CATEGORY【杉咲花】アンメット ある脳外科医の日記
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
ハケン占い師アタル
テレビ朝日系毎週木曜 21:00~21:54
【キャスト】
杉咲花 的場中 「シンシアイベンツ」制作Dチームの派遣。目を合わせた相手の隠れた内面や原風景が見える特殊能力を持つ。
小澤征悦 上野誠治 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。主査。部下たちを小馬鹿にしがち。
志田未来 神田和実 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社3年目。アタルの教育係担当。
間宮祥太朗 目黒円 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社3年目。ぼっちゃん育ちで無邪気だが、上から目線。
志尊淳 品川一真 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社1年目。転職を熱望している。
野波麻帆 田端友代 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社12年目。独身。
板谷由夏 大崎結 「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。課長。出産後、現在の会社に転職した。
若村麻由美 キズナ 占い師。さまざまな相談者と面会し、問題解決に導いているように見えるが、その素性は謎に包まれている。
及川光博 代々木匠 「シンシアイベンツ」制作Dチームの部長。親会社から出向しており、早く戻りたいと思っている。
【ハケン占い師アタル視聴率】
【あらすじ】
01
イベント会社の制作チームで働き始めた派遣社員・アタル(杉咲花)は、教育係の神田(志田未来)の下で雑用などを手伝うことに。すると、部長・代々木(及川光博)から「1週間後のイベントに50人の赤ちゃんを集める」という厄介な指示が。渋々引き受けた課長の大崎(板谷由夏)らが奔走する中、初めて運営を任された神田は、意見を言えない自分にふがいなさを感じる。
【感想】
日曜、TVerで視聴してみましたが、意外と面白く見ることができたかも。遊川作品にしては、明るい感じのドラマだし、最終的には、Dチームが神田を公演することになって、精神的に彼女が救われたのは、良かったけど、せめて、あのどうにもならないパラサイト司法浪人の彼から、金くらいはふんだくらないと、スカッとはしないかな。しかし、人の顔色ばかり見ないで、自分のことを大切にしろと言い切ったアタルは、インパクトはあったかも。しかし、世の中には、神田のような女性も男性も多々いるけど、あれくらい言ってもらはないと、思い切りないのかもね。思いを吐き出せば、意外と道は見えてくるもんだ。ちょっと、しんどい話ではあったが、次々、職場の人々を救うアタルに期待はしたい。
02
父親のコネでイベント会社に入社して3年ー。目黒円(間宮祥太朗)は失敗続き…。部長の代々木(及川光博)があるイベントのコンペの話を持ちかける。目黒は、ここぞとばかりに立候補。周囲に不安視されても意に介さず、企画書も一人で作ると言って張り切りだす。派遣社員の的場中=アタル(杉咲花)は、目黒を手伝うことになるが…。奇跡を起こせると信じ勢いづく目黒だったが、どん底に突き落とされるような出来事が起き…!
【感想】
派遣社員・アタルは、占いを始めると、かなりきつく毒づくところはあるけど、意外と相談者となる相手を勇気づけるし、とんでもない能力で、占うことができるので、鑑定料も10万とふっかけても、当然と思える。彼女は、最後、相手の懐事情も勘案し、お金を取らないというやさしい女性というふうにしか僕の目には見えない。遊川さんなら、もっと特殊なキャラにしてるするのかなと思っていたので、意外だった。それに、意外とストーリーも普通で見やすい。会社に入社したのが父親のコネという目黒だったが、なんとか、周りに認められていと言う思いだけで、能力以上のことをやり、失敗を繰り返す彼が、彼の大好きな戦隊ヒーロー作品と関わることで、一つの成功体験を実現しようとする内容だった。彼は、かつてのヒーローを蘇らせようと四苦八苦するが、頭ごなしに、パワハラな上司にお前はコネだと見くびられる。絶望の彼を、アタルがヒーローと共によみがえらせる展開は、ドタバタがすぎる感じもしたが、きらいじゃないんだよね。その真っ直ぐな奮闘のシーンは楽しかった。見慣れるとかなり楽しめる話かも。
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【Fcast バラエティ視聴率速報】
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化粧品会社の新商品サンプルを配布する提案書を、上野(小澤征悦)の指示で品川(志尊淳)が作ることになる。終業後、品川は上野から居酒屋に連れ出され、一緒に来たアタル(杉咲花)の前で、いつものように「覇気がない」などと叱られる。翌日、上野は品川が書いた提案書を厳しく批判。品川は辞職すると言い出し、代々木(及川光博)に上野からのパワーハラスメントを訴える。
【感想】
アタルが変なメガネで、変装して通勤したり、写真に写りたがらないのは、SNSで母親に見つかったりしないためなんだな。何となくそうかなとは思っていたが、アタルの能力を金に変えて、友人もいない生活になっていた母親の魔の手から逃れるためだとはわかった。それにしても、アタルは、占い師というよりも能力者の部類なんだよね。その能力を生かして、今回活かすのは、破棄がない男品川だった。やる気の無さが、2話までも目についた彼をどう変えるのか?彼の中にあるやりたいことに踏み切れない衝動を、どう突き抜けさせるのかは、アタルの能力者としてのズバリ3つの質問というのは変わりもしないが、その答えは、的を射て、今回も彼の心の中にあったわだかまりをぶち破り、「シンシアイベンツ」制作Dチーム一員として、前向きに進もうとしてる展開は心地いい。それにしても志尊淳さんの女装は、物語になんのつながりもないどうかとはおもったが、あの姿を見たい人もいるんだろう。まあ、一年目の何もうまくいかない新入社員にありがちな話をアタルがうまく料理しただけではあるけど、前向きになれる話だけに、悪くはないかな。
04
上野(小澤征悦)を指名したイベントの仕事が舞い込む。自身の過去の栄光を知る携帯電話会社社長(池田良)からの依頼に上野は張り切る。一方、アタル(杉咲花)は神田(志田未来)からなぜここで働いているのか聞かれる。そんな中、上野の企画書が先方に「過去の焼き直し」と酷評され、代々木(及川光博)は上野を外すと宣言。激怒した上野は代々木に暴言を吐いてしまう。
【感想】
アタルの近くに、母親の魔の手?が迫ってるんだな。会社の飲み会のあとの繁華街に、母親の下僕がビラを巻いてる姿に、彼女は帰宅を余儀なくされることになるが、アタルの能力をどうしても取り戻し、更に金を稼ぎたい母親とそれを嫌がる娘という構造だけということはないと思うけど、最終対決は、母キズナ戸だろうというのは見えてきた。そして、彼女を含めて、のこり大崎、代々木で、ラスト3話だとは思っていたが、4話で、田端よりも先に、上野なんだね。上野の問題は、会社内でのあり方を見ると目に見えて明らかだったが、家庭でも、娘を引き取って、彼女ともうまく言ってない感じの四面楚歌!そういえは、僕の周りにも上野的な過去の栄光にすがってしまう人が増えてきてるんだよね~。年齢のせいもあるんだろうけど、全て友人なので、アタルみたいにあまりキツイことは言えないかな。しかし、彼の手品少年の話は、彼の人物像をわかりやすく表現してたかも。ただ喜んでくれるためにやってたことも、ライバルが出ると、小細工してしまうって、人間の行動なんて変わるもんじゃないんだよね。確かに、過去じゃなく、未来へというのは、わかりやすいけど、なかなか抜け出せないのが、この40代ってものなのかも。しかし、素直にわかりやすく娘に、メールを届けたら、娘に許してもらったというほど、世の中簡単じゃないけど、物語としては、希望も持てて、気楽に見れていいかも。
05
田端(野波麻帆)は代々木(及川光博)の指示で女性の躍進に関する社内報の取材を受けることに。いつも以上にピリピリする田端はアタル(杉咲花)の気遣いも批判する。実は田端は失業中の父親(谷川昭一朗)と引きこもりの弟(小平大智)と暮らしており、一人で働いて家事も担う生活にいら立っていた。そんな中、やむなく出席した会合で、田端は代々木らの発言に激怒する。
【感想】
毎回、メインが変わるこのドラマだけど、今回は田端さんだった。あと残りは大崎結、代々木匠で、最後はキズナ との対決となる話になるのかな。回を追うごとに、アタルに占いなのか?人生指導なのか?かなり厳しく言い含められる 「シンシアイベンツ」制作Dチームのメンバーだけど、今回も手厳しかったな。田端さん、いつもカリカリしていて、どんな人生を送ってるんだろうとは思ったが、確かに、彼女にパラサイトする父と弟というのは、かなり厳しいけど、誰も彼女に手を差し伸べなかった?けど、あんな状態の彼女に、手を差し伸べるなんて、まありにいても難しよな~と思いつつ、僕も誰かになんとかしてもらおうなんて思いも無きにしもあらずなので、ちょっと心を入れ替えよう!とは思う話だった。しかし、誰にも相談できないところに、アタルのハードな人生診断は、痛快だけど、誰にも相談できずに、なんとか生活してるって人は多いのかもね。彼女の生き方が、前向きに、180度変わって、幸せの扉を開けそうな笑顔が良かった。職場の雰囲気は激変してるし、アタルと母キズナの最終決戦は、どうなるのか楽しみだな。
06
大崎(板谷由夏)はいつものように中学生の息子から無視され、夫にもろくに話を聞いてもらえない、ため息混じりの朝を迎えていた。そんな大崎に、部長の代々木(及川光博)からリストラ候補者を1人選べという指令が…。彼女は実情を伏せたまま、部下たちと個別面談を始めるが、図らずもリストラの話を耳にした部下たちが、大崎に詰め寄る!この一件は巡り巡って、アタル(杉咲花)の心にも不穏な影を落とす事態を招いてしまい…!?
感想
今までも、制作Dチームの一人ひとりを変えてきたアタルだけど、このチームの最重要人物である大崎がメイン。しかし、このドラマは、アタルは、Dチームの人をどんどん再生してきたけど、本来は、大崎がその役目をしないといけないとは思うのだが、彼女には、そんな余裕など少しもない人だったんだな。家庭では、息子にも、旦那さんにも、雑に扱われ、職場では、中間管理職として、袋小路に!どうすりゃいいんだ!と叫びたくなる気持ちは、僕の友人たちの話を聞いてると、なんとなくだが聞こえてくる。それに、リストラって、本当は部長の代々木のフライングだったとはいえど、彼女が苦しむが、突破口は見えない中で、一人悩むだけ!アタルの言う人の上に立つ才能は、壊れかけて、ボロボロになっるときに、アタルの平手打ちは気持ちが晴れたのかも。Dチームの結束はさらに強化され、みんなで稼ぎまくると、本当の一致団結が起きたのは痛快だった。しかし、部長の代々木の経費削減策が、リストラって、安直だな。最後は、自分が社長に切られてしまうかも。けど、彼が変われば、全員野球もやれるかもしれないのが、Dチームか!しかし、大崎が相談に、15万取る占い師、アタル母キズナのもとに行き、彼女の居場所を教えてしまうとは、最終決戦も近いね!
も近いね!
07
アタル(杉咲花)は母・キズナ(若村麻由美)のことで気をもむ。一方、代々木(及川光博)が大崎(板谷由夏)らに嫌がらせのような仕事を持ち込む。それは気難しいピアニスト・タカオ(佐藤貢三)のコンサート企画で、1週間で考えなければならず、大崎らは助け合って奮闘する。そんな中、代々木は念願だった本社への異動話がなくなり、ぼうぜん。代々木の心を読んだアタルは…
【感想】
今週の代々木が当たるに相談するという展開までは予想できたが、来週はまさかのアタルが天敵である母を巡って、彼女自身が、メンバー全員に相談する展開になるとは、予想し得なかった。なるほど、そこまで行って、「シンシアイベンツ」社制作Dチームが本当にチームになるんだな。それでラスボス、キズナと戦いのか?どうかわ、知りもしないが、とりあえず、話はかなり盛り上がってきた。しかし、代々木って、本当に見返りしかも求めない男になっていたのが、その昔は、若さで突っ走ってたんだな。しかし、それが先輩のクリエーターに受け入れられなくても、アタルの言うように、続けていれば、他のクリエーターには受け入れられたのかも。そんなこと多々あるし、自分で諦めて、辞めてしまうってのも手かもしれないが、その行き着く先が、アテンドだけの男っていうのも寂しい。しかし、あのアタルの強い言葉が、彼に化学変化を起こさせ、昔の熱い魂がピアニスト・タカオを昇華させるという展開はわかりやすくて、楽しかった。こう言う気持ちいいわかりやすさいいな~。来週も、それぞれアタルに10万の負債があるし、良い答えを出して、Dチームを作り上げてほしい。意外とこのドラマ、スポ根だな。
08
アタル(杉咲花)を連れ帰ろうともくろむキズナ(若村麻由美)が会社に現れる。占い以外に何ができるのかと問われたアタルは、自分にしかできない仕事があると証明できなかったら家に戻ると宣言。そこへ建設会社のイベントコンペの話が舞い込み、アタルは大崎(板谷由夏)らと一緒に企画を考える。だが、案は出せずミスも連発。キズナからは占いがないとだめだと言われ…。
【感想】
物語の展開は、最終回に、アタルがラスボスキズナと対峙するのかと思ったが、今週でその流れがあっさり終わってしまうとは、予想外だったが、アタルを含め、さらなる問題を抱え、それを乗り越えるために、最終回はあるらしい。しかし、先週、問題を乗り越えた代々木部長、緊張の糸が切れたかのように、リラックスしまくりで業務中に寝まくってしまうのは、笑えた!それに突っ込む田端
が見事だった。話は、アタルが、自分にしかできないことを見つけ出すというものだったが、それに戸惑いながらも、最後は自分なりのアイデアで、企画を生み出し、コンパに勝ち抜くという気持ちいいほどの展開で、心地よく見れたな。母のカゴから抜け出せなかったアタルが、キズナの悩みを占うという突破方法で、彼女の過去をえぐり出し、心の問題を解決するのは定番だけど、自分の支配者にそれを大胆に行うというのは、痛快だった。誰にでも悩みがあるし、それを解決することって、上下関係を変えるパワーを持ってるんだよね。もうカゴの中の小鳥じゃなくなったアタルだけど、恋とかしないのかな?そういう展開もありの続編にも期待したくなった。
09
【最終回】
チームの全員に悩みがあると気付いたアタル(杉咲花)。神田(志田未来)へのプロポーズを考えている目黒(間宮祥太朗)に声を掛けてみたものの、神田が彼を避ける理由も知っているため、相談に乗ることができない。一方、イベントの担当者・日野(津村知与支)と打ち合わせをした大崎(板谷由夏)らは、日野の要望に振り回されることに。さらに、当日も問題が続発して…。
感想
脚本家遊川和彦さんが、演出まで手がけた作品だったけど、始まる前は、あまり期待値が高いとは言えない作品だったけど、見てみると面白い作品だったな。どう考えても、メインの役者さん全員野球の総力戦ドラマで、アタルは、主演でエース投手だったけど、ドラマ終盤に登場して抑え投手のような活躍をする感じのドラマだった。キャッチャーって大崎結 さんかな。どんな時もまとめるのに奔走してる。他のメンバーも、アタルの一球一球の言葉に励まされながら、サラリーマンとして輝いてた。しかし、今回の対戦相手のイベント担当者日野の暴れ球ぶりには、手を焼いたけど、アタルは、本来の姿である占い師としての能力を降る発揮して、見事まとめた感じが良かった。しかし、企画はいいけど、イベントって、ああやって崩れていくもんなんだな~。その崩壊を、アタルが本来の主役の子どもたちに勇気を与え、明るく言葉が広がる。そして、彼女はあの眼鏡を捨て、素直に人を救う占い師へ!こうなるのはわかってるけど、心地いい終わり方だった!このドラマを見て、ちょっとだけでも救われた人が居たら、大成功なだし、それをやり遂げたドラマのように感じれた。
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