CATEGORY【杉咲花】アンメット ある脳外科医の日記
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アンメット ある脳外科医の日記 | 関西テレビ放送 カンテレ
私の記憶は一日限り…記憶障害の脳外科医再生の物語
【キャスト】
丘陵セントラル病院
川内ミヤビ - 杉咲花 ・脳外科医。ある事故で脳を損傷し、記憶障害を抱えている。
三瓶友治 - 若葉竜也 脳外科医。アメリカの大学病院から赴任してきた。
津幡玲子 - 吉瀬美智子 看護師長。病院の医療安全室長も務めている。
星前宏太 - 千葉雄大 救急部長。
藤堂利幸 - 安井順平 院長。決断力が乏しく、頼まれると断れない性格。
成増貴子 - 野呂佳代 麻酔科医。腕の立つベテラン
森陽南子 - 山谷花純 脳外科の看護師。明るくあっけらかんとした性格
風間灯織 - 尾崎匠海 研修医。救急部で星前の下についている。
新井小春 - 中村里帆 看護師。丘陵セントラル病院・脳外科の看護師。
大迫紘一 - 井浦新 関東医大病院・脳外科教授。ミヤビの主治医。
綾野楓 - 岡山天音 大迫が教授を務める関東医大病院・脳外科医。
西島麻衣 - 生田絵梨花 関東医大病院・脳外科秘書。
西島秀雄 - 酒向芳 関東医大・同窓会長。
高美武志 - 小市慢太郎 料亭居酒屋「たかみ」の店主。
【視聴率:世帯:個人】
01 4/15【6.0】【3.2】記憶障害の脳外科医再生の物語が開幕
02 4/22【5.7】【3.1】左の感覚失った少年…日記にはない秘密
03 4/29【5.7】【3.1】忘れられた婚約
04 5/06【5.4】【3.0】記憶障害の謎…深まる対立
05 5/13【5.6】【3.0】難手術…あなたはできます
06 5/20【5.8】【3.0】あなたは記憶障害を作った
07 5/27【6.0】【3.2】記憶がすり替わっている
08 6/03【6.2】【3.5】揺れ動く二つの婚約
09 6/10【6.3】【3.5】記憶障害の本当の原因は…教授の告白
最終章
10 6/17【6.4】【3.5】あなたが灯してくれた光
11 6/24【6.8】【3.9】いつまでも忘れません
【主題歌】
あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE / Warner Music Japan)
☆Prime Video☆Amazon Music200万曲 人気ドラマ
【Fcast バラエティ視聴率速報】
カテゴリー::【杉咲花】アンメット ある脳外科医の日記
原作 - 子鹿ゆずる(原作)/ 大槻閑人(漫画)『アンメット-ある脳外科医の日記-』(講談社「モーニング」連載
脚本 - 篠﨑絵里子[
音楽 - fox capture plan
オープニング曲 - 上野大樹「縫い目」(cutting edge)
演出 - Yuki Saito、本橋圭太
プロデューサー - 米田孝、本郷達也
06 てんかん発作を起こし運び込まれた山本健太郎(鈴之助)。一度発作が起きると繰り返す可能性が高いため、抗てんかん薬が処方されることに。一方で、発作を起こしたことがない患者への予防投与は推奨されていない抗てんかん薬を、大迫(井浦新)から処方されているというミヤビ(杉咲花)。それを聞いた三瓶(若葉竜也)は、ミヤビの記憶障害についてある疑惑が浮かぶ。もし、三瓶の考えが正しければ、大迫はミヤビに重大な嘘をついていたことになるが、信じられないミヤビ。しかし、三瓶はある事実を見つけ静かな怒りを燃やしていく。その頃、抗てんかん薬を服用し始めた山本は夜勤を減らしたいと会社に申し出るが、特別扱いはできないと言われ仕事をしばらく休むよう通告される。自らも後遺症を抱えながら働くミヤビは“ある大胆な行動”に出る。
藤堂利幸医院長は、まさかとは思ったが、自分で、ミヤビにネタを振って、自分で、やり過ぎてしまうと、面白いキャラクターだ。あれほど、ミヤビに、穏便に言うように言っていたのに、藤堂の山本健太郎の会社への申し入れは止まらない。本当にいい人なんだろうな医院長。しかし、今回の話の本題は、ミヤビの記憶障害を、改善できるかという難題に挑む話だった。これはなかなか難しい話だったが、大迫は、彼女がてんかんであることを隠し、意図的に、ギリギリの抗てんかん薬を飲ませることによって、てんかんの発作を出さずに、記憶障害を発症させていたのではないかと、三瓶は、仮説を打ち立てた。大迫は、彼女に、記憶を取り戻してほしくないと、西島秀雄に、頼まれていたのではないか?それでこういう処方箋を彼女に施していたのではないか?それで何度も波形を取って、ギリギリの処方をしていたのかもしれないと、彼は考えたのかな。それによって、ミヤビは、薬を倍飲んだことによって、記憶を断片的に、取り戻すという結果が起きたが、どうもそれでは済まないらしい。果たして、ミヤビは脳外科医として、本格的に再生できるのか?まだ道半ばみたいだ。
07 抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになったミヤビ(杉咲花)。本人はもちろん、森(山谷花純)や成増(野呂佳代)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。しかし唯一、三瓶(若葉竜也)だけは、記憶障害の改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れない。そんななか、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋『たかみ』をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。ミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜種(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。料理人として究極の選択を迫られた高美は…。
今回は、なんと、北朝鮮のために、終りの部分が見れなくなったが、こういうときのために、TVerがあることに感謝。見れなかった部分が、見れて、大将の高美武志の嗅覚が、元に戻ったとは言えないが、かなり回復し、元気に料理人と復帰する姿を見れたのは、ミヤビにとっても至上の喜びだろう。そんな中、彼女はあの日、あの夜の三瓶友治の話したことを思い出す。それと同時期に、綾野楓に西島麻衣は、別れを切り出す。彼女にとっては、西島秀雄の策略を知ったがための苦渋の決断だったのかもしれない。
今回の話は、味付けができなくなった料理人の再起の話だけど、そこに、夫婦愛の姿も描かれた話にもなっていた。さらに、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”いう症状が出たミヤビと彼女を信じる男三瓶友治が、さらに、互いを信じあい高美夫妻の夢を、叶える物語は、何とも心地いい。本当に夫妻が喜び合える温かい光景が居酒屋『たかみ』戻ってきたが、彼女の横には、三瓶が据わっていた。彼を見ながら、ミヤビは僕と婚約していたという記憶が、衝撃をもって呼び起こされた。その記憶は彼女を、どう変えるのだろうか?個人的には、このドラマ地味ではあるが、本当にわかりやすく作られているし、好きかな。次回も期待!
08 関東医科大学病院の建て替えのため、西島(酒向芳)が綾野病院を利用するつもりだと知った麻衣(生田絵梨花)は、“ある決意”を固め、綾野(岡山天音)との結婚をやめると言い出す。しかし、麻衣との結婚で西島グループの傘下に入らなければ、多額の借金を抱える綾野病院は確実につぶれてしまう。麻衣の真意が分からない綾野は、突然の婚約解消の理由が分からず困惑する。息子の結婚のカラクリを知った綾野の父・勲(飯田基祐)は、経営再建のために過疎地医療を廃止することに猛反発。綾野は必死に説得を試みるが、とりつく島もない。そんななか、往診に出かけた勲が、交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれる。手術はミヤビ(杉咲花)たちの手によって無事に終わるが、勲には喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残り、しばらくの間、勲に代わって綾野が過疎地の診療所へ通うことに。
「一緒に自分の人生を生きよう」と綾野は言ったが、 麻衣はその言葉をどれだけ待ってたのだろうか?彼は優秀な医師であるが、周りの人の心が、全く読みきれない医師でもあったのかもしれない。綾野の父・勲にも、あれだけ言ってもらわないと、自分が進むべき道はなんなのか?分からなかったのかも知れない。父の思いは、「お前がやりたいようにやれ」その一言だったのかもしれない。麻衣は、綾野の強い言葉と抱擁に、彼と生きて行くことを決心したが、この若い2人の思いは、どうなっていくのかも注目して行きたい。けど、ミヤビが扱う患者は、綾野の父・勲で、またもこんな脳の症例があるのかと思うようなものだった。あれだけ、温厚だった彼が、感情コントロールできず、思うがままに怒りをぶつけてくる。思うようにいかないババ抜きで、感情をコントロールできるように、リハビリするなんてこともあるんだな。その感情をコントロールできないことで、勲の思いを楓は感じることができたなんて、本当このドラマは良く出来てると思う。原作がかなりいいのかもしれないが、脚本もよく出来てるのかも。いろんな人間の感情がぶつかり合いながら、一つの婚約の行方は、はっきりしたが、ミヤビと三瓶の婚約は、どうなんだろうか?本当に気になるドラマだ。
09 過去に三瓶(若葉竜也)と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただ1人ということに。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じたのだ。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は…。
“ノーマンズランド”とは、脳の中でも、決して人がメスを入れてはいけない領域であり、ミヤビの記憶障害の原因はそこにあるらしい。それにしても、ミヤビを守るために、大迫紘一教授は、西島秀雄 を警察に差し出すとわ思わなかった。そこまでして彼女を守りたい理由は、なのだろうか?さらに大迫は、三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術に対しての危険性を伝え、絶対手を出すなと伝えるということは、かなりの危険性を秘めている手術なのかもしれない。予告では、この手術は世界でも何人かしかできないということも説明されていた。果たして、三瓶はその中国を素直に受け入れ何もしないという考えは、彼には殆ど無いらしい。しかし今回は本当に、ミヤビの話に終始し、彼女の運命をどうするのか?ということが話の中心だった。最終的な決断はミヤビなるのだろうが、この過酷な状況を、抱き合った2人は、乗り越えられるのか?期待をしてみて行きたい。
10一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られて…。
「あの、モデルに、なってもらえませんか」
この一言の力は、柏木周作の妻・芳美にとっては、他人には、計り知れないほど、パワーがあったのかもしれない。その言葉って、二人の間では、変わらず愛していますという言葉と、同意義なことばであり、意識せずに、心の底から、溢れた言葉だったりもするのではないか?それに、妻である芳美は、素直に、彼を抱きながら、むせび泣いた。そして、
「ハイお願いします」という言葉が、心地よすぎた。
妻の手からしか、食事をたべようとしなかったり、僕が愛するのは君だけというのが伝わる。
なにしろ、今回の脚本は、素晴らしかった。大迫紘一も、ミヤビの手術を行うことを考えて、必死に、過酷な手術の練習を、繰り返し行ってることを、綾野楓で、オープンにされて、三瓶が、大迫に、「やっぱり、あなたは医者でしたね」というと
「やっぱり、君は生意気だ」というシーンのなんとも言えない人間関係が、おもしろい。どちらの男も、ミヤビを大切に思う思いは、誰にも負けないという思いが感じ取れたかも。そんな中、ミヤビも、体調が激変していく中で、ある思いが、芽生えていくようなストーリーだった。しかし、柏木周作を演じてた加藤雅也さんが、年老いた最悪性の脳腫瘍を抱えた男性を演じるだなんて、10年前には、男前過ぎて、考えもしなかったが、61歳ともなると、そういう役者に、変わっていくのかとも思ってしまった。
11 ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5㎜以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。
個人的には、このドラマは、ここ数年の医療ドラマの中でも、かなり面白いドラマだったとは思う。全く手術シーンに、派手さはない医療ドラマではあるが、それを主人公である医師が病気を持っているという特殊な設定と脚本、演出、出演者と、噛み合い、独自の世界を生み出している。最終回となる今回は、ついにミヤビの症状が進み、もう助かるには手術しかないのかもしれないという状況に追い込まれた中で、ミヤビと三瓶は、二人で生活し、心を通わすことで、互いを信じて行くかていたたまらなくいい。さらに2人が結び付いたケープタウンでの出来事も、物語の中に取り込まれ、 2人の中の信頼感がどれほど強いものかということが見てとれた。ミヤビが、伝染病で犯された参拝のもとに残って、婚約者と名乗り、看病したときに、彼にとって彼女は、何があろうとまもるべき人に変わったのかもしれない。そして三瓶は、不可能と思われた手術を大迫紘一の力を借りながら、成功させたときの思いは、計り知れないことが、画面を通して伝わってきた。手術後の彼女の手を取りながら、三瓶は、ただひたすら目を覚ますのを、望んだだけだった。彼女はどういう状態で、目を覚ますのかもわからないが、ただ、生きていてくれればいいという思いは深かったのかもしれない。よく考えると、これは現代の白雪姫みたいな話なのかもしれない。本当に満足度が高かったドラマだった。
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