SHIKINEN SENGU
写真で綴る遷宮諸祭
式年遷宮は、二十年に⼀度、正殿を始めとする殿舎と
第62回の遷宮祭も、平成17年の山口祭から始まり、諸々のお祭りと行事を重ねられ、その間には地元の神領民と全国から集まった特別神領民による
ここでは遷宮諸祭を「御神木のお祭り」、「社殿建築のお祭り」、「神遷しのお祭り」の三篇に分けてその道のりを紹介し、第62回神宮式年遷宮の感動を伝えます。
⼭⼝祭〜御⽊曳⾏事
平成17年5月⼭⼝祭
御杣山は時代とともに変遷し、現在は木曽(長野県・岐阜県)に定められていますが、山口祭は現在でも神路山、高倉山の山麓で行われます。
平成17年5月木本祭
御正殿の御床下に奉建する
平成17年6月御杣始祭
御用材を木曽の
最初に
平成17年6月御樋代木
奉曳式
伊勢に到着した御用材は、内宮・外宮とも古式のままに神域へ曳き入れられます。
平成17年9月御船代祭
御樋代をお納めする器である「御船代」の御用材を伐採するお祭りです。内宮と外宮の宮域内に設けられた
平成18年4月御木曳初式
御杣山より伐り出された御用材を、内宮と外宮の両宮に曳き入れる伝統行事です。揃いの衣装を着た神領民が、木遣歌も勇ましく奉仕します。両正宮や別宮の
平成18年4月木造始祭
御造営の作業を始めるに際し、作業の安全を祈るお祭りです。
平成18年5月〜7月御木曳行事
(第一次)
神領民と全国の崇敬者により、御用材を古式のままに両宮域内へ曳き入れる盛大な行事です。内宮は五十鈴川を
平成18年5月仮御樋代木
伐採式
「
平成19年5月〜7月御木曳行事
(第二次)
御木曳行事は地元の神領民の誇りとして奉仕されます。御遷宮に奉仕できる数少ない行事として神領民に加えて全国からも多くの特別神領民が御用材を奉曳し、伊勢の町は活気に満ち溢れました。
鎮地祭〜後鎮祭
平成20年4月鎮地祭
新宮を建てる新御敷地で行われる最初のお祭りです。造営作業の安全を祈り
平成21年11月宇治橋渡
始式
内宮の入口に架かる宇治橋は、遷宮の度に架け替えが行われ、古式ゆかしく渡り始めが行われます。「
平成24年3月立柱祭
御正殿の建築はじめに際し、
平成24年3月御形祭
御正殿の東西の妻の束柱に円形の
平成24年3月上棟祭
御正殿に
平成24年5月檐付祭
御正殿の御屋根の
平成24年7月甍祭
御正殿の
平成25年7月〜8月御白石持
行事
神領民が新宮に御白石を奉献する行事です。全国から7万人の特別神領民も伊勢に集い、五十鈴川と伊勢街道には、木遣歌と「エンヤ―!」の掛け声がひびきます。
平成25年9月御戸祭
御正殿の御扉を立てるお祭りで、扉に
平成25年9月御船代
奉納式
御神体のお鎮まりになる「
平成25年9月洗清
新殿の竣功にあたり殿内と殿外を洗い清める儀式です。
平成25年9月心御柱奉建
平成25年9月杵築祭
新殿の竣功を祝し、
平成25年10月後鎮祭
新宮の竣功に際し、御正殿の床下に
御装束神宝読合〜御神楽
平成25年10月御装束神宝
読合
天皇陛下より大御神に献ぜられる御装束神宝を、新宮の四丈殿において、
平成25年10月川原大祓
平成25年10月御飾
遷御当日、新調された御装束で殿内を装飾し、大御神にお遷りいただく準備をする儀式です。
平成25年10月遷御
大御神が本殿から新殿へとお遷りになる式年遷宮の中核をなすお祭りです。100名をこえる奉仕員は
平成25年10月大御饌
平成25年10月奉幣
古くは「
平成25年10月古物渡
古殿内の神宝類を新宮の西宝殿に移す儀式です。大御神がお遷りになった後の古殿は昨日までと違った雰囲気が漂っています。
平成25年10月御神楽御饌
御神楽を執り行うに先立ち、大御神に
平成25年10月御神楽
新宮の四丈殿において、天皇陛下がお