ふかや花園アウトレット/フードホールでLINE活用の座席予約システム実証実験
2024年12月10日 14:00 / IT・システム
三菱地所・サイモンとイッツ・コミュニケーションズは12月7日、埼玉県深谷市の「ふかや花園プレミアム・アウトレット」で、LINEを活用したイッツコムの予約・決済システム「Connected Space Share」の実証実験を開始した。
Connected Space Shareは、ユーザーのモバイル端末から人を介さず、対象スペースの予約~決済をオールインワンで行うことができるソリューション。
「LINE公式アカウント」を活用するため、新たなアプリをダウンロードする必要がない。
ふかや花園プレミアム・アウトレットのフードホール「フードロッジ」は、約800席を備え、12の多彩な店舗を集積している。
今回、12月7日~2025年3月30日の土日祝と12月28日~1月3日の合計43日間、6テーブル24席(うち3テーブルはソファ席)を対象に、1時間あたり税込880円で座席予約ができる。
これまで、土日祝や繁忙期などの混雑時には、座席探しに手間がかかりグループで席が離れ離れになったり、ゆっくりと食事ができないなど課題があった。
実証実験では、フードホール内の一部座席を対象にシステムを導入し、事前に座席を予約する事で、混雑時に空席を探すことなく快適に食事ができる。また、混雑時のフードホールの利便性向上確認と、お客の満足度調査も実施する。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。