Archive for 1月 2014
プルリクエストに対するすごいレスポンス
プルリクエストへのすごい返信が話題になっていました。
- ファンクショナルテスト用にSQLiteのサポートを追加
- 後でみます。というかだいぶ後になりそう。僕はウクライナ人なんだけど、今革命が起きているので。
- 気をつけて!
- 良い革命を!
GitHub上のコミュニケーションなので軽い内容ですが、ウクライナでは本当に武力衝突が起きておりオープンソースの広がりと同時に世界の広さも感じます。
追記:
問題のプルリクエストのコメント欄はちょっとしたお祭り状態です。
https://github.com/fre5h/DoctrineEnumBundle/pull/12
via:https://twitter.com/andrey_butov/status/426018565561401344
2013年の UX トレンド
UX マガジンが寄稿者などに 2013年の UX トレンドを募って、各人のコメントとともにまとめています。
- ダメな UX がメインストリームに
- QuantifiedSelf – “ライフログ”機器の浸透
- コンテキストを意識したコンピューティング – Google Now, Yahoo の Aviate など
- モノのインターネット(Internet of Things / IoT) − あらゆるモノがインターネットに繋がっている
- モノのインターネットの成長 – KickStarter や IndieGoGo を使ったキャンペーンでの成功例
- モノのインターネットの失望
- 新しいTypography
- タッチスクリーンデバイスの流行
- コンテンツのキュレーション
- Pinterest 化
- モバイル・ファースト
- フラット・デザイン
- 新しい経営幹部職 – Chief Customer (experience) Officer
- Smartphone を使った“Beaconing(かがり火/信号誘導)”
2012 年の UX トレンドはどうだったのかと思って調べてみたところいくつかの記事を見つけました。
昨年から言われているものの進化形態(UX デザインの重要性、Web Typography の進化、マルチスクリーンデザイン、タッチインターフェイス)、昨年言われていたものが具体的になったもの(IoT)があります。フラットデザインは 2012年にはあまり話題にはなっていませんでしたが、2013年になって急速に普及しましたね。
オリジナルの記事では、各項目に短い解説がついていますので、面白そうなもの、説明が必要そうなものをいくつか抜き出してみましょう。
ダメな UX がメインストリームに – Joseph Dickerson
2014年1月1日にアメリカではオバマ政権による国民皆保険制度がスタートしました。そのスタートは順調だったとは言えません。政治的な駆け引きもその理由の一つですが、登録用の web サイトが全く持ってダメダメだったのです。アメリカ市民は、2013年10月1日にオープンした healthcare.gov を使って健康保険の検索、登録などができる予定だったのですが、開設当初はサイトに繋がることすらままなりませんでした。それに加えて UX 上の使いにくさ、というのが主流メディアに取り上げられたことというのが著者の興味を引いたようです。
Pinterest 化 – Hana Schank
「かなりの web サイトが、Pinterest みたい –テキストの代わりに大きな写真、そしてナビゲーションは隅っこに追いやる形– になりはじめた。」foodgawker, Coursera, Everplaces, Airbnb などが挙げられて「なんでどの web サイトも大きな写真を箱に入れたみたいなインターフェイスなんだ?と数年後に疑問に思うことだろう」と閉めています。
Smartphone を使った“Beaconinig(かがり火/信号誘導)” – THE MEME
「GPS では伝えきれない近距離の位置誘導のために Smartphone ユーザはデバイスの光を使って信号を送っている。」著者は例として最近日本でもサービスが始まって話題の Uber のユーザインタラクションを挙げています。Uber の利用者側にも、サービス提供者側の車にもこれといった識別方法がないためどちらもスマートフォンを見せ合うといった方法でコミュニケーションしている、としています。Beaconing (かがり火)というのはちょっと誇張にかなと思いますが、似たような行動をとることはあるようにも思います。
その他、モノのインターネットに関する視点は面白いと思いました。2014年の UX 動向を知るためにも元記事を読んでみてください。