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都道府県別学習塾軒数

公開日:2009-12-11 | 最終更新日:2016-6-8
カテゴリ: 教育
都道府県別学習塾軒数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
総務省の経済センサス‐基礎調査から学習塾軒数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「学習塾」の事業所数を比較している。また人口比で比較するための分母としては小中高校の生徒数を使っている。

産業分類一覧
小学生,中学生,高校生などを対象として学校教育の補習教育又は学習指導を行う事業所をいう。

英会話教室や、各種学校が経営する予備校などは含まれない。

全国の学習塾は55,037軒で、小中高校生徒1000人あたり4.10軒。最も多いのは和歌山県で5.85軒。以下、徳島県、香川県、愛媛県、兵庫県と続いている。一方、最も学習塾が少ないのは岩手県で小中高校生徒1000人あたり2.52軒。この他、山形県、青森県、熊本県、北海道などで塾が少ない。

分布図を見ると、西日本に塾が多く、中でも四国はトップ5に3県が入るなど学習塾が特に多い。逆に日本海側から東北にかけては学習塾が少ない。

相関ランキングでは小中学生通塾率小学生・学校外学習率と正の相関が高い。塾が多いところでは塾に通う生徒が多く、学校外で勉強する機会も多いことを意味している。

一方、全国学力テストとは全く相関がなかった。

この他、年間日照時間年間平均気温と正の相関が高く、年間雪日数と負の相関が高いのも興味深い。天気がよく暖かいところに塾が多く、雪が多いところで塾が少ないことを意味しており、気候が地域の学習意識に影響をあたえているのだろうか。
データ出典  経済センサス‐基礎調査 2014

都道府県別学習塾軒数

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順位都道府県軒数偏差値
 総 数 小中高生徒数1000人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1和歌山県622軒5.85軒74.45
2徳島県438軒5.59軒70.98
3香川県565軒5.22軒65.94
4愛媛県728軒5.01軒63.15
5兵庫県3,006軒4.98軒62.70
6広島県1,519軒4.93軒62.08
7奈良県741軒4.91軒61.71
8京都府1,311軒4.74軒59.51
9岐阜県1,094軒4.72軒59.25
10滋賀県775軒4.66軒58.43
11高知県350軒4.66軒58.34
12三重県945軒4.66軒58.32
13山口県666軒4.61軒57.64
14沖縄県874軒4.45軒55.50
15神奈川県4,007軒4.40軒54.89
16静岡県1,755軒4.32軒53.73
17埼玉県3,233軒4.29軒53.37
18鳥取県268軒4.28軒53.24
19愛知県3,563軒4.27軒53.04
20大阪府3,989軒4.24軒52.67
21岡山県890軒4.14軒51.32
22栃木県892軒4.11軒50.93
23新潟県984軒4.11軒50.93
24東京都4,984軒4.10軒50.78
25山梨県387軒4.07軒50.43
26千葉県2,579軒4.02軒49.73
27石川県499軒3.90軒48.11
28長野県917軒3.87軒47.73
29大分県465軒3.70軒45.39
30福島県770軒3.68軒45.14
31茨城県1,139軒3.57軒43.61
32秋田県358軒3.57軒43.59
33長崎県553軒3.55軒43.35
34群馬県774軒3.54軒43.27
35佐賀県354軒3.53軒43.08
36福岡県1,930軒3.52軒42.90
37宮城県860軒3.48軒42.40
38福井県307軒3.39軒41.23
39宮崎県429軒3.35軒40.71
40富山県375軒3.27軒39.61
41鹿児島県608軒3.24軒39.16
42島根県231軒3.11軒37.42
43北海道1,599軒3.03軒36.27
44熊本県602軒3.01軒36.10
45青森県422軒3.00軒35.90
46山形県336軒2.76軒32.61
47岩手県344軒2.52軒29.40
全国55,037軒4.10軒
単位人口:小中高生徒数1000人あたり (2014)

他との相関 相関とは?

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1000あたり軒数の分布 (変動係数 0.1828)

分布図

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コメント

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odomon 2014/02/27
ちとせさん

下のコメントをした頃はタウンページから軒数を調べていましたが、現在は「経済センサス-基礎調査」です。

http://www.stat.go.jp/data/e-census/2009/kakuho/gaiyou/gaiyou.htm

「統計表一覧」

「事業所に関する集計」の「都道府県別集計」

各都道府県

「2 産業(小分類),経営組織(5区分)別全事業所数,男女別従業者数及び1事業所当たり従業者数−都道府県 」

のエクセルです。

そこの「823」が「学習塾」になってます。
ちとせ 2014/02/21
偏差値の元になっている資料を教えてください。
まなみ 2010/07/17
丁寧に教えてくださり、ありがとうございました。
子供の数と学習塾の数の関係についてレポートを書かなければならないので、教えていただき、とても助かりました。
お忙しいなか、ありがとうございました。
odomon 2010/07/12
定義はタウンページの分類なので補修塾、進学塾を含めた自己申告と思われます。

タウンページにキーワード「学習塾」、住所に「北海道」と入力して検索すると、右側にヒットした各項目が表示され、左側に件数が分類ごとに表示されます。この分類が各事業所の分類と思われますので、その値を使っています。
まなみ 2010/07/10
ここでの「学習塾」の定義は何ですか?
小学生用に塾のことですか、それとも予備校のことですか?

また、出展にタウンページとありますが、タウンページのウエブサイトにいってもそのようなデータはありませんでした。どこからこのデータはえられたのですか?


教えていただけるとありがたいです。よろしくおねがいいたします。
2016-6-8 | 教育