アイリスオーヤマ/関西初の飲料水製造拠点「舞鶴工場」26年竣工
2024年10月17日 15:58 / 経営
アイリスオーヤマは10月17日、関西地域初となる飲料水の生産・物流拠点「アイリスオーヤマ 舞鶴工場」の新設を発表した。
同日、京都府舞鶴市の高野由里工場用地の土地を取得し、「舞鶴工場」を新設するため、京都府舞鶴市と進出協定を締結している。合わせて、全国各地で災害が発生した際の支援体制を強化するため、第八管区海上保安本部、海上自衛隊舞鶴地方隊、京都府、舞鶴市の各者と防災協定を締結した。
工場の竣工予定時期は2026年半ばの予定。関西圏初の飲料水の製造物流拠点として天然水の生産設備を導入することで、発災時でも、関西圏を中心とした西日本の各地に飲料水などの物資を迅速かつ円滑に提供できる体制を構築できるという。
加えて、工場が稼働することで、京都府内を中心に約80名の雇用の創出を図る。
アイリスオーヤマは、2030年までに食品事業の売上高1000億円を目標に、今後も食品工場の生産設備増設を計画していく。生活必需品の安定的な供給体制を構築することで、経済活性のみならず雇用の創出による地域社会への貢献も行う。
■アイリスオーヤマ 舞鶴工場
所在地:京都府舞鶴市字高野由里小字石ヶ坪96
総投資額:140億円
生産品目:天然水、炭酸水
新規雇用人数:約80名
竣工日(予定):2026年半ば
敷地面積:5万2713m2
■アイリスオーヤマの関連記事
アイリスオーヤマ/佐賀でパックご飯生産、食品事業2030年に売上1000億円目標
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。