<1>ヴェルドロ(京都5R新馬戦・12時10分発走)
今年、京都芝で行われた2歳新馬戦では、高野厩舎が【2・1・2・3】の好成績。複勝率は62・5%という高率で、回収率は単複ともに300%を超えている。
同じく、騎手では鮫島駿騎手が【3・0・2・8】で複勝率38・5%と好成績だ。
高野厩舎所属で、鮫島駿騎手が騎乗するヴェルドロを推奨する。きょうだい3頭は芝コースで勝利を挙げており、その中の1頭は21年スプリングS勝ちのヴィクティファルス。中間は坂路で入念に調整されており、初戦からの好勝負に期待したい。
<2>ロードフォアエース(京都12RカウントダウンS・16時05分発走)
20年以降の京都芝1200メートルでは、岩田望騎手が【4・4・5・25】の好成績。勝利数では8勝の武豊騎手、7勝の坂井騎手に次いで3位タイの成績を残す。
同じく種牡馬では、ロードカナロア産駒が【9・3・3・52】でダントツの勝利数を記録している。
岩田望騎手が騎乗するカナロア産駒ロードフォアエースを推奨する。ここまで全成績【3・5・0・1】で、芝では4戦して連対を外していない。現在の3勝クラスでもここ2走連続2着とすでにめど。今週の追い切りではCウッドでラスト1ハロン11秒3をマークしており、久々の一戦でも好走可能とみた。
<3>テウメッサ(中山12RファイナルS・16時25分発走)
20年以降の中山芝外回り1600メートルでは、戸崎騎手が【21・22・19・96】で、勝利数はルメール騎手、横山武騎手に次いで3位。
同じく、母父馬ではキングカメハメハが17勝を挙げ、ディープインパクトに続く2位の成績を挙げる。
戸崎騎手騎乗で、母父キンカメのテウメッサを狙う。昇級戦の前走は、4角12番手から上がり最速の末脚で逃げ粘る相手を差し切った。春には桜花賞で0秒6差の9着と健闘した素質馬。4カ月ぶりの一戦となるが、3連勝で2024年のJRA“最終レース”を飾るはずだ。
【先週土曜の結果】
<1>ダノンマッキンリー
京都11R阪神C 11着(5番人気)
<2>シリアルノヴェル
中山11RグレイトフルS 15着(7番人気)
<3>>リラボニート
京都12R 3着(2番人気)
◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。