⑬「強清水(こわしみず)・湧水」の巻 埼玉県和光市内の「湧水巡り」、クロスバイクでポタリングだぁ
- 2021/03/10
- 23:16
久しぶりにクロスバイクで和光市へポタリング!
目当ては、行ったことのない湧水巡り。
和光市は知る人ぞ知る湧水の宝庫。
武蔵野台地の端にあって、かつてはいたるところ湧水だらけだった。
都市化が進むなかで生き残った湧水も風前の灯状態。
まずは、その存在を多くの市民が知ることが大事だよね。
和光市の貴重な湧水を訪ねるシリーズ 第13弾(最終回)
和光市の湧水巡り(ポタリング) ⑬
強清水(こわしみず)・湧水
越戸川に注ぎ込む不思議な湧水地!
撮影:2021年2月7日(日)午後 Canon PowerShot G7X
▼一見すると下水道の排水口にしか見えないのだけれど、ここが「強清水(こわしみず)」の湧き出し口になります。グーグルマップでも検索すると表示される場所です。
▼全景はこんな感じで、湧水をいったん白いプールに通してから、越戸川に流しています。確かに、この施設がなければ、ただの下水のように見えてしまいますね!
▼プールから越戸川に流れ出るところです。せっかくの施設なのですから、「湧水」の解説板くらい立てることができなかったのか?と悔やまれますが・・・
▼湧水地のすぐ上流に湧水の名前の入った橋があります「強清水橋」です。
▼強清水橋から見た、「強清水」湧水地の様子です。ご覧の通り両側はすっかり住宅地になってしまっています。手前の梯子は管理用のもので、一般の人は利用できません。残念!下りて近づきたかった(;^ω^)
▼橋の上流もこんな感じで、両岸には住宅が迫っていました。
▼強清水から少し越戸川を下って来ると、対岸の朝霞市側の斜面林が伐採されているところがありました。斜面といえども、放っておくと、どんどん開発される時代ですね。
▼さらに下ると、越戸川と谷中川(写真左)の合流地点に出ます。背後に見えているのが東京外環自動車道路です。
▼この地点の水質を見ても、住宅街を流れ下ってきたわりに、透明度が高くて澄んでいる様子が分かります。この地点は、階段状になっていて、川の水に触れることが出来るように工夫されています。
▼さらに下った箇所も、階段状にして川と触れ合うことが出来るように工夫されていました。背後に見えるのが、前回紹介した「新倉ふれあいの森」のある方向になります。
※和光市内の湧水地については、こちらの地図が大変参考になりました。
和光・緑と湧き水の会が中心になって製作した地図です。ぜひ活用してください。
和光市内の湧水地地図
13回に及ぶ和光市の湧水地訪問の記事はこれで終わります。
それにしても、多くの湧水を持つ素晴らしい地域でした。
しかも、多くの湧水地が地域(団体・個人)や行政の管理下で工夫され大事にされています。
都市部で湧水を守ることは、言うほど簡単な事では無いはずです。
都内の有名湧水が次々と枯れている事実がそれを証明しているように思います。
多くの市民が、湧水の存在を知り、その価値を認めて保存に協力してもらえたらイイですね。
最後に少し残念な例を1つご紹介してこのシリーズを終わります(◎_◎;)
(オイオイ最後にこれか?!)
▼「坂下湧水公園」閉鎖の看板
本来ならばシリーズでご紹介したい、和光市の湧水地の一つでした。この湧水地は児童公園として公開されていた場所です。残念なことに現在は閉鎖され入ることが出来ない状態でした。この後は何になるのでしょうか?
▼写真の木の間に湧水があるようです。
▼水が流れ下っているのが見えました。
▼最終的には湧水は、公園脇の排水溝へ流れ込んでいます。
▼こちらは、「新倉ふるさと民家園」です。この中にも湧水(井戸)がありますが、残念ながらコロナ対策で閉館中ということで見学ができません。
▼古民家の奥に井戸があるようです。開館したら、見学をして記事にしたいと思っています。ご期待くださいね。
目当ては、行ったことのない湧水巡り。
和光市は知る人ぞ知る湧水の宝庫。
武蔵野台地の端にあって、かつてはいたるところ湧水だらけだった。
都市化が進むなかで生き残った湧水も風前の灯状態。
まずは、その存在を多くの市民が知ることが大事だよね。
和光市の貴重な湧水を訪ねるシリーズ 第13弾(最終回)
和光市の湧水巡り(ポタリング) ⑬
強清水(こわしみず)・湧水
越戸川に注ぎ込む不思議な湧水地!
撮影:2021年2月7日(日)午後 Canon PowerShot G7X
▼一見すると下水道の排水口にしか見えないのだけれど、ここが「強清水(こわしみず)」の湧き出し口になります。グーグルマップでも検索すると表示される場所です。
▼全景はこんな感じで、湧水をいったん白いプールに通してから、越戸川に流しています。確かに、この施設がなければ、ただの下水のように見えてしまいますね!
▼プールから越戸川に流れ出るところです。せっかくの施設なのですから、「湧水」の解説板くらい立てることができなかったのか?と悔やまれますが・・・
▼湧水地のすぐ上流に湧水の名前の入った橋があります「強清水橋」です。
▼強清水橋から見た、「強清水」湧水地の様子です。ご覧の通り両側はすっかり住宅地になってしまっています。手前の梯子は管理用のもので、一般の人は利用できません。残念!下りて近づきたかった(;^ω^)
▼橋の上流もこんな感じで、両岸には住宅が迫っていました。
▼強清水から少し越戸川を下って来ると、対岸の朝霞市側の斜面林が伐採されているところがありました。斜面といえども、放っておくと、どんどん開発される時代ですね。
▼さらに下ると、越戸川と谷中川(写真左)の合流地点に出ます。背後に見えているのが東京外環自動車道路です。
▼この地点の水質を見ても、住宅街を流れ下ってきたわりに、透明度が高くて澄んでいる様子が分かります。この地点は、階段状になっていて、川の水に触れることが出来るように工夫されています。
▼さらに下った箇所も、階段状にして川と触れ合うことが出来るように工夫されていました。背後に見えるのが、前回紹介した「新倉ふれあいの森」のある方向になります。
※和光市内の湧水地については、こちらの地図が大変参考になりました。
和光・緑と湧き水の会が中心になって製作した地図です。ぜひ活用してください。
和光市内の湧水地地図
13回に及ぶ和光市の湧水地訪問の記事はこれで終わります。
それにしても、多くの湧水を持つ素晴らしい地域でした。
しかも、多くの湧水地が地域(団体・個人)や行政の管理下で工夫され大事にされています。
都市部で湧水を守ることは、言うほど簡単な事では無いはずです。
都内の有名湧水が次々と枯れている事実がそれを証明しているように思います。
多くの市民が、湧水の存在を知り、その価値を認めて保存に協力してもらえたらイイですね。
最後に少し残念な例を1つご紹介してこのシリーズを終わります(◎_◎;)
(オイオイ最後にこれか?!)
▼「坂下湧水公園」閉鎖の看板
本来ならばシリーズでご紹介したい、和光市の湧水地の一つでした。この湧水地は児童公園として公開されていた場所です。残念なことに現在は閉鎖され入ることが出来ない状態でした。この後は何になるのでしょうか?
▼写真の木の間に湧水があるようです。
▼水が流れ下っているのが見えました。
▼最終的には湧水は、公園脇の排水溝へ流れ込んでいます。
▼こちらは、「新倉ふるさと民家園」です。この中にも湧水(井戸)がありますが、残念ながらコロナ対策で閉館中ということで見学ができません。
▼古民家の奥に井戸があるようです。開館したら、見学をして記事にしたいと思っています。ご期待くださいね。
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