雁木(がんぎ)「ANOTHER(アナザー)」80%精米の凄さ!山口県岩国市八百新酒造
- 2020/07/31
- 19:20
何年か前に、長野県の諏訪の地酒を扱う酒屋で
「生酛造り・くろさわ・純米80」(南佐久郡・黒澤酒造)をみつけ
(なにせ真っ黒なラベルに白字で963・80赤字でくろさわとプリントされ印象的)
80%精米でも、こんなお酒を造れるのかっ!と驚き(◎_◎;)
それ以来、80%精米という「磨かない米の酒」に飛びついてきたtorikeraです。
(佐賀県天山酒造の「七田」75%・「七割五分磨き」や奈良県油長酒造の「風の森」ももちろん大ファン!)
今回は山口県の「雁木・がんぎ」の造る80%!これには食指が動きました。
「雁木・がんぎ」ANOTHER(アナザー)
純米無濾過生原酒
80%精米
720ml 1,210円(税込)
※「雁木」を造る、八百新酒造があるのは、山口県岩国市。
岩国市と言えば、最近錦帯橋をバイクで渡った輩がいてニュースになりましたが(^^;)
それにしても、このお酒、驚くのはまず価格です。四合瓶で1,210円(税込)!
(「くろさわ80」は、同1,155円です!<torikera調査価格>)
考えてみれば分かりますが、精米歩合を上げていけばお米の大部分を削り取ってしまうので
当然コスパは悪くなります。その分、コメの外側にある雑味の元になる成分(タンパク質)をなくすことができ
スッキリと香り高い吟醸酒となるようですが、実に「無駄」が多いわけです。
ところが、精米歩合が70~90%となってくると、ほとんど無駄なく米を酒に変えることが出来
同じ米の量からできる酒の量も増えて価格に反映できます。
一方で、いかに雑味を抑えた美味しいお酒を造ることが出来るか!蔵の技術が試されるわけです。
でも、各地の蔵がビックリするほど美味しいお酒を醸造しているのですが、知らない方は知らない(^^;)
こちらの「純米無濾過生原酒」は、しっかりとした酸味をベースに
ほんのりとフルーティな香りも感じさせながら、嫌みのないすっきりとした旨味。
値段を伏せて利き酒をしたら、いくらのお値段をつけるでしょうか?
まぁ余り値段の事を言うのは野暮かもしれませんが、日常の晩酌では大事なことですよね。
ぬる燗でも試しましたが、どちらかというときっちりと冷やしたときの味わいが好きですね。
ぜひお試しください。
※雁木オフィシャルサイトへ
※購入は毎度おなじみ、さいたま市の森田商店
「生酛造り・くろさわ・純米80」(南佐久郡・黒澤酒造)をみつけ
(なにせ真っ黒なラベルに白字で963・80赤字でくろさわとプリントされ印象的)
80%精米でも、こんなお酒を造れるのかっ!と驚き(◎_◎;)
それ以来、80%精米という「磨かない米の酒」に飛びついてきたtorikeraです。
(佐賀県天山酒造の「七田」75%・「七割五分磨き」や奈良県油長酒造の「風の森」ももちろん大ファン!)
今回は山口県の「雁木・がんぎ」の造る80%!これには食指が動きました。
「雁木・がんぎ」ANOTHER(アナザー)
純米無濾過生原酒
80%精米
720ml 1,210円(税込)
※「雁木」を造る、八百新酒造があるのは、山口県岩国市。
岩国市と言えば、最近錦帯橋をバイクで渡った輩がいてニュースになりましたが(^^;)
それにしても、このお酒、驚くのはまず価格です。四合瓶で1,210円(税込)!
(「くろさわ80」は、同1,155円です!<torikera調査価格>)
考えてみれば分かりますが、精米歩合を上げていけばお米の大部分を削り取ってしまうので
当然コスパは悪くなります。その分、コメの外側にある雑味の元になる成分(タンパク質)をなくすことができ
スッキリと香り高い吟醸酒となるようですが、実に「無駄」が多いわけです。
ところが、精米歩合が70~90%となってくると、ほとんど無駄なく米を酒に変えることが出来
同じ米の量からできる酒の量も増えて価格に反映できます。
一方で、いかに雑味を抑えた美味しいお酒を造ることが出来るか!蔵の技術が試されるわけです。
でも、各地の蔵がビックリするほど美味しいお酒を醸造しているのですが、知らない方は知らない(^^;)
こちらの「純米無濾過生原酒」は、しっかりとした酸味をベースに
ほんのりとフルーティな香りも感じさせながら、嫌みのないすっきりとした旨味。
値段を伏せて利き酒をしたら、いくらのお値段をつけるでしょうか?
まぁ余り値段の事を言うのは野暮かもしれませんが、日常の晩酌では大事なことですよね。
ぬる燗でも試しましたが、どちらかというときっちりと冷やしたときの味わいが好きですね。
ぜひお試しください。
※雁木オフィシャルサイトへ
※購入は毎度おなじみ、さいたま市の森田商店
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