空母いぶきを観てきた
※今回の記事にはネタバレが含まれます。
上映前から佐藤浩市の発言が物議をかもして上映前から場外乱闘編を見てきてお腹いっぱい状態になってたが、こないだやっと映画本編を観た。
上映前から百円ハゲ応援団が散々酷評してたので、ガラガラかと思いきや、ほぼ満席で最前列しか空いてなかったので仕方なく空いてる最前列で観たら首が痛くなった。
上映前から一生懸命ノーギャラで宣伝していた百円ハゲ応援団には、謝罪と賠償を要求したいレベルである。
前置きが長くなってしまったが、肝心の映画の感想としては痛快でもないし面白いともいえない内容だったけど、日本の国防についていろいろ考えさせられる映画だった。
まず何が痛快じゃないかといえば、いぶき率いる護衛艦隊は非常事態にも関わらず憲法九条を遵守して防衛しているので、まともに反撃もできないまま防戦していたら、国連軍の援軍がやってきて、形勢不利と見た敵国の東亜連邦の武装集団が去っていったという感じである。
派手な戦闘シーンを期待して観に行ったミリオタが観れば今年のクソ映画オブ・ザ・イヤーに入ることは請け合いかと思うが、自分は映画の内容そのものより、憲法九条があるからクソみたいな悪戦苦闘を強いられる映画しか作れない日本の現状の方がはるかに問題だと思う。
『空母いぶき』は戦闘シーンを楽しむより、自衛隊が実戦で憲法九条を遵守したらどうなるかという思考実験的映画として観た方がいいのではないかと思う。
敢えて辛口の評価にしたが、自分としては映像化された空母いぶきが見れたし『亡国のイージス』よりはイージス艦のドンパチが見れてよかったと思う。
『亡国のイージス』では本物のイージス艦が出てきたのはいいけど、イージス艦浮いてるだけだったし( ;∀;)
いきなり結論から入ってしまったが、百円ハゲ信者が散々叩いていた佐藤浩市演ずる垂水首相は、ストレスに弱くて腹を下しやすいという設定になってたが、映画を観た限りでは別段安倍首相や難病患者を揶揄してるようには見えなかった。
映画を観てもなお、安倍首相と難病患者を揶揄してるとか騒ぐ奴はいっぺん眼医者行った方がいいと思う。
むしろ歴代首相と比べればかなりカッコいいキャラクターになってると思うが、これはこれで「美化しすぎている」と反対方向から叩かれそうである。
西島秀俊演じる主人公の秋津竜太と秋津のライバル的存在でもある佐々木蔵之介演じる新浪副長もキャラとしてはかなりカッコいいと思うが、かわぐちかいじ特有のカッコいい台詞回しをクサくて見てられないというのはだいたいブサメンで喪男のミリオタだと思う。
映画の『空母いぶき』はカッコいい男がいっぱい出てくるので、自分をブサメンで喪男のミリオタだと思う男は絶対観ない方がいいと思う。
芝居がかった台詞回しをカッコいいと見るかクサくて見てられないかと思うのは完全に個人の好みの問題だと思うが、あえて作品名を出してしまうと、自分が芝居がかった台詞回しがクサくて見てられないと思ったのは『ブラックラグーン』だった。
映画の『空母いぶき』では秋津が独身で新浪が既婚者という設定になってたが、役者本人は西島秀俊の方が妻子持ちで佐々木蔵之介の方が独身なので、役とプライベートが逆転している。
西島秀俊に関しては若い頃は背が高いイケメンなのにいまいちパッとしない俳優という感じだったが、この十年でずいぶん人気俳優になったなーと思う。
だからといって同時期に空母いぶきの艦長とホモップルの片割れを主演でやるのは使いまわしにもほどがあるだろこれ。
映画の『空母いぶき』の本田翼の役どころは、『ギララの逆襲』における加藤夏希が演じた新聞記者とほぼ同じ、ことの成り行きを見届けるオブザーバーのような役どころである。
本田翼いらねーというミリオタもいたが、自分が見た限りでは話の構成上、本田翼がいなかったらストーリーが何が何だかわからなくなってたのではないかと思う。
それというのも今から十年程前に観た『亡国のイージス』に女性工作員が出てきたが、彼女は原作では北朝鮮の工作員という設定になってたが、映画では国籍不明となってる上に喉の負傷が元で口もきけないので、彼女が何なのか説明がされないまま映画が終わってしまったという印象だった。
本田翼演じる本多裕子は原作には登場しないオリジナルキャラクターなので、彼女の存在に関しては異論反論もあるが、多少ウザさを感じても話が何が何だかわからなくなるよりはいいのではないかと思う。
そういえば、本田翼いらねーという批判はよく聞くけど、コンビニ店員やってた深川麻衣いらねーという批判は不思議と聞かないな・・・(´・ω・`)
本田翼がいらないなら、深川麻衣はもっといらないと思うけど、男は前に出る女より、控えめの女の方が好きということなのかな。
たしかに本田翼よりも深川麻衣の方が男受けはよさそうだけど、これだから男は・・・(´・ω・`)
映画の『空母いぶき』は戦争映画として観ればクソ映画の誹りは免れないと思うが、いかにして戦争を回避するか悪戦苦闘する映画として観れば腑に落ちる映画である。
前世紀の戦争は勝ち負けにこだわったばかりに多大な犠牲を出して敗戦したが、今世紀の戦争では勝ち負けよりいかに損害を最小限にして争いを終結させるかというの方が重要だと思う。
それにしても『沈黙の艦隊』から30年前からずっとかわぐちかいじの海自マンガをこき下ろしてきたミリオタ連中が、『空母いぶき』が映画化されたら手のひら返して、原作のマンガをほめちぎって映画をこき下ろしていたのはへそで茶が沸くレベルである。
お前ら『空母いぶき』が映画化される前は、散々かわぐちかいじの海自マンガこき下ろしていたじゃん(´・ω・`)
まあ『ジパング』のアニメ第二期を作れというのだけは全面同意するけど(´・ω・`)
ネットの評価を観た限りでは『空母いぶき』は完全に評価が割れてるので、どちらの評価を参考にするかは個人の自由だが、上映前からあれだけ散々酷評されたにも関わらず映画ランキングでトップ3に入るヒットになったのは「悪名は無名に勝る」の証左に他ならないのではないかと思う。
そういえば映画版『空母いぶき』は『亡国のイージス』の原作者の福井晴敏が企画やってるけど、福井がらみの映画はどれもヒットしてるみたいだけど、どれもスッキリ終わったためしがないんだよなー(´・ω・`)
ガンダムUCもガノタから酷評されてたけど、あれもスッキリ終わってるとはいいがたいし・・・(´・ω・`)
ラストの国連軍の援軍が出てくる場面を見て思ったが、チベットも東トルキスタンも国連軍が助けに来なかったから中国に侵略されちゃったんだよなぁ・・・。
そういえば国連は天安門事件30年を迎えた昨日も天安門事件には一切言及せずだんまりだったみたいけど、中国が常任理事国に居座ってる国連はとことんクソッタレだよなー。
日本も台湾もある意味朝鮮戦争で救われたけど、チベットも東トルキスタンも朝鮮戦争のどさくさに紛れて中国に侵略されちゃったことを考えると、日本の繁栄にはチベットと東トルキスタンも犠牲になってるように思えてならない。
おまけ
映画の鑑賞後にミスドで食べた鶏冷麺。美味しいけど量が少ないですね(´・ω・`)
そういえば『亡国のイージス』観た後に『ワーストコンタクト』とかゆう映画観たけど、デビルマンを凌ぐクソ映画だったよなぁ・・・。
自分のなかでは史上最低のクソ映画だと思うけど、単館上映だったせいかクソ映画の俎上にすら上がらないし、ガチのクソ映画って話題にすらならないよなぁ・・・( ^ω^)
今週末か来週にでもゴジラの映画観に行けたら来週はゴジラ映画のレビュー書きたいですね。
それでは今日もおやすみっこ(つ=^ω^=)つニャン
男前が好きで何が悪いッッと思った方はポチっとお願い(つ=^ω^=)つニャンッッ
上映前から佐藤浩市の発言が物議をかもして上映前から場外乱闘編を見てきてお腹いっぱい状態になってたが、こないだやっと映画本編を観た。
上映前から百円ハゲ応援団が散々酷評してたので、ガラガラかと思いきや、ほぼ満席で最前列しか空いてなかったので仕方なく空いてる最前列で観たら首が痛くなった。
上映前から一生懸命ノーギャラで宣伝していた百円ハゲ応援団には、謝罪と賠償を要求したいレベルである。
前置きが長くなってしまったが、肝心の映画の感想としては痛快でもないし面白いともいえない内容だったけど、日本の国防についていろいろ考えさせられる映画だった。
まず何が痛快じゃないかといえば、いぶき率いる護衛艦隊は非常事態にも関わらず憲法九条を遵守して防衛しているので、まともに反撃もできないまま防戦していたら、国連軍の援軍がやってきて、形勢不利と見た敵国の東亜連邦の武装集団が去っていったという感じである。
派手な戦闘シーンを期待して観に行ったミリオタが観れば今年のクソ映画オブ・ザ・イヤーに入ることは請け合いかと思うが、自分は映画の内容そのものより、憲法九条があるからクソみたいな悪戦苦闘を強いられる映画しか作れない日本の現状の方がはるかに問題だと思う。
『空母いぶき』は戦闘シーンを楽しむより、自衛隊が実戦で憲法九条を遵守したらどうなるかという思考実験的映画として観た方がいいのではないかと思う。
敢えて辛口の評価にしたが、自分としては映像化された空母いぶきが見れたし『亡国のイージス』よりはイージス艦のドンパチが見れてよかったと思う。
『亡国のイージス』では本物のイージス艦が出てきたのはいいけど、イージス艦浮いてるだけだったし( ;∀;)
いきなり結論から入ってしまったが、百円ハゲ信者が散々叩いていた佐藤浩市演ずる垂水首相は、ストレスに弱くて腹を下しやすいという設定になってたが、映画を観た限りでは別段安倍首相や難病患者を揶揄してるようには見えなかった。
映画を観てもなお、安倍首相と難病患者を揶揄してるとか騒ぐ奴はいっぺん眼医者行った方がいいと思う。
むしろ歴代首相と比べればかなりカッコいいキャラクターになってると思うが、これはこれで「美化しすぎている」と反対方向から叩かれそうである。
西島秀俊演じる主人公の秋津竜太と秋津のライバル的存在でもある佐々木蔵之介演じる新浪副長もキャラとしてはかなりカッコいいと思うが、かわぐちかいじ特有のカッコいい台詞回しをクサくて見てられないというのはだいたいブサメンで喪男のミリオタだと思う。
映画の『空母いぶき』はカッコいい男がいっぱい出てくるので、自分をブサメンで喪男のミリオタだと思う男は絶対観ない方がいいと思う。
芝居がかった台詞回しをカッコいいと見るかクサくて見てられないかと思うのは完全に個人の好みの問題だと思うが、あえて作品名を出してしまうと、自分が芝居がかった台詞回しがクサくて見てられないと思ったのは『ブラックラグーン』だった。
映画の『空母いぶき』では秋津が独身で新浪が既婚者という設定になってたが、役者本人は西島秀俊の方が妻子持ちで佐々木蔵之介の方が独身なので、役とプライベートが逆転している。
西島秀俊に関しては若い頃は背が高いイケメンなのにいまいちパッとしない俳優という感じだったが、この十年でずいぶん人気俳優になったなーと思う。
だからといって同時期に空母いぶきの艦長とホモップルの片割れを主演でやるのは使いまわしにもほどがあるだろこれ。
映画の『空母いぶき』の本田翼の役どころは、『ギララの逆襲』における加藤夏希が演じた新聞記者とほぼ同じ、ことの成り行きを見届けるオブザーバーのような役どころである。
本田翼いらねーというミリオタもいたが、自分が見た限りでは話の構成上、本田翼がいなかったらストーリーが何が何だかわからなくなってたのではないかと思う。
それというのも今から十年程前に観た『亡国のイージス』に女性工作員が出てきたが、彼女は原作では北朝鮮の工作員という設定になってたが、映画では国籍不明となってる上に喉の負傷が元で口もきけないので、彼女が何なのか説明がされないまま映画が終わってしまったという印象だった。
本田翼演じる本多裕子は原作には登場しないオリジナルキャラクターなので、彼女の存在に関しては異論反論もあるが、多少ウザさを感じても話が何が何だかわからなくなるよりはいいのではないかと思う。
そういえば、本田翼いらねーという批判はよく聞くけど、コンビニ店員やってた深川麻衣いらねーという批判は不思議と聞かないな・・・(´・ω・`)
本田翼がいらないなら、深川麻衣はもっといらないと思うけど、男は前に出る女より、控えめの女の方が好きということなのかな。
たしかに本田翼よりも深川麻衣の方が男受けはよさそうだけど、これだから男は・・・(´・ω・`)
映画の『空母いぶき』は戦争映画として観ればクソ映画の誹りは免れないと思うが、いかにして戦争を回避するか悪戦苦闘する映画として観れば腑に落ちる映画である。
前世紀の戦争は勝ち負けにこだわったばかりに多大な犠牲を出して敗戦したが、今世紀の戦争では勝ち負けよりいかに損害を最小限にして争いを終結させるかというの方が重要だと思う。
それにしても『沈黙の艦隊』から30年前からずっとかわぐちかいじの海自マンガをこき下ろしてきたミリオタ連中が、『空母いぶき』が映画化されたら手のひら返して、原作のマンガをほめちぎって映画をこき下ろしていたのはへそで茶が沸くレベルである。
お前ら『空母いぶき』が映画化される前は、散々かわぐちかいじの海自マンガこき下ろしていたじゃん(´・ω・`)
まあ『ジパング』のアニメ第二期を作れというのだけは全面同意するけど(´・ω・`)
ネットの評価を観た限りでは『空母いぶき』は完全に評価が割れてるので、どちらの評価を参考にするかは個人の自由だが、上映前からあれだけ散々酷評されたにも関わらず映画ランキングでトップ3に入るヒットになったのは「悪名は無名に勝る」の証左に他ならないのではないかと思う。
そういえば映画版『空母いぶき』は『亡国のイージス』の原作者の福井晴敏が企画やってるけど、福井がらみの映画はどれもヒットしてるみたいだけど、どれもスッキリ終わったためしがないんだよなー(´・ω・`)
ガンダムUCもガノタから酷評されてたけど、あれもスッキリ終わってるとはいいがたいし・・・(´・ω・`)
ラストの国連軍の援軍が出てくる場面を見て思ったが、チベットも東トルキスタンも国連軍が助けに来なかったから中国に侵略されちゃったんだよなぁ・・・。
そういえば国連は天安門事件30年を迎えた昨日も天安門事件には一切言及せずだんまりだったみたいけど、中国が常任理事国に居座ってる国連はとことんクソッタレだよなー。
日本も台湾もある意味朝鮮戦争で救われたけど、チベットも東トルキスタンも朝鮮戦争のどさくさに紛れて中国に侵略されちゃったことを考えると、日本の繁栄にはチベットと東トルキスタンも犠牲になってるように思えてならない。
おまけ
映画の鑑賞後にミスドで食べた鶏冷麺。美味しいけど量が少ないですね(´・ω・`)
そういえば『亡国のイージス』観た後に『ワーストコンタクト』とかゆう映画観たけど、デビルマンを凌ぐクソ映画だったよなぁ・・・。
自分のなかでは史上最低のクソ映画だと思うけど、単館上映だったせいかクソ映画の俎上にすら上がらないし、ガチのクソ映画って話題にすらならないよなぁ・・・( ^ω^)
今週末か来週にでもゴジラの映画観に行けたら来週はゴジラ映画のレビュー書きたいですね。
それでは今日もおやすみっこ(つ=^ω^=)つニャン
男前が好きで何が悪いッッと思った方はポチっとお願い(つ=^ω^=)つニャンッッ
- 関連記事
-
- 今週のにゃんこ (2020/01/18)
- 赤ちゃんにゃんこを育ててみたにゃ(=・ω・=) (2020/01/11)
- 夏のすみっコ (2019/08/15)
- 地上波初放送!!ギャレス版ゴジラ (2019/06/15)
- ゴジラの映画を観てきた (2019/06/12)
- 空母いぶきを観てきた (2019/06/05)
- 春のすみっコ (2019/05/25)
- アリータ・バトル・エンジェルを観てきたぉ(^q^) (2019/04/03)
- ウルトラマンルーブの映画観てきたぉ(^q^) (2019/03/18)
- 血まみれスケバンチェーソー観に行ったぉ(^q^) (2019/03/16)
- 新年のすみっコ (2019/01/20)