CATEGORY【大河ドラマ】光る君へ
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
NHKによる公式サイト
登場人物
午後8時00分【デジタル衛星ハイビジョン】 午後5時30分【衛星第2】 午後10時00分
秋山好古(阿部寛) 日露戦争でロシアのコサック騎兵と死闘を繰り広げた日本騎兵の創始者。「無料の学校で勉強をしたい」という、ただそれだけの理由で陸軍軍人の道へと進むことになった。
秋山真之(本木雅弘) 日本海海戦で連合艦隊の作戦参謀を務め、「本日天候晴朗なれども波高し」という電文を起草者した海軍軍人。
正岡子規(香川照之) 「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の句を詠んだ俳人。
秋山久敬(伊東四朗) 秋山兄弟の父。
秋山貞(竹下景子) 秋山兄弟の母。
正岡律(菅野美穂) 子規の妹。
正岡八重(原田美枝子) 子規の母。
高橋是清(西田敏行) 後に大蔵大臣として手腕を発揮し、「ダルマ宰相」とも言われた政治家。
陸羯南(佐野史郎) 新聞「日本」を創刊したジャーナリスト。
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2009年
第1回 11/29 17.7% 少年の国
脚本 野沢尚 演出 柴田岳志
第2回 12/06 19.6% 「青雲」
脚本 野沢尚 演出 柴田岳志
第3回 12/13 19.5% 「国家鳴動」
脚本 野沢尚 演出 柴田岳志
第4回 12/20 17.8% 「日清開戦」
脚本 野沢尚 演出 柴田岳志
第5回 12/27 12.9「留 学 生」
脚本 野沢尚 演出 一色隆司
2010年
第一話
260年続いた幕藩体制が倒れ、日本に近代国家が誕生した1868(明治元)年。四国・伊予松山の秋山家に5人目の男児が誕生。名を秋山淳五郎真之と名付けられた。明治維新後、松山藩の財政は底をつき、藩士の生活は困窮を極めていた。とりわけ大勢の子に養育費がかかる秋山家は悲惨だった。しかし、兄の信三郎好古は真之の誕生を誰よりも喜び、何かと面倒をみる。16歳になった好古は、学費がかからない師範学校への進学を目指し、大阪に旅立つ。その後、上京し陸軍士官学校に入学した好古が帰郷。自らの仕送りで真之を中学に進学させるよう両親に申し出る。
数年後、真之(本木雅弘)の同級生で幼なじみの正岡升(のぼる・後の子規=香川照之)が中学を中退して大学予備門を目指すため上京。真之も東京で学びたいと思い始める。その願いは再び好古(阿部 寛)によってかなえられ、真之は升の通う神田の共立(きょうりゅう)学校に入学する。ある日、ふたりは英語教師の高橋是清(西田敏行)に誘われ、横浜の外国人居留地に出かける……。
感想4.2
渡辺謙の語りが心地よい。秋山好古は言う「身辺は、単純明快でいい」と、第一話は、本当に単純明快な話で、真之が江戸を目指し、成長していく姿を常規や好古とともに描いているだけだが、そこにいきいきとしたドラマがある。少年の国である日本が、活き活きと成長していこうとする物語があるのだ。そこの物語に命を吹き込むように、元木も香川も阿部も自分の年とはかなり離れた役ながら、力強くと演じている。このドラマの中で語られている言葉に力があるのも大きい。見ている内に、何となく涙ぐんでしまったが物語に力があると言うことは、斯くも素晴らしきことなのかと思わずにはいられない。単純に素晴らしく見ていて爽快な気分になる。これぞかつてのNHKドラマという感じで、楽しめた。次の放送が楽しみだ。
第二話
1884年(明治17年)。上京から1年、真之(本木雅弘)と常規(後の子規・香川照之)は大学予備門に合格。塩原金之助(後の夏目漱石・小澤征悦)と出会い、友情を育む。一方、陸軍大学校に通う好古(阿部寛)は、ドイツ陸軍の参謀将校メッケル少佐(ノーベルト・ゴート)を師とし、実戦的な作戦を学んでいた。 春になり、子規の妹・律(菅野美穂)が松山から上京。真之に近々結婚すると打ち明け、「これからは自分に代わって兄を守ってほしい」と頼む。
大学予備門で、子規はおぼえたばかりの野球に熱中。子規と同居生活をはじめた真之も仲間たちと青春をおう歌する。そんな中、俳句や文学に傾倒する子規に対して、自分の進むべき道は何かと悩む真之だが、しだいに海の向こうに広がる世界を見たいという思いを強くし、海軍兵学校に入ることを決意。兄の援助から自立し、一身独立するという弟の覚悟に好古も賛同し、真之は築地の海軍兵学校に入学する。そこで1年先輩の広瀬武夫(藤本隆宏)と出会う。 同じころ、好古は旧松山藩主の若殿に随行してフランスへ留学する。
感想
第2話は真之の子規と好古との再会と別れと旅立ちと言う展開で、青春の日々の楽しさと果敢に運命に挑むそれぞれの生き方が丁寧に描かれ、それぞれの人々の思いが成長していく過程で直面する選択を、ものの見事に描いている。子規との楽しい大学予備門での楽しい日々、その風景が輝かしいく描かれ、それををかなぐり捨てても、真之が目指した海軍兵学校への道、何か楽しいだけでは、彼の中で物足りなかった自分の進むべき道への答が、海の向こうに広がる世界を見たいという強い思いになった過程は、本当にすがすがしい。そして好古が選択したフランスへの道、旧松山藩主の若殿に随行すると言うことを決断するシーンは、男の決断として泣けてくる。あのシーンは今回の一番の見せ場ではなかったのか?自分の立場を不利にしかねないフランス行き、それでも彼が前向きに受け取り、そして、フランスで活躍しようとする姿勢は、どんなシーンより美しかった。
第3回「国家鳴動」
1889年(明治22年)、大日本帝国憲法が発布される。学生たちと祝賀気分に浮かれる中、子規(香川照之)が突如かっ血。病気療養のため松山に戻る。妹・律(菅野美穂)は再び嫁いでいたが、母・八重(原田美枝子)とともに子規の看病をする。江田島から帰省した真之(本木雅弘)は子規を見舞い、二人は3年ぶりの再会を喜ぶ。帰省中の真之は、水練用の池で傍若無人な振る舞いをした陸軍兵ともめ事を起こしてしまう。父・久敬(伊東四朗)は内緒で事を収め、憤る真之を「短気は損気、急がば回れ」と諭す。
真之は海軍兵学校を卒業し、初の遠洋航海に出発する。そのさなか久敬が息を引き取ったことを知る。帰国した真之は、日本の港を巡回する清国の艦隊を見学。そこで東郷平八郎(渡哲也)と出会う。 子規は東京に戻り、陸羯南(くがかつなん・佐野史郎)主宰の新聞「日本」に入社。陸の勧めで隣に家を借り、八重と律を呼び寄せ、暮らし始める。フランスから帰国した好古(阿部寛)は、陸軍士官学校の馬術教官になる。そして、児玉源太郎(高橋英樹)の勧めで、以前下宿していた佐久間家の娘・多美(松たか子)と結婚する。
感想
今回は、日清戦争への流れの中で展開されるドラマだったが、今回一番驚いたのは、伊藤博文役の加藤剛だったのではないか。何しろ気品にあふれ、スマートに見えて力強く、慎重ながらも、大胆に決断した伊藤博文を物の見事に演じているところだ。それに加えて、配慮の死に直面し、老いたすこし小さくなった母秋山貞の姿を見事に演じている竹下景子だ。あの真之が帰郷したシーンと好古を多美に引き合わせる馬上の姿は、驚いた。真之と子規は全く別の道を進むが、主人公である真之と式との関係はどう描かれるのかと思ったが、それぞれの道を歩みながら、精力的に創作活動を行う子規の姿が、病を患いながら眩しい。今回の陸羯南との心は思いが深い、父のように接す陸羯南に、その恩に報いようとする子規の姿が、輝かしかった。2話までは、真之中心の展開だったが、今回は話が多元的に進行し、それでいて、それぞれが眩しく話が展開されている。これぞ大河という感じさえする。何しろ90分が早いのだ。何しろ、来週は、好古、真之兄弟の日清戦争での活躍がメインになるし、その中でどんなドラマが展開されるのか?その時代の中で、子規や2人に関わる多くの人、そして日本という国を導く人たちがどう描かれていくのかかなり楽しみだ。
第4回「日清開戦」
1894年(明治27年)7月25日、日清戦争が開戦。敵艦を追いかけていた巡洋艦「浪速」が英国国旗を掲げた汽船「高陞号(こうしょうごう)」を発見する。船が清国兵を満載しているのを目にした「浪速」艦長・東郷平八郎(渡哲也)は、随航するよう命じる。しかし清国将校が拒否したことから、東郷は「高陞号」を撃沈する。
好古(阿部寛)は大山巌大将(米倉斉加年)率いる第二軍の騎兵第一大隊長として旅順要塞の敵情を偵察し、敵兵配置情報、状況分析、攻略法を司令官の大山に送る。好古の上申書をもとに大山が作戦を立て、第一旅団長・乃木希典(柄本明)らは「半年はかかる」といわれた旅順要塞をわずか1日で陥落させた。
翌年、真之(本木雅弘)の乗った巡洋艦「筑紫」を含む連合艦隊は、清国艦隊が立てこもる威海衛の攻略を始める。しかし「筑紫」は敵の砲撃を受け、真之は部下を失う。
一方子規(香川照之)は、従軍記者を志願し戦地に赴くが、すでに日清両国間で講和談判が始まっていた。破壊された村々を回るなか、子規は軍医の森林太郎(後の森鴎外・榎木孝明)と出会う。
感想
このところエコ大河を見せ続けられたので、久々パワフルな映像の連続で心躍る。何しろ展開が面白いし、所ところで入る渡辺謙のナレーションが素晴らしい。帝国主義の時代を実感させる内容であったが、日清戦争の過程の描き方が雑で、余計な物を詰め込んだという感じはする。それにどちらが勝ったのかよく分からない演出、何がなんだか分からない。それに滅び行く清政府側の悲哀とも描いてほしかったし、なんか中途半端だったが、出てくる俳優陣は、水を得た魚のように、活き活きと演じている。小村寿太郎の竹中直人は、その中でも光っていた。
第5回
従軍から帰国した子規(香川照之)は東京には戻らず故郷・松山へ帰り、松山中学の教師として赴任してきた夏目金之助(漱石・小澤征悦)と同じ下宿に住む。その後、大阪や奈良を回って帰京の途に着いた子規だが、旅の途中で脊椎カリエスを発症してしまう。 満州や朝鮮半島におけるロシアの脅威を痛感した日本の首脳陣は、日露戦争を避けることのできないものと判断し、軍事費を拡大する。1896年(明治29年)、真之(本木雅弘)は横須賀水雷団第二水雷艇隊に配属となり、広瀬(藤本隆宏)と再会する。同じ年、好古(阿部寛)は陸軍乗馬学校長に任ぜられる。
翌年、海軍省で海外派遣士官の人選が行われ、真之はアメリカへ、広瀬はロシアに渡ることが決まった。留学を控えた真之は寝たきりの子規を見舞う。命がけで俳句を作ると言う子規は、真之にも国を守ってほしいと話し、お互いの役割を全うしようと語り合う。 渡米した真之は、戦術家として名高い海軍予備役大佐のアルフレッド・マハン(ジュリアン・グローバー)を訪ね、直接教えを受ける。一方、ロシアに渡った広瀬は、先に派遣されていた八代六郎(片岡鶴太郎)とともにオペラ鑑賞に出向き、アリアズナ(マリーナ・アレクサンドロワ)と出会う。 まもなくアメリカとスペインが戦争に突入(米西戦争)。真之は観戦武官として、アメリカ艦隊がスペイン艦隊を軍港に閉じ込める世界最初の閉塞作戦をその目で見る。
感想
後で、感想を書きます
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