スキップしてメイン コンテンツに移動

些細な日常

ラベル(老い)が付いた投稿を表示しています

すべて表示

田原総一朗の朝食に見習う健康寿命の延ばし方

イメージ

テレビの三十年以上も続く長寿番組、 朝まで生テレビ! の司会でお馴染みのジャーナリストの 田原総一朗 は1934年生まれで、来年、九十歳になるけれども非常に元気に働いている。日本は世界の最長寿国だけれども普通に過ごせる老人は必ずしも突出して多くなくて健康寿命はそんなに長くないといわれる。田原総一朗の社会や政治の様々な問題に舌鋒鋭く切り込む朝まで生テレビ!などの老いても昔と変わらないほどの活躍振りは目を瞠るものがあると驚く。 どうしてなのか。彼の健康寿命の秘訣に迫るような朝食の動画を見付けて面白いと思った。観るや引き込まれて時間を忘れるくらい良い。 田原総一朗が朝食を食べる動画 【田原総一朗】30年ほぼ変わらない朝ごはん「バターは厚く」は妻の遺言 30年以上同じメニュー! 田原総一朗の朝食とモーニングルーティン【田原総一朗の生態密着シリーズ】 田原総一朗の朝食とモーニングルーティンその2 田原総一朗が朝食を自…

坂本龍一の政治的な主張を加速した環境

イメージ

今年は癌闘病の影響で一時間のコンサートも難しくなって来たと聞いたばかりの音楽家の 坂本龍一 が亡くなった。早いと驚いたし、ひょっとしたらもう長くないと分かっていて黙っていたんだろうと癌闘病の大変さを思い知らされる。 坂本龍一 — energy flow|Warner Music Japan この前、 彼の音楽の素晴らしさ について取り上げたけれども今此処で改めて聴いてみたいというと energy flow が良いかも知れない。坂本龍一が個人で出した楽曲では百五十五万以上の大ヒットを記録して世間に最も良く知られることになったと思う。人々の疲れを癒すという感じだから死に際しては鎮魂歌のような趣きもある。 振り返るとずっと疑問に感じていたことがあったので、ブログに取り上げて明らかにしたい。 坂本龍一の政治的な主張とは何だったのか Ryuich Sakamoto by KAB America / CC BY ある頃、坂…

年を取るとか筋肉が少ないときに筋力トレーニングの筋肉痛が遅れてやって来るのはなぜか

イメージ

夏の暑さに注意して 健康と能力の向上の膝屈伸 などの筋力トレーニングを中止せざるを得なかった。やっと気温が下がって来たので、約一ヵ月振りに再開することにした。やらない間に筋肉が減って弱くなっているから少しずつ分量を増やさなくては危ないと考えて膝屈伸だけを昼と夜に百回ずつからやり始めた。 中止する直前は膝屈伸だけならば一日千回でも楽勝なくらい脚の筋肉は増していたので、暫くやらなくてもそんなに減らないと思ったけど、何もしないときから、百回、やるよりは辛くないのは確かだったものの途中で少し休まなくてはならない程度には衰えていた。 しかし筋肉痛が直ぐに来たのが驚きだった。日頃の運動が少なかったり、特に老化現象の一つで、年を取って筋力が落ち易くなるほどに筋力トレーニングの筋肉痛は何日も遅れてやって来ると今まで感じていた。数日後ではなく、膝屈伸の最中から筋肉痛が来たのは以前に鍛えた筋肉がまだ多めに残っていた…

谷川俊太郎の詩人なんて呼ばれてはすんなり感涙できる現代詩の心の故郷だ

イメージ

谷川俊太郎 の 詩人なんて呼ばれて の詩の朗読を聞いてみたらとても良いと素直に認められた。 谷川俊太郎さん朗読『詩人なんて呼ばれて』|webSHINCHOSHA 感じ入れば不意に泣けて来るような人生の尊い有り難みが表現されていてこんなにすんなり感涙できる、いい換えれば物凄く分かり易い現代詩が詠めるのかとちょっとびっくりさせられるくらい上手い。印象上、谷川俊太郎の詩に昔からあったような気がしたけれども調べてみると、全然、そうではなくて新作の書き下ろしだった。 昨年の秋の2017年10月31日に発表されたばかりの 詩人なんて呼ばれて (同一タイトルの談話集の一部に収められた詩)という。本人は1931年12月15日生まれの八十五歳だったわけで、老いて尚も詩人として素晴らしく進化しているのを称えたくなる。そして新しく好みに合って来た言葉遣いは個人的にも嬉しいかぎりだ。 端的にいって心の故郷が歌われているのが堪らな…

チャカ・カーンのI'm Every Womanは命の輝きの爽やかなR&Bだ

イメージ

1973年にファンクバンドの ルーファス のボーカルとしてデビューした チャカ・カーン がソロ活動を開始した1978年のデビュー曲に発表したのが I'm Every Woman だった。今から振り返ると四十年前の音楽だけれどもちっとも古びない感じがして改めて良いと思う。 Chaka Khan - I'm Every Woman on Jimmy Kimmel|Chaka Khan R&B(リズムアンドブルース)の楽曲では比較的に珍しくて爽やかな印象を与える。クールなソウルとしては ブランニューヘヴィーズの Never Stop や ジャミロクワイの Virtual Insanity のようなシャズファンクの乗りが好きな一曲だ。お洒落な心地良さというか、または気持ちから捉えると和やかな楽しさが際立っている。総じて素敵な音楽だろう。 久々に聴いたチャカ・カーンの動画はアメリカの Jimmy Kimm…

梅沢富美男の「まだまだ現役」(RIZAP)が耳に残るのは優しい心根のせいだった

イメージ

テレビのCMで「まだまだ現役」と聞いて物凄く力強いというか、元気が漲り溢れる声色に誰なのか、何の商品なのかと気を引かれて言葉が耳に残ったのを驚いたんだ。 僕は目が悪くて画面が殆ど見えないので、部屋で遠めに遠めに置かれたテレビの新しい番組やCMは直ぐに出演者を把握できない場合も少なくない。 最初は別に良いやと特に知らないままに済ませようとしていたけど、しかし耳に残った「まだまだ現役」に何回か繰り返して接しているうちに本当に知っておきたいと感じた。 CMの出だしからBGMが特徴的だったので、この曲が流れ始めたら来るなと待ち構えていたら、あるとき、ついにテレビに近付いて 梅沢富美男 の RIZAP (ライザップ):完全個室のプライベートジムのCMだと分かって嬉しかった。 梅沢富美男は人生の波に乗っているようだ 梅沢富美男、12.9キロの減量に成功 RIZAP新TVCM「梅沢富美男 銭湯」篇&メイキング映像|or…

初夢が悪夢だから逆夢として好運を得る

イメージ

正月の朝にどんな夢を見て起きるかは気になる。何も見ない年が多いけれども何年かに一度は経験する。初夢は正月の三が日が一般的で、一月の一日と二日と三日に見られる。縁起が良いのは一富士二鷹三茄子といわれるけれども個人的に一度もない。正月の朝にかぎらず、富士山も鷹も茄子も普段から夢に出て来た例はないし、見るには縁遠いといわざるを得ない。一生に一度でも経験すれば好運ではないだろうか。 今年は悪夢で目覚めた In a dark and creepy house by Herm / Pixabay 一月一日の最初の朝から縁起が悪そうだ。悪夢は全て不吉とはかぎらないので、逆夢として捉えたい。新年を明るく迎えるためには目覚めが縁起の良い正夢でなくても構わないだろう。見るのは厳しいながら縁起の悪い逆夢は同じくらい人生に期待させてくれる。日々、注意を呼びかけたり、厄払いの効果もあってどんな不吉も非現実的に引き取って…

大隈重信は人生百二十五歳説を唱える大器晩成の早稲田大学の総長で日本の総理大臣だった

イメージ

本当に知らなかったというか、テレビで知恵泉の【 大隈重信 自分は変えられる 50代からの愛され術 】を観て驚いた。 Waseda University by Kakidai / CC BY-SA 大隈重信 は早稲田大学の創設者として有名だ。調べると精確には前身の東京専門学校の創設者なんだ。その後、日本の私立大学では最も早い段階で、 大学令 に基づいて早稲田大学に移行した。初代の総長に大隈重信が就任していたけど、歴史上、直接の早稲田大学の創設者というわけではなかったと覚えた。 早稲田大学の前身は、1882(明治15)年10月21日に創設された「東京専門学校」です。 創立者・大隈重信の別邸が東京府南豊島郡早稲田村にあり、また校舎が同郡戸塚村にあったことから「早稲田学校」「戸塚学校」とも呼ばれていましたが、最終的には「東京専門学校」と名付けられました。 1892年頃には、専門学校の別名として「早稲田学校」と呼ばれ…

葛飾北斎の神奈川沖浪裏の知る思いと高齢化社会の人生

イメージ

江戸時代の日本の浮世絵師を代表する存在の一人、 葛飾北斎 の富士山を題材とした優れた名作の 富嶽三十六景 の中で最も印象深い一枚の浮世絵(木版画)が 神奈川沖浪裏 だと感じる。 葛飾北斎が七十歳くらいで描いた 神奈川県沖波裏 Behind the Great Wave at Kanagawa by Hokusai Katsushika / Public domain 一度、見たら容易に忘れないというと些細な日常で発覚したのは二回目の気持ちで、古代エジプトの至宝: ツタンカーメンの黄金のマスク 以来の美しさへの著しく謎めいた驚きなんだ。 それぞれを比較すると作品の素材が違うし、創作のジャンルも同じではないのは明らかで、共通するのが何といっても芸術的な衝撃の一言に尽きる。 葛飾北斎の 神奈川沖浪裏 は瞬く間に目を引くツタンカーメンの黄金のマスクの余りに鮮やか過ぎるほどの色彩感覚を持たないけれども全てが静かに胸に迫るところが…

天使的な人に振られるなんて最悪の嫌な夢を見させられてもう殆ど眠れなかった

イメージ

前日に【セカンドライフの快眠法】( あしたも晴れ!人生レシピ )を観て年を取ると人は良く眠れなくなり、六十五歳以上では嫌な夢を見て飛び起きるように殆ど眠れない夜を過ごすのも珍しくないと知ったせいか。 まだ老け込んでないにも拘わらず、中高年と同じになって五時間半しか眠れずに真夜中も真夜中の四時起きを強いられてしまった。 直ぐに又眠れるかと、十数分、目を閉じていたけれども無理だと部屋の明かりを付けて珈琲を飲んで早過ぎる一日を始めると決めた。 睡眠恐怖症と睡眠障害は避けるに越さない 眠れないのに長々と眠ろうとするのは良くないらしい。すなわち不眠恐怖症に陥ってさらに酷く眠れなくなるせいだ。睡眠には心理的な要因が大きい。 僕は眠れなければ翌日に眠くて良く眠れると期待して早く起きても納得する場合が多い。 皆も同じかも知れないけど、しかしスケジュールで翌日以降の眠りが期待外れに阻害されると危さそうだ。 睡眠障害に陥り兼…

プロスタサイクリンが血管を柔らかくするストレッチ

イメージ

朝、良く立ち上がって上半身を左右にゆっくり曲げるようなストレッチをする。運動が健康に役立つのは筋力と成長ホルモンとβエンドルフィンの三つが思い当たるわけで、筋力は血行を高めるし、成長ホルモンは疲労の回復、臓器の修復、免疫の向上などがあるし、βエンドルフィンも免疫の向上といわれている。しかしながらストレッチにも興味深い作用が見付かってプロスタサイクリンと呼ばれる血管を柔らかくする成分が出て来るらしい。運動でも同じなんだけど、やる暇が余りなかったりするからストレッチだけでもせめてやらないよりはずっと益しなのではないかと感じているんだ。 プロスタサイクリンは血管を柔らかくするのが実に素晴らしい 年を取ると水道のホースくらいだった血管がガスのホースくらい固くなり、弾力を失って様々な病気の元になってしまう。所謂、動脈硬化を進めないためにもコレステロールを増やさない、とりわけ悪玉コレステロールを抑えるの…