この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第11話 「浅倉奈緒子(前編)」
今回から浅倉奈緒子先輩が最後のヒロインとして担当してくれます。
普通であれば最後にはメインヒロインを持ってくるのが定番だと思うのですけど、
この作品ではなぜか奈緒子先輩を最後に推してきているのが珍しいです。
原作ゲームを遊んだことがないのでヒロインの人気については分かりませんが、
もしかすると奈緒子先輩が一番人気があるのかなぁ?って思ったりしました。
「初めまして。俺、星野航。ねぇ奈緒子。俺とデートしよう♪」
物語は約3年前の航がまだ中学生だった頃から描かれています。
その航が大胆にも奈緒子先輩をナンパしていたから面白いです。
でも初対面の女の子に下の名前を呼び捨てで呼ぶのはどうかと思う(苦笑)
普通の女の子ならこんな男を絶対に相手にするはずありませんよね。
航は美人の女の子がいれば誰にでも声をかけるみたいですわ。
航は何度も断られたり、無視され続けても、諦めずに告白し続けていました。
ここまで来るとストーカーレベルを越えちゃっているような気もします(苦笑)
今までの航は爽やかな好青年として描かれていたので、このシーンを見ると
イメージがちょっと崩壊してしまった感じもする(^ω^;)
航が奈緒子先輩に押し倒した上に抱きついていたから信じられない!
これって完全にわいせつ行為の犯罪者になっているんじゃないでしょうか!?
奈緒子先輩がパンチで殴りつけて吹っ飛ばすのも当然ですわ(^ω^;)
ただ、奈緒子先輩が航の「人間は自分の気持ちを言葉で伝える生き物である。」
という言葉に何か思うところがあったのが気になるポイントでしたね。
その後、意外にも奈緒子先輩の方からデートをする事をOKしてあげていました。
この時に航が見せた喜びのリアクションが最高に面白かったです。
おそらくこの作品の中で一番笑うシーンだったような気がしますわ(^ω^;)
そして、初デートでは航はとんでもないチンピラ風な格好をしてやって来た!?
さすがにこんな姿の男の子とデートなんて出来るわけありませんよね(苦笑)
しっかりと奈緒子先輩が航の身だしなみを整えさせていたから偉いです。
こういうところは年下の男の子だからやり易いというのもあるのかな?(^ω^)
デートの途中で天体望遠鏡を持った辻崎という男性に遭遇しました。
奈緒子先輩にとっては同じつぐみ寮に住んでいるから知り合いになります。
つまり、将来的には航にとっても高校とつぐみ寮の先輩OBになる人でした。
あと、奈緒子先輩の辻崎さんに対するやり取りを見ていると、猫を被っている?w
普段の彼女がこんなに可愛らしい雰囲気で話しかけるなんてしないですもんね。
そうなると、奈緒子先輩が辻崎さんに惚れているというのは間違いなさそうでした。
ただ、航としては自分が当て馬にされているので複雑な気分でしょうか。
まぁそうじゃなきゃ、こんなワイセツ男とデートする女の子なんていないわけだし(^ω^;)
「ごめんなさい。もう二度と君の前には現れない。」
奈緒子先輩は航の好意を利用していた事を謝っていました。
キスをしていたのがビックリだけど、これも謝罪の気持ちの表れなのでしょう。
当然の事ながらその後の航は失恋のショックも含めて落ち込んでいました。
こういう弱々しい航を見るのは初めてかもしれません。
それほど奈緒子の事を真剣に好きになっていた事が伺えます。
1年後に航は高見塚学園に入学して、つぐみ寮に入る事になるのですけど、
そこで奈緒子先輩と再会する事が出来ました。
航にとっては奈緒子先輩がてっきり島を出て行ったものと思っていたので、
この再会はビックリするとともにとても嬉しい気持ちだったかもしれません。
でも、奈緒子先輩からは厳しい特別ルールを与えられていましたけどね(笑)
これで過去の事については一線を引いて、新しい寮生仲間同士として
一緒に過ごしていこうということなのでしょう。
奈緒子先輩が表の顔と裏の顔を使い分けている事が明らかになっていました(笑)
猫を被る事で先生や生徒達からの好感度を上げていたので流石だと思う(^ω^)
これは生徒会の会長職に就けるのも頷けるというものですね。
その一方で航に対してだけは厳しく接してあげているから可哀相だw
まるで航を奴隷のように扱っていますわ(苦笑)
某アマガミの絢辻詞さんと良い勝負が出来るんじゃないかなぁ?w
奈緒子は自分が卒業する来年の3月まではつぐみ寮を存続させようと頑張ります。
航とは恋人同士ではなく、ただの先輩と後輩の関係になってしまいましたけど、
出会った当初に比べれば2人の関係が身近になっている様子が分かりました。
これなら再び2人が本当の恋人同士になれるかもしれませんね。
しかし、そんなある日、奈緒子と航の前にあの辻崎さんが久しぶりに現れました。
これは奈緒子の心が揺れ動かされるのは間違いないでしょう。
とうとう彼女の片思いの決着をつける日がやって来たところかな!
今回の奈緒子のエピソードは今までになく恋愛要素の含んだお話になっていました。
メインヒロインと思われた凛奈や海己のエピソードを見た時は、意外にも恋愛要素が
なかったのが疑問でしたけど、今回の奈緒子のエピソードを見て、なぜ彼女が最後の
メインヒロインを張らせたのかが少し納得できました。
- 関連記事
-
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第13話 「約束の日」(最終回)
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第12話 「浅倉奈緒子(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第11話 「浅倉奈緒子(前編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第10話 「桐島沙衣里(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第09話 「桐島沙衣里(前編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第08話 「羽山海己(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第07話 「羽山海己(前編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第06話 「藤村静(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第05話 「藤村静(前編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第04話 「六条宮穂(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第03話 「六条宮穂(前編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第02話 「沢城凛奈(後編)」
- この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第01話 「沢城凛奈(前編)」