この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第10話 「桐島沙衣里(後編)」 - アニメとゲームと恋の楽園
2014/07/26

この青空に約束を ~ようこそつぐみ寮へ~ 第10話 「桐島沙衣里(後編)」

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(C)TGL/Alchemist・つぐみ寮寮生会 2007

沙衣里先生が航を守るために職員会議に臨みます!

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今回も引き続き桐島沙衣里先生のエピソードが描かれています。
航と沙衣里先生は学園長と教頭先生の陰謀を探っていたのですけど、逆に航が
女性とホテルの前で抱き合っていたところを見られてピンチを迎えてしまいました!
もし航が退学処分になってしまうと、つぐみ寮を出て行かなくてはいけなくなります。
当然の事ながら、奈緒子先輩達は航に真相を話すように問い詰めていましたわ。
特に航がホテルの前で女性と抱き合っていた点が気になるというのもあるかな?
海己なんて相手が誰なのかとても気になっている様子でしたし(^ω^)

そこで渋々と沙衣里先生が正直に手を挙げて相手の女は自分だと明かしましたが、
その瞬間に奈緒子が沙衣里先生を思いっきり張り倒していたからビックリです!
確かに沙衣里先生は軽率だったけど、先生相手にビンタするなんて信じられない(^ω^;)
でもまぁ沙衣里先生よりも奈緒子の方が先生に相応しい感じだからいいのかもw

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今のところは学校側には沙衣里先生の事がバレていないのが不幸中の幸いです。
もし沙衣里先生まで生徒と抱き合っていた事が知られてしまうと、彼女の退寮処分も
確実ですし、そうなるとつぐみ寮の早期廃寮も反対できなくなってしまいますもんね。
ここからどうやって学校側に対して手を打っていくのか見ものでした。
沙衣里先生がメインのお話なのに、なぜか奈緒子が活躍しそうな雰囲気だ(^ω^;)

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そして次の日に航の不祥事の件で緊急職員会議が開かれていました。
あと宮穂が理事長代理としての決議権を持っているので出席しています。
ここは宮穂も航を守るために厳しい処分に反対するものと思ったのですけど、
なぜか学園長達の意見に賛成をしていたから意表を突かれましたよ(汗)
彼女は理由はどうであれ航と沙衣里先生が抱き合っていたのは事実だから、
それに沿った規則に則って厳しい処分をする事に賛成をしたのかな!?
とにかく、彼女を含めてほとんどの先生達が厳しい処分に賛成をしていたので、
航の退学処分はほぼ確実な情勢でした・・・(汗)

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当然の事ながら沙衣里先生だけが1人だけ反対の挙手をしていました。
必死に航の事を庇おうとして発言をしていたのですけどね。
こういう時の沙衣里先生は本当にしっかりしているなぁって思います。

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とにかく議論は平行線になっていたので、ここでもう一度採決する事になります。
すると今度は森本先生が沙衣里先生の意見に賛成をしてくれていました。
沙衣里が真剣に航の事を考えている事を知ったので考えを改めたみたいです。
まぁそれほど今までの沙衣里がちゃらんぽらんに先生の仕事をいているように
見えたという事にもなるのですけどね(苦笑)
とにかく、全会一致で採決を取るシステムなので、これで航の処分がどうなるのか
分からなくなってきました。

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「天は自ら助くる者を助く・・・ですよ♪」
会議の小休止の間に宮穂が沙衣里先生にお茶を持ってきてくれていました。
当然、沙衣里先生としては宮穂を恨めしそうに見ちゃうというものでしょう(笑)
宮穂の言葉からすると、自力で頑張れば良い事があるよ♪というエールみたいだ。
それなら沙衣里の意見に反対しなくても、棄権とか欠席でもしてくれればいいのにね。

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「星野は更生しているんです。ゆっくりですけど、間違いなく・・・。」
会議が再開されると、沙衣里先生が航を弁護するように意見を述べていました。
どうやら航は何回も停学処分を受け続けてきた問題児だったようです。
学園長や教頭先生の他にも航の事を嫌っているような先生が1、2人ほどいたので
疑問に思っていたのですけど、そういう理由があるのなら少し納得してきました(苦笑)
これは今までの航の悪い印象だけで厳しい処分に賛成した先生もいそうですよね。

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でも、沙衣里先生の必死の説得が少しずつ他の先生達の心を揺れ動かし始めます!
女性教師達は、航が自分の立場よりも女の子を守ろうとした事に感銘を受けました。
こうなってくると女性の団結力は強いからもう決議の結果は決まったも同然ですね(^ω^)v
他にも意見を撤回してくれた先生もいて、沙衣里先生に賛成をしてくれていました。

最後には宮穂も同意してくれていたので良かったと思います。
もしここでも反対していたら鬼だと思ったもんw
きっと彼女は感情論ではなく、先生達の納得できる理由を聞いて撤回したのでしょうね。
あくまで理事長代理としての立場で物事を考えているんだなぁって思いました。
宮穂も良い成長を見せてくれています。

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奈緒子達は生徒会新聞で学園長達の陰謀をスクープ記事として載せようとします。
さすがに全校生徒やその親達に読まれてしまうと学園長の立場が危うくなりますよねw
全会一致による採決が前提でしたので、どうやって学園長と教頭を封じ込めるかが
鍵となっていたのですけど、これは上手い交換条件の取引をしたと思います。
そういうわけで、これで全員が沙衣里先生の意見に賛成という運びになりました♪

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つぐみ寮が来年の3月までまだ存続出来そうで一安心です。
航は皆のお蔭で退学ならずに済んだので感謝しなくてはいけないでしょうね!
特に沙衣里先生は本当に航の事を守ろうとしていたから良い先生だと思いました♪
こういう先生だからこそ、皆も沙衣里先生の事を慕っているのかもしれません。

今回は航が全く活躍するようなシーンがなかったのが珍しかったと思います。
最初から最後までほぼ職員会議のシーンだったのも珍しい展開でした。
前回までのエピソードでは、ほとんどが航の視点で描かれていたお話でしたので、
今回のように沙衣里が目立つとメインヒロインとしての輝きも増す感じがします♪
ただのサポート役としてではなく、本当の意味で沙衣里が主人公になっていたかな。
改めて良い作品だと思わせてくれたのが今回のエピソードでした。

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