たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

投資詐欺の手口を知り、安心安全な資産運用をするということ

投資詐欺は後を絶たないが、避けることは可能 投資詐欺は後を絶ちませんね。今後も無くなることはないでしょう。実際、blogを始めてからよく相談を受けます。「こういう案件で話があるのですが、どうでしょうか」というわけです。 だいたいダメです。中には…

一括投資と分散投資はどちらが良いのか

分散投資のメリットデメリット 分散投資はよく聞く言葉ですが、2つの意味があります。 対象の分散 時間の分散 前者は投資するものに対しての分散です。後者は、期間の分散、つまり時間の分散を指します。 いずれも分散させると、元本割れの危険性や相場のう…

キャピタルゲインを求めるのか、インカムを求めるのか

キャピタルゲインとインカム狙いの投資 キャピタルゲインは値上がり益です。 インカムは利回り収入です。 両方取れる株式が一番です。しかし、米国株の場合はこの役割が比較的クッキリと別れています。一般的に、成長株は配当を成長の原資とするために配当を…

将来を考えると、投資信託とETFの積み立てはどちらが良いのか

投資信託とETFの積み立てはどちらが将来設計に向いているのか 投資信託と東証上場ETFはどちらが良いのかというのはよく話題になりますね。S&P500などがそうです。 投資信託は分配金再投資のため、インカムが出ません。他方で東証上場ETFはインカムが出ます。…

高配当株投資はありか、なしか。永遠のテーマを改めて考える

高配当投資はありか、なしか。 日米株問わず、高配当投資は人気がありますね。 人気なのは投資信託などと違い、株数を減らさずに、永久機関のごとく配当をもらえるイメージがあるからでしょう。永遠に金の卵を産み続けるアセットというのは多くないのです。 …

高属性ビジネスパーソンは投資に注力すべきかせざるべきか

高属性ビジネスパーソンは投資に注力すべきかせざるべきか 平均年収はばらつきが大きいですね。稼ぐ人は数千万、数億という人もいます。一方で日本人の平均年収は400万少々ですね。中央値を見るべきか、平均値を見るべきか、いずれにしても差が大きいのは事…

インカムゲイン一辺倒からの方針転換を考える

インカムを目的とした投資とキャピタルゲインを目的とした投資 インカムを目的とした投資は、セミリタイアや老後の年金補完と相性が良く、人気があります。SPYDやHDV、VYMといったETFが代表格です。構成銘柄に偏りがあるSPYDは比較的分配金の変動が激しいで…

非正規雇用労働からの将来設計、資産運用術

正規雇用と非正規雇用のメリットデメリット 正規雇用者のメリットは安定と昇給です。逆に言うと、この2つが担保されない正規雇用者はメリットが大きく薄れていることになります。 非正規雇用のメリットは雇用時間がはっきりしていることと、責任が重すぎな…

地方公務員の押さえておきたい節税×投資術

地方公務員の押さえておきたい節税×投資術 地方公務員の方は、財形貯蓄や住宅貸付、地方公務員共済積み立てなど恵まれた制度が多いので、しっかり押さえて資産運用していきたいですね。 特に財形貯蓄はネットでは「要らない」という意見も多いですが、種類と…

ハイパーインフレーションと株式・不動産・外貨の関係

ハイパーインフレが起きたらどうなるのか、という議論 日本円の信認が無くなり、ハイパーインフレが起きたらどうするのかという議論は良くされますね。その論拠としては、1000兆円を超える国債が1つの有力なところになっています。 国債を実質チャラに…

確定利益、確定損とポートフォリオの組み換え

ポートフォリオの組み換えで生じる確定利益、売却損 投資を始めたばかりだと、考え方が定まらず、軌道修正に迫られることがありますね。それは悪いことではありません。いつも流行りに飛び乗るのはパフォーマンスを下げますが、株式指数の場合はある程度過去…

新NISAとは。新NISAつみたて投資枠、成長投資枠と旧NISAの徹底比較

新NISAとは。新NISAつみたて投資枠、成長投資枠と旧NISAの徹底比較 令和5年度の与党税制改正大綱が発表され、2024年からNISA制度が大幅にリニューアルされることになりました。 こちらの表がわかりやすいと思います。とりあえず「新NISA」と呼ぶことにします…

ドル建て養老保険を解約し、老後に備えた資産運用をしたい

ドル建て養老保険を解約して資産運用をする 保険は使いようであることは事実ですね。私も、もちろん入っています。一方で、保険で資産運用をしていくのは違いますね。運用は投資信託やETF、あるいは株式などで行うのが基本です。 さて、今回はおやんちゃな保…

【初めての投資】投資初心者さんが気をつけることとは

【初めての投資】投資初心者さんが気を付けることとは 紙媒体のメディアさんからインタビューを受ける機会が立て続けにありました。共通するのが、「投資初心者さんに向けての媒体・記事である」ということです。各社1時間に及ぶインタビューでしたが、さす…

児童手当と資産運用のやり方、考え方

児童手当とは何か 児童手当の総支給額~第1子・第2子の場合~ 児童手当の総支給額~第3子以上の場合~ 児童手当を子どものために資産運用していきたい 外国税額控除は所得が無いと使えない 児童手当とは何か 児童手当とは、子どもの人数に合わせて行政か…

旦那さんのお小遣い制のやり方、考え方

家計管理のよくある方法、旦那さんのお小遣い制 以下のような家計管理の家庭は多いのではないでしょうか。 妻からもらうお小遣いだけで旦那さんはやりくり 妻の給与を管理+自分の給与も管理 私の友人でもよく見るパターンです。もちろん、夫と妻が逆のパタ…

老後を意識した50代からの資産運用

何歳でも始められる投資である米国株インデックス投資 投資信託や東証上場ETFなど、円で投資できる米国株投資は「誰でもすぐに始められる」という点において優れています。なぜ誰でもすぐに始められるかというと、再現性が高いからです。今回は、老後の資産…

損益通算、「損だし」で税制上のメリットを生かそう

確定申告で行う株式損益通算、「損だし」 株式の損益通算「損だし」は1年の実現損益で考える 配当金も実現損益の1つになる 特定口座でも確定申告をしたほうが良いケース 繰越控除をする場合 複数口座の損益通算をする場合 外国税額控除をする場合 特定口座…

50歳でFIREした後のマイクロ法人をどう考えるか

50歳でFIREという現実的な目標をどう考えるか 50歳でFIREを目指すという人は少なくありません。実は私も早期退職制度を利用しての50歳での退職を考えていました。結局、人生二度なしの思いを断ちがたく、40代前半でFIREをしましたね。 いずれにして…

為替ヘッジあり投資信託やETFのメリットデメリット

為替ヘッジありの投資信託、ETFが注目される背景 2022年のマーケットを象徴する事象が対ドルでの円安です。一時32年ぶりの水準まで円安が進みました。 2022年初は1ドル=115円前後でしたから、1ドル=140円としても約22%ドルが上昇したことになります。一時…

夫婦のどちらかに借金がある場合の家計の考え方

夫婦の家計の基本は別会計がベストだが 夫婦の家計は、いろいろなやり方があります。人によっては妻が会計を握り、夫にはお小遣い制を導入しています。 あるいは、夫婦でお互いに生活費のジャンルを決めて、共同で出し合っています。家賃は夫、食費は妻、こ…

投資と節約のバランスが大事、お金は幸せ引換券

投資と節約は資産形成の両輪、お金は幸せ引換券 投資と節約は資産形成の両輪です。節約は投資の原資になるからです。そこそこ収入があるのに、資産形成ができないタイプの人がいます。それは、以下のことが主な原因であることが多いです。 車 携帯 自宅 外食…

長期投資家が株を売却する時の視点、タイミングは?

長期投資家の株を売却するタイミングは? 10年あるいは20、30年という投資期間を想定している投資家がいます。インデックス投資家のほとんどはそうでしょうし、個別株投資家でも昨今は長く持つ傾向にあります。米国株投資や世界株投資を手掛ける人は、ほとん…

貸株制度による配当金相当額と配当金の違いとは

貸株制度による配当金相当額と配当金の違いを改めて整理する 貸株とは、自分が保有している株式を、証券会社を通じて誰かに貸すことです。第三者に株を貸す対価として、「貸株金利」と呼ばれる利息を受け取ります。貸株金利は証券会社や銘柄によって異なりま…

為替ヘッジあり金融商品がよいのか、為替ヘッジなし金融商品がよいのか

為替ヘッジあり、為替ヘッジなし、通常はヘッジなしがよいが 為替ヘッジありの金融商品がありますね。海外の金融商品は商品そのもののリスクだけでなく、為替のリスクもあります。為替リスクを消すことで、ボラティリティを下げようという商品です。 通常で…

金融商品、特に保険についての基本的な考え方

金融商品の商品力が問われる時代はもうすぐ 米国株あるいは米国株式指数連動のETF・投資信託を通して資産運用をすることを提案しているブログが、「たぱぞうの米国株投資」ということになります。 例外として、生命保険機能がある財形などを推奨することもあ…

学資保険は返戻率など最低限の比較をして選びたい

学資保険の返戻率と強制貯蓄効果をどう考えるか 学資保険の返戻率が低いので、解約か投資か迷います 学資保険は、返戻率など最低限の比較をしたい 学資保険の返戻率と強制貯蓄効果をどう考えるか 日本人の保険好きはよく知られています。これは、もともと安…