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最近呑んだ「お燗が美味しい日本酒」だぁ!の巻

日に日に春が近づいて来た感じがするこの頃。
早く記事にしないといけないネタが溜まっていました。
そうですこれです!
何を呑んだかすぐ忘れちゃうので・私家版「忘備録」

最近呑んだ
「お燗が美味しい日本酒」

ラインナップ:
龍力(たつりき)生酛仕込み・兵庫県姫路市
天の戸(あまのと)芳泉・秋田県横手市
天の戸(あものと)美稲・秋田県横手市
阿櫻(あざくら)純米超旨辛口・秋田県横手市

▼「龍力(たつりき)」 特別純米 生酛仕込み 兵庫県特A地区産山田錦100%使用
兵庫県姫路市 株式会社本田商店

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※兵庫県特A地区産の酒蔵米山田錦を贅沢に使った特別純米酒でござる。これは、知人からのいただきもの。
蔵元は江戸時代から、播州杜氏の総取締役だった家柄だそうで、白鶴酒造の杜氏を務めた初代(現当主の曽祖父)が、この地に蔵を開いたとか。「酒の味は米の味」だからと米には特にこだわり、使用する酒米の80%が兵庫県特A地区産の山田錦。八宗の祖・龍樹菩薩の力を得たいと酒名を「龍力」にしたという。(以上・「日本酒手帳」東京書籍参考)

 燗でいただくと、豊かなボディに酸の味わいが効いて至福のひとときとなりますよ。


▼「天の戸(あまのと)」・芳泉(ほうせん) 純米
アルコール:15度 日本酒度:+1 酸度:1.6 精米歩合:65% 原料米:地元産「めんこいな」使用
秋田県横手市 浅舞酒造株式会社

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※偶然なのだけれど!この後のお酒は秋田県横手市のものばかりでした(◎_◎;)
「夏田冬蔵、夏は田んぼで米を作り、冬は蔵で酒を醸す-これは、浅舞酒造の酒造りを象徴する言葉。酒米は蔵から半径5km以内で、契約農家と蔵人みずからも作る特別栽培米しか使わない。」(「日本酒手帳」同上参考)
「天の戸」シリーズの中でも、地元酒蔵米を使いリーズナブルな価格で提供している、晩酌用定番といっても良いお酒。価格は税込み2,000円(1升瓶)を切ります。さすがに、米の豊かな味わいは薄いものの、キリリと効いた酸味がバランス良く飲み飽きないでしょう。

▼「天の戸(あまのと)」 無濾過 純米 美稲(うましね)80
秋田県横手市 浅舞酒造株式会社 

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※このお酒の魅力は「80」という数字です。この数を見て「おっ!」と気づいた方は相当な呑兵衛?!この数字は「精米歩合」を表すもので、分かりやすく言うと「米をあまり削らないで造ったお酒」=米の80%を使うエコなお酒!なのであります。普通、米の外側にはタンパク質が多くて削り取ることで味の整った雑味の無い日本酒となります。ところが、昨今の蔵の技術が向上して、ほとんど削らなくても美味しい日本酒を造ることが出来るようになりました。天の戸の人気商品「美稲」特別純米酒は精米歩合55%まで削っています(価格も3000円近い!)が、「80」は米を有効に使えるためコスパが良く、2,200円で提供されています。しかも、味わいは、定番の特別純米を超える?米の味わい豊かな美味しいお酒になりました。
購入は、おなじみ美味しい日本酒を取りそろえた「森田商店」さんです。私が低精米に食指を動かす事を知っていてこのお酒をススメてくれました。


▼「阿櫻(あざくら)」 純米 超旨辛口 原料米・ふくひびき 酵母 協会901号 日本酒度+10 アルコール度15.3度 酸度 2
秋田県横手市 阿櫻酒造 
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※こちらは地域のスーパーマーケットの日本酒コーナーで見つけたお酒。お燗で美味しく吞めそうなものを探して掘り出しました。
「阿桜酒造は明治19年にかまくらで有名な雪深い町 秋田県横手市に創業された伝統ある酒蔵です。また横手市のシンボルである横手城の別名は、「阿櫻城」とも呼ばれているそうです。全国五大杜氏の一つである秋田の山内杜氏 照井俊男のもと、技の粋を集めた長期低温醗酵の秋田流寒仕込のお酒を醸し米どころ秋田の地元米のみで醸した、華やかな香りと、まろやかな味わいが調和した飽きのこない飲み口の良さが阿櫻酒蔵のお酒の特徴だそうです。」(阿櫻酒造オフィシャルサイトより)
こちらも、地元の酒蔵米を使って、ほどよい酸味が味を引き締めていました。
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コメント

Re: No title

ytaka007さん!こんばんは!

同じお酒でも、温度によって「表情」が大きく変わりますね。

以前は、低温で華のあるお酒が好きでしたが

この頃はぬる燗で、美味しく飲めるお酒も好きになってきました。

美味しく感じながら飲めるお酒は、きっと「薬」になるのでしょうね!

(*^_^*)

No title

こんばんは、とりさん
4種類の燗向けの日本酒いいですね。
こちらも父親がそうだったせいか、燗で飲むのが一年中8割がたでしょうか。
常温が本来の味わい方かもしれませんが燗の温かみが夏でも酔い心地を高めてくれるのがいいんです。
暖かい日本酒の酔い心地は群を抜いています。
正に百薬の長でしょうか。



Re: 飲み比べ

BUSYBEE-GAEI さん!こんばんは!

上尾の文楽へ行かれるくらいですからお嫌いではないでしょう?(;^ω^)

日本酒の世界も奥が深すぎて、いくらお金とヒマがあってもたりませんね。

(どちらも無くて困っていますが!)

飲み比べ

楽しく飲み比べが出来ましたね🍶
美しい稲と書いて、「うましね」と読むのですね。いい響きです。“超旨辛”の文字に誘われます🌸

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Author:torikera
季節の野草や身近な自然の写真のご紹介、トレイルランやポタリング、マウンテンバイクの記事、掘り出しモンCDアルバムなど音楽の話題、美味しい日本酒や蕎麦について、最近は庚申塔・石仏・富士塚・力石など石や塚などにも興味津々!とりとめのない記事ばかりですがよろしくお願いします。

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