2014/07/21

この青空に約束を～ようこそつぐみ寮へ～　第09話「桐島沙衣里（前編）」

（C）TGL／Alchemist・つぐみ寮寮生会 2007

つぐみ寮の退寮が早まる危機を迎えます！（汗）

今回から桐島沙衣里先生がメインヒロインのエピソードが描かれています。
彼女は海己達とは違って大人の女性ですから、どんな展開になるのか楽しみでした。

時系列としては、凛奈がつぐみ寮で暮らすようになった直後のお話となっています。
マラソン大会の時に航が凛奈に張り倒されて腕を骨折しているのも再現されてます。
ただのオーバーなリアクションだと思ったけど、本当に骨折していたとは驚きだ（苦笑）
とにかく沙衣里先生が航に1ヶ月間の停学処分を科した事で、それ以上の重い処分を
回避させようとしてくれました。寮を追い出されなくて良かったといったところですね。

航が寮に帰ってくると凛奈と海己が襲い掛かろうとしていたから怖い（笑）
どうやら寮の周辺に不審者がいてたという事で警戒をしていたみたいです。
警戒するのは良いけど、一応誰なのか確認してからじゃないといけませんわ。
下手をすれば、航がさらに骨折していたかもしれないしｗ
ただその不審者が建設業者だったからといって安穏としてはいられません！
これはすぐにでも廃寮にしようとしている人物がいる事を示していますからね（汗）

そういうわけで学園長がつぐみ寮を早く廃寮にさせたがっているのは確実でした。
放っておいてもつぐみ寮の廃寮はすでに決まっているはずなのに、なぜ学園長が
こんなにも廃寮を急ごうと考えているのかが謎といったところです。
性格的にも良い人のようには見えなかったので何か裏がありそうでしたよね。
そこで沙衣里先生は学園長が何を企んでいるのかを調べようとしていました。
頼りなさそうに見える先生ですけど、たまにしっかりしている部分を見せてくれます。
こういうギャップがあるのが彼女の可愛らしいところかもしれません(＾ω＾)

沙衣里先生は学園長達の動きを注意深く見張っていました。
学園長のそばには性格の悪そうな教頭先生もいるから注意が必要かな。
おそらくこの学園長と教頭先生がこの作品の悪役になっているのでしょう。
あと、坂田という人物も飛行機に乗って島にやって来ていました。
あの学園長が頭を下げて出迎えるくらいだから重要人物なのは間違いない。

航と沙衣里先生は学園長達の後を尾行していました。
気づかれないように変装していたのですけど、逆に目立つ感じもします。
それに若い男女がラブホテルの前で張り込んでいるのも変な感じだし。
もし2人がこんな所にいるのがバレちゃったら誤解されるでしょうね（笑）

航が沙衣里先生を抱き寄せて恋人同士に見えるようにしていました♪
これならラブホテルの前にいても普通の光景に見えるからナイスアイデア？ｗ
でも、沙衣里先生としてはあまりにも突然の事だから意識しまくっていたかもｗ
顔を赤くして恥ずかしがる先生がとても可愛く見えました♪(＾ω＾)

航は坂田の事について色んな人達から情報を仕入れようとしていました。
まるで探偵でもしているような捜査能力を発揮していたから凄いですわ。
将来は探偵か刑事にでもなれるんじゃないでしょうか？
とりあえず坂田というのはムラナカ不動産でリゾート開発部長をやっていました。
そうなると、つぐみ寮の廃寮と繋がってくるというのも何となく分かってきますね。

航や沙衣里先生の調査により、つぐみ寮の跡地にリゾートホテルが建つ事が
明らかになってきました。それを坂田が担当者として請け負うというわけです。
もちろん、坂田は依頼を受けて仕事をするだけだから何の問題はないでしょうね。
そうなると、注目するべきは学園長という事になってきます。
そこで最も重要なポイントは学園長が町長選に出馬する計画を立てている事でした。
南栄生島をリゾート化して観光収入を懐に入れたいと考えているみたいですわ。
町長選が始まると無茶なリゾート開発は住民の監視もあって出来にくくなるので、
今のうちにつぐみ寮を廃寮させておきたいという気持ちがありました。
これで、つぐみ寮の廃寮に関する裏の繋がり見えてきた！

しかし、最後に航は学園長に呼び出されて生徒手帳を見せられます。
どうやらラブホテルの間で張り込みをしていた時に生徒手帳を落としたみたい。
顔は見られなかったとはいえ、後ろ姿を目撃されていたのでバレる事になりました。
もちろん、ラブホテルの中には入っていないので誤解されているわけですけど、
先生を抱き寄せていたところは見られていたので言い逃れるのは難しいかな。

とにかく航が不健全な異性交遊をした疑いをかけられて退学処分になりそうでした（汗）
つぐみ寮の寮生が少なくなるとすぐにでも退寮になってしまうので心配ですね。
まぁそれが学園長の一番の目的ですから、良い理由が見つかって嬉しそうでしたわ。
本当に航が退学になってしまうのかどうか、ここで次回に続きます。