CATEGORY【椎名桔平】
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
講談社 (2012-06-15)
売り上げランキング: 5,612
月曜ミステリーシアター「刑事のまなざし」
東池袋を舞台に、43歳の遅れてきた新人刑事夏目が、人の心の奥底に隠された真実を暴くヒューマンミステリー。
【キャスト】
夏目 信人…椎名 桔平 東池袋署刑事課強行犯係 刑事 新人刑事
菊池 大雅…要 潤 東池袋署刑事課強行犯係 係長 メンバーを仕切るトップ
安達 涼子…小野 ゆり子 東池袋署刑事課強行犯係 刑事 ガサツで負けず嫌い
夏目 美奈代…吉田 羊 夏目の妻。
夏目 絵美…山田 杏奈 夏目の娘。
瀬戸 公平…中林 大樹 東池袋署鑑識課。
西 晴彦…吉家 章人 東池袋鑑識課
草野 楓…藤本 泉
田辺 久美子…板谷 由夏 心理カウンセラー。
長峰 亘…北村 有起哉 警視庁捜査一課のエース的存在。
福森 誠一…松重 豊 東池袋署刑事課強行犯係 刑事
【スタッフ】
原作・・・薬丸岳「刑事のまなざし」
脚本・・・岩下悠子 大石哲也
制作・・・那須田淳
チーフプロデューサー・・・橋本孝(ドリマックス・テレビジョン)
プロデューサー・・・佐野亜裕美 佐藤敦司(ドリマックス・テレビジョン)
演出・・・ 鈴木浩介 竹村謙太郎 吉田健 川嶋龍太郎
【視聴率】
01 13/10/07【*8.4】「43歳新人刑事。瞳に映る涙のミステリー」
脚本:岩下悠子 / 演出:鈴木浩介
ゲスト:森口瑤子、竜雷太、野村周平、山中聡、岩佐真悠子
02 13/10/14【*6.8】「43歳新人刑事が救う出向サラリーマンの心と家族…名物鍋料理と2重の殺人」
脚本:大石哲也 / 演出:鈴木浩介
ゲスト:須田邦裕、螢雪次朗、松澤一之、山口祥行、緋田康人、諏訪太朗
03 13/10/21【*7.7】 「捜査中止命令!?動き出した娘の未解決事件と消えた5000円札」
脚本:岩下悠子 / 演出:竹村謙太郎
ゲスト:勝村政信、平岡拓真、浅香航大
04 13/10/28【10.0】「盗まれたアイドル写真集の秘密!!謎の偽装家族に隠された母と子の涙」
脚本:大石哲也 / 演出:吉田健
ゲスト:吹越満、伊藤裕子、黒澤宏貴、小林恵美、緋田康人
05 13/11/04【*8.1】 「ホームラン賞に隠されたアリバイ…姉弟の絆と冤罪トリック!!」
脚本:谷口純一郎 / 演出:鈴木浩介
5話ゲスト:星野真里、太賀、清水らら、笹岡ひなり、阪田マサノブ
06 13/11/11【*8.1】「白昼の死角と連続報復殺人…届かぬ母の想い!!そして犯人は殺された」
脚本:大石哲也/演出:川嶋龍太郎 6話ゲスト:斉藤慶子、柄本時生、春木みさよ、渋谷飛鳥、奥野瑛太、神永圭佑、森川葵、松永渚
07 13/11/18【*8.3】 「結婚式1時間前に消えた花嫁の母!!容疑者は花婿!?」
脚本:岩下悠子 / 演出:吉田健 7話ゲスト:朝加真由美 徳永えり、忍成修吾、村松利史、斉藤慶太、田中えみ、小園茉奈、上月左知子
08 13/11/25【*8.2】
8話ゲスト:松岡茉優 平田満 大島蓉子 青木玄徳
09 13/12/02【*7.4】 「5年ぶりに現れた婚約者!!ベテラン刑事の苦悩と選択」
脚本:大石哲也 / 演出:吉田健 9話ゲスト:奥貫薫、山崎銀之丞、緋田康人、新井康弘、池田政典
10 13/12/09【*6.9】 「最終章・前編~ついに明かされる10年前の真実と万華鏡の秘密」
脚本:岩下悠子 演出:川嶋龍太郎 10話ゲスト:窪田正孝、柏原収史、緋田康人
11 13/12/16【*7.7】 「涙の最終回!!父の願いが起こした奇跡…明かされる全ての真相」
脚本:岩下悠子 演出:吉田健 11話ゲスト:窪田正孝、柏原収史、須藤理彩、平幹二朗、升毅
☆Prime Video☆Amazon Music200万曲 人気ドラマ
【Fcast バラエティ視聴率速報】
カテゴリー::【椎名桔平】
ある日の夜、刺殺事件が発生。殺されたのは浜田隆一(奥野瑛太)という男性だったが、なんと浜田の指紋が1年前に発生した未解決事件の容疑者の指紋と一致。浜田を殺したのは、1年前の事件関係者である可能性が出てきた。夏目(椎名桔平)や安達(小野ゆり子)、福森(松重豊)は、菊池係長(要潤)と警視庁の長峰(北村有起哉)の指示で捜査に取りかかる。 1年前の未解決事件とは、東池袋公園で若い男が母子を恫喝していたところ、それを注意した女子大生の水野愛子(渋谷飛鳥)が、その男にナイフで刺され死亡するという痛ましいものだった。しかも、昼間の公園で大勢の人の目があったにもかかわらず、だれも彼女を助けようとせず、犯人は逃走、これまで犯人逮捕につながる手がかりは掴めていなかった。
そんなある日、長峰と強行犯メンバーが愛子の母親・弥生(斉藤慶子)に浜田が殺害されたと伝えると、「自分の手で殺したかった…」と刑事たちに告げる。ほどなく、強行犯メンバーは弥生のアリバイを探る一方、愛子の当時の周辺を調べることに。そんな中、東池袋公園殺人事件の捜査記録を見ていた夏目は、愛子が助けた親子の供述がないことに気づく。その親子は、事件現場から立ち去ったまま行方のわからないままだった…。
感想
今回は、こいつが犯人だろうとわかりやすい展開で、殺人事件の被害者の心情を描くことに力が入った話。一つの事件が及ぼす影響、1人の死がまわりの多くの人々を苦しめ、次なる殺人事件へと展開してしまう。そしてそこには、人間ドラマが存在するということが、夏目の娘さんの事件を絡めて、語られていく。愛子が救った親子の過去には、DVがあったり、浜田を殺した犯人がヒーローになったりと社会問題が絡んでいたりしているところは考えさせられる。けど、なんで犯人の浜田を引きこもりだった青年が、見つけることができてのか?ということが疑問だったが、犯人の顔を目に焼き付けていたということが、警察をも解決できなかった事件の犯人を見つけられたところというのもなかなか巧だと思う。
今回の話で、被害者の愛子の母親・弥生が犯人を殺害された時の空虚感は、やり場のない思いの先にあるものなのかなと思ってしまう。そして、次に犯人の刃が向かった先が、見殺しにした恋人だったりするところは、なんとも言えない感じが見てる僕にも伝わってくる。けど、助けた親子にまで、犯人の狂気は行ってしまうのか?そんな犯人に、弥生の愛子の思いと夏目の優しきまなざしが注がれることで、彼の狂気は、拭われた思いがした。それにしても、ひとつの事件の広がりを考えるとここまで行き着いてしまうのか?ドラマだからだとは思うが、あの事件が起きた時、刺されながら愛子の呟いた思いをしっかりと犯人が受け取っていれば、彼はこうはならなかった。警察にしっかり、協力してたのかもしれない。最後の場面で、夏目絵美を助けることができなかった少女が、いじめられてる女の子を救おうとした思いに、彼もなっていればとは思った。
07
夏目(椎名桔平)が法務技官時代に担当した野沢琢磨(忍成修吾)が結婚することになった。しっかり仕事をし、家庭を持とうとしている琢磨の姿を喜ぶ夏目。夏目とカウンセラーの久美子(板谷由夏)は、琢磨のたってのお願いに「有給を取って出席する」と結婚式の出席を約束する。その後日、東池袋署管内で男性が意識不明で発見された。男性の首には紐のようなもので締められた痕が残っており、その現場の状況から、何者かに襲われて階段から落ちたらしい。身元が確認できるものは何も持っていなかったが、ポケットから“藤川佐知代”という名刺が発見された。
ほどなく、安達(小野ゆり子)と福森(松重豊)はその女性を訪ねるが、職場にも自宅にもおらず所在不明。近所の人の話から娘がいることがわかり、彼女に事情を聞こうとある場所を訪れる。すると、そこには夏目と久美子の姿が!? そこは琢磨の結婚式が行われる教会。そう、新婦の雛子(徳永えり)は藤川佐知代の娘だったのだ。式を中断して雛子に事情を聞くと、結婚に反対の佐知代とは絶縁状態で、行方も知らないという…。
感想
このドラマは、人間の中に隠れた心理、今回でいうところの心のなかに、自分でも気づかないうちに、ぐるぐる巻に自分も相手も縛り付けるかのような一つの言葉がキーワードになって、起こった事件を見事なまでに、解き明かし、人の心を救うな妻の活躍から、目が離せないな。一見すると、犯人にしか見えない野沢だが、彼のことを信じて、立ち直らせた法務技官の時とは違い。疑うことが仕事になった刑事としての夏目のまなざしは、どこか暖かさはあるものの冷静な物に変わったのかもしれない。それは似合わないと言われながらも、捜査を丁寧にこなしていく、夏目。
「あなたのためなのよ」と言う言葉は、聞いた時から引っかかってはいたが、雛子の祖母まで、使っていたとは。夏目が語った普通の母親は、平然と何げなく使っていたのだが、娘を支配しているなんて考えもしないだろうが、密かにそれは、鎖となって、人の心を支配する。その支配から逃れるために、雛子が選んだ結婚というのが、なんとも不幸なようなドラマのようにも感じれる。自らもどこかで逃れたいと苦しみ、生きてきたのにながらも、何もおかしいと思うことはなく、自分の娘に平然とその行為をやってしまう恐ろしさは、身震いするものだな。そして、娘のためと考え、殺人事件の動機を見事なまでに偽装するとは、鎖のパワー恐るべし。だけど、夏目のまなざしには、その複雑な偽装行為さえも見えてしまうと。今回の脚本もなかなかの秀作。話も捻ったものだったが、配役も琢磨に忍成修吾さんを使ったりと、変化球だね。ほんとうに良くできたドラマだ。
08
ある日、東池袋署管内で男が殺された。男の名は沢田浩司(青木玄徳)。若い女に出会い系の電話をかけさせ、やってきた男から金を騙し取ろうとしてトラブルになり、2年前に傷害の前科がついていた男だ。沢田の交際相手から、最近も羽振りのいい生活をしていたという証言があり、まだ美人局をやっていたようだ。殺害現場には被害者の財布が残されていたことから、怨恨による犯行だと推測する強行犯のメンバーだが、夏目(椎名桔平)は沢田が持っていた2台の携帯電話のうちの1台だけが持ち去られていたことに着目する。
沢田が住んでいたマンションの防犯カメラには不審な女子高生が映っており、持ち去られた携帯電話の通話記録を確認すると、沢田は都内の女子高生・仲村有香(松岡茉優)と頻繁に連絡を取っていたことが判明する。ほどなく、夏目と福森(松重豊)、安達(小野ゆり子)らが有香が入院しているという病院を訪れると、そこにはカウンセラーの田辺久美子(板谷有夏)がいた。久美子の話によると、有香は1年ほど前に痴漢被害に遭ってから自傷行為を繰り返すようになり、カウンセリングを受けているという。有香に沢田の話を聞いた夏目は、痴漢の犯人とされた岩崎(平田満)にも会いに行く。
感想
今回も押し倒したことによる偶然な過失による死亡事件なのが気にかかる話ではあるけど、物語は良く出来ているとは思う。人の心の闇に、暖かだけど、鋭いまなざしで、本当の物語を導き出す夏目は、彼自身も言ってるように少年鑑別所の法務技官としての経験を活かしながら、刑事として機動的に、人の心を見つめ、真実を探り当てる事ができる刑事として、きっちりと描かれている。今回の事件での岩崎の周りで起きた事件は不運以外の何物でもないが、彼はその不運を受入て、立ち向かっていこうと考えている人ではあったが、不運な事故で、追われる身になってしまう。そんな彼を庇おうとする少女には、彼女の心を蝕む出来事が、リストカットによる自殺に仕向ける。彼女の心を守ろうとする田辺に、夏目は、本当の心を見つめるためには、足を使う必要性があると言い切るけど、本当に納得させられるね。話を聞くだけでは、仲村有香の心に辿りつけなかったし、口裂けだけの思いを背負わせてくれという言葉にすぎない。岩崎は、自らも娘さんを自殺でなくして、身辺を調べても、辿りつけなかった部分が多々あると言っていたが、2つが重なってこそ、真実に辿り着けるという思いをさせられる話だった。互いが互いを思い助けようとしたのに、不幸が迫ってくる現実を描きながら、どうか、岩崎と仲村有香の未来が、過去から解き放たれて、前を向いて生きれる未来であってほしいと思う。
09
東池袋署管内で振り込め詐欺が関連したひき逃げ事件が発生。夏目(椎名桔平)と福森(松重豊)は事情を聞くために、被害者の入院している病院を訪れる。と、そこで福森はある女性医師をみかける。その医師とは、5年前に突然姿を消した福森の婚約者、大野麻理子(奥貫薫)だった。理由も告げずにいなくなってしまった麻理子が、どうしてまたこの町へ戻ってきたのか? 複雑な思いを抱えながら疑問を持つ福森…。
そんなある日、振り込め詐欺グループのアジトを摘発した際に一人だけ捕り逃してしまった夏目、福森、安達(小野ゆり子)ら強行犯係だが、その取り逃した男が麻理子の兄・大野健介(山崎銀之丞)だと知り、一同は驚く。その後日、逃走した健介が麻理子の病院に現れたと聞き福森らは駆けつけるが、そこで見つけたのは麻理子の上司・高島(新井康弘)の死体だった。
感想
今回は、あまりにもわかりやすい展開すぎて、このドラマにしては残念。事件が起きてから、あれだけ大野麻理子が震えながら、控室にいたら、こいつが男性医師を殺したのは、わかりやすすぎる。動機もいくら自分の本当の子供とは言え、リスクを考えて、判断した上司の医師を殺してしまうというのは強引すぎ。親子関係も、娘の旦那との目配せで、わかりやすかったし、手術が終わるまで、兄貴が監禁するくらいなら十分ありだが、事件の加減がよろしくないと思う。人の命を扱っている医者、福森の事を、刑事と知らずに、必死に止めようとした人が、こんな事件を起こすとは....ちょっと残念に思える脚本だ。大野健介の妹の情とか心をくすぐられる話ではあるが、それも事件次第だね。福森さんの話で、もっと良い話だったら良かったのにとは思うが、夏目が活躍しての「刑事のまなざし 」だから、もっと、夏目を話しの中に織り込んで、ドラマにしてもらいたかったのもちょっと不満かな。
福森は「5年10年でも待っている」というのが、男を感じさせてくれたところは、満足だけどね。
10
ある日、大学生がキャンパス内で何者かにナイフで刺され死亡した。その3日後、今度は主婦が何者かにナイフで刺され死亡。ほどなく、東池袋署に捜査本部が置かれると、連続無差別殺人を念頭に捜査が進められる。犯人と見られる男の手がかりはないが、どちらの事件のときも直後にあるスナック菓子を手にしていたことが判明する。そのスナック菓子を見た夏目(椎名桔平)はあることを思い出し、尾崎秋彦(柏原収史)という男に会いに行く。
秋彦は過去に傷害致死事件を起こし少年刑務所に服役しており、法務技官時代に夏目が担当していた人物だった。今は洋食店で真面目に働き、結婚もして、もうすぐ子供も生まれようとしている秋彦に、夏目は「最近周囲で変わったことはなかったか」と尋ねる。すると秋彦は、自分の身に起こっている不可解な出来事を告白する。その出来事とは…!?
感想
今回は2話完結、それも10年前の夏目の娘に対する暴行事件も絡んだ連続殺人鬼の事件である。それ故に、どうなるのかわからないし、感想はまだ書けるものではないので、次週にまとめて書くことにするけど、
「虫けら轢いても電車は止まらないが人を轢いたら止まる」とか
「生きてる証としての殺人」とか
厳しいセリフが並び内容がかなり重さ。それにしても、夏目の娘さんの万華鏡を握らせた相手は、尾崎秋彦の妻の友人と知って、手にかけたのか?尾崎は、本来は積極的に事件に協力して保護してもらわないとダメだろ。それに、奥さんを実家に戻したりしないと、イカンと思うが...。夏目の家族も狙われてるのがどうなる?
11
東池袋署管内で起こった連続殺人事件が、3件目の被害者の手に万華鏡が握らされていたことで事件は大きく動く。なんとその万華鏡は、10年前に夏目(椎名桔平)の娘が通り魔に襲われた事件の現場からなくなっていたものだった。連続殺人事件の容疑者・山之内信吾(窪田正孝)が、通り魔事件の犯人なのか? かつて法務技官として信吾と接していた夏目は衝撃を受ける。今回の事件が10年前の事件と繋がったことで捜査本部を外れるよう指示された夏目。しかし、菊池(要潤)と長峰(北村有起哉)が捜査指揮を執る藪沢管理官(升毅)に進言したことで、夏目は捜査本部にとどまれることになる。
夏目、安達(小野ゆり子)、福森(松重豊)は信吾の行方を追う過程で、彼が改造モデルガンを持っていることを知る。と、そんなとき夏目の電話が鳴った。相手は信吾で、彼は夏目の妻・美奈代(吉田洋)と娘・絵美(山田杏奈)のいる病室から電話していた。美奈代と絵美は無事なのか!?
感想
君は何も見えてないと、ダメ出しを殺人犯から突きつけられる言葉がすさまじい。人の心なんか本当に見えるのか!犯罪被害者としてしか山ノ内を見ていなかったという夏目だが、彼の立場からしたら、そこが限界じゃないとどうしても思ってしまうが、それ以上を夏目に望むとは...大変なドラマだ。誰だって、人の心のうちなぞ覗けないし、山ノ内の犯した犯行の非道さを指摘し、
「クリスマスツリーを見ている人が幸せとは限らない」と彼の被害者が、つらい思いもしていたと言い放つところは拳銃を握るより、彼の心を撃ち抜こうとしたのかもしれない。その弾丸に、山ノ内が動けるはずもない。けど、さらに、彼の心のなかに隠していた真実があるとは...。僕の心のなかにも、3人目の被害者は、あまりに違う死に方をしていたので、自殺ではないかとは思っていたが、夏目には確信があったんだな。その確信のもとで、犯人の心の闇を解き明かしていくところは、見事な流れだと思う。自分と同じような子供を作りたくない一心での嘘というのはなかなか泣かせるものではある。複雑に作るためにここまで描いたのかもしれないが、人には、そういう脳一つの顔があってもおかしくはないと思うし、どんな殺人鬼にでも大切にした思いは存在するのかもしれない。
けど、そうなると絵美を襲った犯人は、誰なのか?あえて、長峰に任せた夏目だが、二人の思いは、犯人にたどり着くのか?こういう作り方をしたからには、続編があるのだろうけど、このドラマは、この枠で放送したら厳しいような...。面白いドラマだとは思うけど。
- 関連記事
-
- 【土22視聴率感想】破裂 全7回 (2015/11/07)
- 【月20視聴率】刑事のまなざし 2 (2013/12/17)
- 【月20視聴率】刑事のまなざし 椎名桔平 (2013/11/05)
- 【5/19】灰色の虹 視聴率 主演・椎名桔平 (2012/05/21)