新機動戦記ガンダムW 第01話 「少女が見た流星」
昨年末、このブログで「感想を書いてほしいアニメ作品」の人気投票を行った結果、
「新機動戦記ガンダムW」が3番目に希望が多かったので感想を書きたいと思います。
ご投票してくださった皆様、ありがとうございます。大変お待たせいたしました。
OPは、TWO-MIXさんが歌う「JUST COMMUNICATION」です。
まずこの作品の世界観としては、地球圏統一連合という強大な組織が存在していて、
それが小さな国や宇宙コロニーの住人達を苦しめているという状況になっています。
もちろん宇宙コロニーの人達も無抵抗のままに倒されるわけにはいきませんので、
地球統一連合に対して抵抗していこうとするわけですけどね。
そこで流星に偽装した新兵器を地球に降下させる「オペレーション・メテオ」という
秘密の作戦を遂行しようとするのがこの物語のプロローグとなっています。
ちなみにこの作品ではAC(アフターコロニー)195年という年号で示されている点が、
一般的に有名な宇宙世紀ガンダムとは大きく異なっている部分でもありますよね。
ただ地球と宇宙コロニーが存在していて、コロニーの人々が自治権を巡って地球と
対立したりする構図なんかは宇宙世紀ガンダムを踏襲していたりしています。
もちろんガンダムをはじめとする多くのモビルスーツが登場するのも同じだよ。
これは当たり前か・・・(笑)
コロニー側が秘密裏に行おうとしていたオペレーションメテオ作戦でしたけど、
すでに地球圏統一連合側に察知されて追跡を受けようとしていました。
ただ5つの彗星の中で1つだけが捕捉されるのが幸いといったところでしょうか。
ちなみに彗星を追跡している部隊は地球圏統一連合軍の特務機関「OZ」です。
そしてそれを指揮しているのがゼクス・マーキス上級特尉という指揮官でした。
仮面を被った指揮官というのはもうガンダムシリーズの定番ですよね~(^ω^)
とりあえず彼はこの作品に深く関わってくる重要人物でもあります。
ゼクスがモビルスーツのリーオーに乗り込んで謎の航空機の撃墜を試みます。
陸戦仕様のモビルスーツで宇宙戦をやっていたので戦闘能力はとても高そうだ。
まぁ仮面を被ったキャラですから、これくらいは出来て当然なのでしょうけど(^ω^)
それにしても初代の仮面のキャラを意識しているセリフが感じられるなぁ(苦笑)
ここで謎の航空機がモビルスーツへと変形したので、ゼクス達が驚いていました。
統一連合軍にしか製造できないと思われていたモビルスーツが、敵コロニー側も
保有しているのだから焦らざるを得ないでしょうね。
つまりコロニー側にもモンビルスーツを製造可能な技術がある事を示していました。
ちなみにこれがウイングガンダムと呼ばれる主役モビルスーツです。
ウイングガンダムがたったの一撃で2機のエアリーズを倒していました。
バスターライフルの凄まじい威力を見ると、凄い性能が備わってますね。
可変モビルスーツである事と、ハイパー・メガ・ランチャーのような武器を
持っているところを見ると、Zガンダムに近い機体のようにも思えました。
特にヒイロが敵を見下したように笑うシーンはカミーユと似ていたしw
ゼクスがリーオーでウイングガンダムの動きを封じて海の中へ沈めていました。
この様な機転を利かせた戦い方も彼の優秀さを示していたように思います。
リリーナ・ドーリアンという女性が海岸に漂着しているパイロットを発見します。
しかしそのパイロットは駆けつけた救急車を奪ってその場から逃亡していきました。
自殺を試みたりする行動は工作員として訓練されている事が伺えますね。
でもまぁリリーナからすれば、せっかく心配して救急車を呼んであげたのに
逃げ去っちゃうものだから、唖然とするしかないでしょうけどね(^ω^)
他の4機のガンダムは地上でオペレーション・メテオ作戦を遂行していました。
ほとんど無双状態で統一連合軍を駆逐していたから、いずれのガンダムも強い!
もちろん彼ら4人のパイロット達もこの作品のメインキャラです。
最後に、逃亡していたパイロットがリリーナの学校に転校してきていました
ここで彼が自己紹介した事でヒイロ・ユイという名前が明らかになります。
リリーナとしては彼が無事だったのを知って一安心といった感じでしょうか。
そこで転校生の彼に誕生日会に招待してあげようとする優しさを見せていました。
しかし、ヒイロが招待状を目の前でビリビリに引き裂いていたから酷いです(苦笑)
これではガールフレンドどころか、1人の親友も出来ないんじゃない?(^ω^;)
まぁもちろん彼がわざわざ友達を作るために学校に来るわけないんだけどね。
ヒイロがリリーナに「お前を殺す」と処刑宣告をしていました。
彼を介抱をしてあげた彼女からすれば、なぜ恨みを持たれるのか意味不明ですね。
とにかくこれが2人の運命を大きく変える出会いとなっていました。
EDは、大石ルミさんが歌う「It's Just Love」です。
宇宙世紀ではない世界を舞台にしたガンダム作品ですけど、この第1話を見ても
随所に宇宙世紀ガンダムを意識した演出が施されていたのが印象に残ります。
宇宙世紀ガンダムからアナザーガンダムへの転換期に製作された事を考えると、
ちょうど良い橋渡し的な作品になっているようにも感じられました。
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