新機動戦記ガンダムW 第03話 「ガンダム5機確認」 - アニメとゲームと恋の楽園
2014/03/03

新機動戦記ガンダムW 第03話 「ガンダム5機確認」

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(C)1995 SUNRISE INC.

ディオがヒイロを救出するお話です。

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「仕留めてみせてくれ。ゼクス。」
今回はトレーズ・クシュリナーダがゼクスと通信しているシーンから始まります。
トレーズはOZの総帥でもあるのでゼクスにとっては上官にあたる人です。
普通ならゼクスが部下のモビルスーツを失った事を責めてもいいところですが、
そういう姿勢を見せないところを見ると信頼してあげているのでしょうね。
もちろんこの人もこの作品における需要人物でもあります。

ゼクスはトレーズから5機のガンダムの攻撃命令を受けて作戦を考えていました。
ただ5機のガンダムの予想を上回る行動力に対応するのが難しそうかな。
新型のキャンサーを簡単に撃破するくらいの強敵でもありますからね。
それでもある程度の攻撃予測地点を割り出していたところは流石です。

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「お前さんに色々と聞きたい事があってね。その気があるんなら、
ここから出るのを手伝おうと思って来たんだ。」

大ケガをしたヒイロが統一連合軍の治療施設に運び込まれていたのですけど、
そこにあのディオがモニター越しから話しかけていました。
もちろん軍の施設だから無断侵入の上に検査員を気絶させていましたけどね(笑)
どうやらデュオはヒイロに興味を持ったといったところなのでしょう。
まぁ200以上の打撲骨折をしていながら平気なんだから誰もが気になるよね(^ω^)

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リリーナがヒイロを見舞いにやって来て、軍医のサリィ・ポォと会話します。
サリィとしても驚くべき身体能力を持つヒイロの正体が分からないから、
彼の知人から少しでも身元や情報を聞き出したいと思っているのでしょう。
この場合は普通はサリィの方が強引に聞き出そうとするパターンに思われますが、
どちらかと言えばリリーナの方が嫌味そうに話したりしてイメージが悪かった(苦笑)
あとリリーナってヒイロの事を普通の男の子と変わりないと思っているみたい。
何でもこなせる万能タイプのイケメンなんてそうはいないのになぁw
それに自分を殺そうとしている男の子なのに、どういう感覚をしてるのか不思議だ(^ω^;)

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ヒイロはデュオに助けられて一緒に軍の施設から脱出していきます。
まるでミッション・インポッシブルのような感じだから面白いかも。
・・・って、前にも書いたかな?(^ω^;)
それにしても全身骨折だらけのはずなのによく動けるものだと思う。
本当に人間なのでしょうか?(苦笑)

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ただヒイロは生き延びるために脱出をしたわけじゃなくて、自殺を図るためでした。
あくまで自分の作戦とガンダムの機密保全を最優先したいのでしょうね。
こういう部分なども工作員としての心構えがはあると思います。
「ヒイロ!?ヒイロッ!ダメッ!!」
ただリリーナがヒイロが死ぬ気だと気づいて大声で制止させようとしてました。
そこでヒイロが思いとどまっていたから、リリーナの気持ちが伝わってますね。
この2人には何か通じ合える部分があるのかもしれません。

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地中海コルシア基地ではボナーパ司令官がゼクスの力を借りずに戦おうとしてました。
どうやら統一連合軍ではOZやスペシャルズの事をあまりよく思っていないみたい。
まぁ歴戦の老兵達にとってはトレーズなどの新進気鋭の若者がしゃしゃり出てきたから
面白く思っていないというのもあるのでしょうね。
あと、トレーズがロームフェラ財団の幹部であることも明らかになっていました。
この財団の力が無くては彼が創設したOZのスペシャルズも誕生しなかったはずなので、
統一連合軍に大きな影響を及ぼしている存在とも言えそうです。

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「この機体を完成させればガンダムと対等に戦えるのか?」
ゼクスはワーカーからトールギスという未完成のモビルスーツを託されます。
もうOZの中ではガンダムがかなり強敵だという事が認識されているのでしょう。
ワーカーが死を覚悟してガンダムに挑もうとしている部分にも示されてます。
あとゼクスがこのように部下から慕われている様子なんかも垣間見られました。
同じガンダムの初代仮面キャラのシャアとは少し違っている印象を持ちます。
シャアの場合は慕われるというよりも、実績の凄さに畏怖の念を抱かれていると
いった感じでしたからね。

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トロワが乗るガンダムヘビーアームズがコルシカ基地に攻撃を開始していました。
統一連合軍は強いガンダム相手に基地を放棄して撤退するので精一杯です。
あとトロワが冷静に戦場の動きを把握しながら戦っていたところを見ると、
視野の広さや状況分析などが得意そうかな。

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さらにカトルのガンダムサンドロックとマグアナック隊も攻撃に参加!
ワーカーがリーオーで迎撃に向かったのですけど残念ながら戦死してしまいます。
ただ彼の命を懸けた行動によってゼクスとボナーパ司令官を逃がす事が出来たから
決して犬死ではないと思う。なかなか良い兵士なので惜しい人を失ったよ・・・。
何だかここまで見て感想を書いていると、ガンダムが悪者のように見えちゃうなぁ(苦笑)

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「違うよね?・・・違う!?戦っちゃいけないんだ!僕たちは!」
基地を破壊した後にトロワとカトルがガンダム同士で戦っていました。
ヒイロとデュオの時と同様に、この2人もまた他のガンダムパイロットについては
何も知らないといった感じです。5人は別行動の任務を遂行していたのでしょうね。
とりあえずトロワとカトルの2人はお互いに同志である事を認識できたみたいなので、
これからは協力して作戦を遂行していくように思われました。
5人が一同に集まる日が楽しみですね。

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