熊本市は慈恵病院が計画している赤ちゃんポストの設置を容認した。
このニュースで驚いたのは、安倍総理が反対しているにもかかわらず、許可した幸山政史市長のことだ。テレビで見ると市長にしてはずいぶん若そうに見えた。
で、調べてみると現在42歳。5年前に市長に初当選している。
許可した理由は「医療法上の基準を満たしており、直ちに法令に違反するとまでは言えない」としている。
これを受けて、塩崎恭久官房長官は「保護者が子どもを置き去りにする行為は、基本的にあってはならない」と安倍総理の考えに沿う答弁を行っている。
国としては認めたくないぞ、と。
赤ちゃんポストに関しては賛否両論あるが、「育てられないから」と簡単に遺棄するよりも、この世に生を受けた以上は他人の手でも育てられたほうがいい、と思う。将来、自分は捨て子だったことが分かってくるわけだが、赤ちゃんにも生きる権利はある。
反対する理由は、逆に簡単に赤ちゃんを捨てる環境ができてしまうことを懸念するわけだろうが、この赤ちゃんポストが全国へ波及するかどうかは分からない。
赤ちゃんが生まれなくて困っている夫婦もある一方で、中学生で妊娠出産するケースもある。
いずれにしても、子供は国の宝だ。
育てられなくて闇に葬られるより赤ちゃんポストだろう。
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