倒されて終わった。本当の姿も不明。 バブルーン 刺客第6号。蟹のような顔をしている。どんな事をしても割れないシャボン玉「邪ボン玉」を出して相手を閉じ込めることができる。ガンダマン達やダイナマンを閉じ込めたが「邪ボン玉は水に弱い」という事に気付かれ、おしっこをかけられて割られてしまう。しかし3人が内輪揉めしている間に再び閉じ込めた。同じ話で下ネタを2度は出来ない3人をからかって笑ったが、雨が降ってきたため形勢逆転し、3人に袋叩きにされる。最後に水にも強い邪ボン玉を出すが、それで自分自身を囲ってしまい窒息する。 イカズチーン 刺客第7号。雷を操る事ができる。背中から撃たれても、爆破されてもすぐ立ち上がる。不死身と思われたが、実はアヤツリーンが操るただの人形だった。名前の由来は「雷(イカズチ)」。アヤツリーン 本当の邪魔星からの刺客第7号。正体は野菜のような見た目をしており、本人はその事を気にしている。アヤツリーン自身は雲に変装してイカズチーンを操っていた。稲妻の形をしたステッキで雷を出せるが、爆破された時に壊れてしまう。妖魔術「マリオネット」でガンダマンを操り発砲させたが、彼の命中率の低さを知っていた2人はまったく怯まず、そのまま2人に攻撃され倒された。 ダマシーン 刺客第8号。王様のいとこの孫を騙り、3人に近づいた。ダイナマンら3人をこき使い、挙句の果てに3人に決闘をさせ同士打ちを狙ったが、本物の王様が地球にやって来たために正体が露呈。その後は自分の手で始末しようとしたが、抑圧の代償により3人に必殺技を出す前に瞬殺された。 コギャルーン 刺客第9号。マダムーンの妹で見かけは普通の女子高生。自分の目を見た者を虜にする「魅了眼」という技を持ち、ガンダマンや一般市民を操るも、ダイナマンには効かなかった。最後はダイナマンに術をかけるも効き過ぎてしまい、抱きついてきた際、とっさに「自爆しろ」と言ってしまい、一緒に爆発で吹き飛び泣き帰った。マダムーンのことは「お姉」と呼ぶ。名前の由来は「コギャル」。 コーリーン 刺客第10号。何でも凍らせる事ができる。手始めに夏バテしているガンダマン達を凍らせた。その後、スイカを食べていたダイナマンと対峙。爆弾を凍らせてダイナマンを追い詰めるが、スイカにかけていた塩で凍ったガンダマン達と手がくっ付いてしまい、術を出せなくなり、まとめて爆弾で吹っ飛ばされた。作者曰く、後姿が描きづらいらしい。 ゴロニャーン 刺客第11号。ガンダマン達と同じぐらいの大きさのネコ型宇宙人で猫の習性を持っている。「妖魔術新真空爪」という真空の刃を飛ばす技を持つ。ガンダマン達をやっつけた後、ダイナマンにかわいがられるが、正気に戻りダイナマンを攻撃。ダメージを与えたが、その時ダイナマンが落とした爆弾にじゃれついてしまい、爆発した。 クワガターン 刺客第12号。クワガタ虫のような宇宙人。登場して早々、自己紹介の間も無く、ローズマリーンの乗ってきた宇宙船の下敷きになって潰されてしまう。その後ダイナマン達に爆破され、ターバンの身代わりにローズマリーンに差し出されてしまった。 エカキーン 刺客第13号。描いた絵に命を吹き込む事ができる。「へのへの1号、2号」という、見かけは下手な絵で弱そうだが意外と強い落書きを生み出した。その落書きはダイナマンに爆破されるが、いくらでも生み出す事が出来るため、ダイナマンが疲れるまで粘ろうとした。しかし、ターバン達にそそのかされて強そうな悪魔を描こうとし、絵を描くのに集中して油断した隙に爆破された。 エルドラドーン 刺客第14号。口から吐く息で何でも黄金に変えてしまう。道路工事のバイトをしていたガンダマン達にいつも通り攻撃を仕掛けて、持っていたつるはしを黄金に変えたが、売りに行かれて無視された。その後ダイナマンと対峙し、爆弾を黄金に変えて追い詰めるも、大金に目がくらんだガンダマン達に割って入られ、怯んだところを倒された。名前の由来は黄金の都エル・ドラード。 パパラッチーン 刺客第15号。相手を写真に写し、その写真に何かをすると、写された相手にも同じ事が起こるという呪いの様な技を持つ。ダイナマンを写したが、写した瞬間ガンダマン達と共に爆発した(ガンダマン達の写真を撮っていたため)。写真を撮ることは出来たが、投げた爆弾で肝心のダイナマンが一切写っておらず、無念のまま力尽きた。名前の由来はパパラッチ。 モノノフーン 刺客第16号。手が剣になる。「数々の刺客を退けてきたダイナマンしか興味がない」と、ガンダマン達をザコ呼ばわりした。その後、ガンダマン達にダイナマンを呼びに行かせたが、ダイナマンが高熱を出しており、まともに攻撃できなかったため、怒って皆殺しにしようとした。ガンダマン達がダイナマンに代わって投げる爆弾を斬って防ぐも、ガンダマン達にダイナマンごと大量に爆弾を一気に投げつけられ、防ぎ切れず2人の非情さに敗れた。一応、2人が初めて倒した刺客となる。名前の由来は「武士(もののふ)」。 サーベルーン&ガードーン 刺客第17・18号。サーベルーンはサーベルの姿をしていて、本人いわく何でも切り裂く事が出来るらしい。自分を所持した者を操る事が出来、サーベルをモノノフーンに壊され武器を失ったターバンに憑り付いた。ガードーンは盾を前に装備し、2枚刃の剣を持った宇宙人。本人いわく、壊せる物は無い。サーベルーンはガンダマンを、ガードーンはダイナマンをそれぞれ襲っていたが、その最中、互いに対面する。その時、ガンダマンにそそのかされ、どっちが強いか勝負をする事に。その結果サーベルーンは粉々に砕け散り、ガードーンは盾を破壊され、ターバン共々爆破された。ちなみにガードーン本人自体は特に特徴のない宇宙人だった。2人の元ネタは矛盾。 ウラシマーン 刺客第19号。左手から出る煙で相手を老けさせてしまう。ダイナマンを老人にし爆弾を投げられないようにしたが、笑っている隙にゲートボールの要領で爆弾を転がされ、あっけなく爆破され敗れた。その後ガンダマン達に取り押さえられて、術を解かされて星に逃げ帰った。モデルは浦島太郎 ウエスターン 刺客第20号。邪魔星の2丁拳銃の殺し屋。西部劇に出てくるガンマンのような姿をしている。ダイナマンを倒すためではなく、ガンダマンとの決闘が目的でやって来た。ガンダマンと早撃ち勝負をしたが、両者共に早いだけで腕は五分五分で非常に悪かった。そのため、開始早々ダイナマンに二人共爆破されて終わった。名前の由来はウエスタン。 メイドーン 刺客第21号。邪魔星の死神で最後に送られてきた刺客。武器として大ガマを持っているものの、動きが非常に遅く、あっさりダイナマンに爆破された。しかし倒された後にドロドロの液体状になり、中にダイナマン達を引きずり込んだ。本当の目的は3人を真っ暗闇の「黒の世界」に閉じ込める事だった。しかし頭だけになってしまっていたので、文字通り手も足も出ずターバンに元の世界に戻る方法を白状させられた。ちなみに戻る方法は、元の世界に戻りたい気持ちを強く念じる事。名前の由来は「冥土」。
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