2014/04/01

新機動戦記ガンダムW　第11話「幸福の行方」

（C）1995 SUNRISE INC.

リリーナが父親の仇を討とうとするお話です。

デュオとカトルが戦いを終えた後に合流するところから始まっています。
何度か戦場で会っている内に敵同士ではないという事に気づいていました。
たとえガンダムとはいえOZの大部隊と戦うには厳しいはずなので、ここは
少しでも仲間を増やして協力し合うというのが得策といったところかな。
とにかく初めて彼らが敗北を喫した事でこれからどう戦うのか気になります。

「確かにあの爆発で生きているはずはないが、生きていてほしいと思っている。
モビルスーツに乗る者として決着をつけねばならない相手だったのだ。」
ゼクスは自爆したウイングガンダムの機体を回収して修理をしようと考えます。
どうやらヒイロの事を良きライバルのように思っているみたいです。
だからレディに一騎打ちを邪魔されて苦々しい気分だったのでしょう。
そのレディはトレーズから命令を受けて宇宙へ行く準備に入ります。
トレーズってレディの事を上手く扱っている感じがするなぁ～。
だからレディもこういう人が上司なら頑張って働く気持ちになるのでしょうね。
ちょっと張り切り過ぎて過激な事に走っちゃうのが玉にキズだけどｗ



リリーナはモスクワまで飛んで、上流階級の社交パーティーに出席します。
もちろん彼女がただ遊びにパーティーに行くはずがないので、何か別の目的が
あるわけですけど、それがこの後のシーンでしっかりと描かれていました。
とりあえずこういうパーティーにも自然な立ち振る舞いをしていたので、
さすが上流階級の家庭で育ってきた事だけはあるなぁって思います。
生粋のお嬢様といった感じがしますね。

「リリーナ・ドーリアン！？なぜここに！？」
「おじい様。私も薔薇の花が似合わない者です。私には
OZの汚れた返り血が似合います。お父様の仇っ！！」
リリーナはレディの姿を確認すると拳銃を向けて発砲していました（汗）
つまり彼女はパーティーに出席したのはレディ暗殺が目的です。
父親の仇を討つために実際に行動してしまうのだから凄い執念です。
外見は大人しそうなお嬢様に見えますけど、精神的な強さはありそうです。
ただ、銃弾が外れて失敗してしまったので無念だったでしょうね。

デュオはカトルとマグアナック隊と共に地下組織の基地に立ち寄っていました。
地球にはOZに反旗を翻す地下組織がまだ多く存在しているのでしょうね。
ちなみにカトルは中東の中でも大きな影響力を持つ豪商の息子みたいです。
だから彼にはラシード達のような部下達が付き添って活動しているのかな。

『コロニーの事など気にするな。やられる前にやる。それがお前の任務だ。』
デュオとカトルはお互いが同じ任務を受けて行動している事を確認します。
そうなると、これからは協力し合うというのが自然な流れになりそうです。
この2人は気さくな性格をしているから、意思疎通はすぐ出来そうだ。

OZはカトル達のいる町に爆弾を仕掛けた上で攻撃を開始していました。
すでにこの町に地下組織が存在している事がバレていたみたいです。
そうなると地下組織の人々は立ち上がって迎撃するしかなさそうですね。
しかし、ディオとカトルだけはコロニーが人質に取られている事もあって、
一緒には戦えません。これは2人にとっては苦い気持ちだったでしょう。
あと、地下組織の人々がガンダムを救世主と信じて戦う姿に感動です。
いつかガンダムがOZを打倒してくれると思っているから勇気が湧くのかもね。
とにかくデュオとカトルは皆の気持ちを無駄にしないために逃げないといけません。

カトルとデュオがガンダムを乗せた輸送機で脱出を図っていました。
ラシード達が必死にカトル達を援護してあげている姿も感動だったかも。
カトルとデュオはマグアナック隊の熱い想いを受け取ったので、改めて
これからの任務を真剣に遂行していこうとする意思を固めていました。
とにかく今はガンダムチームが稼働できない状態だから、このピンチから
どうやって反撃の糸口を見つけていくのかがポイントになりそうですね。

「お迎えに上がりました。リリーナ・ピースクラフト様。」
リリーナはOZの兵士達に捕まってしまった時にノインが助けに現れました。
ノインがOZの兵士達に銃を向けてリリーナを引き渡すように脅してたよ（汗）
このノインもレディとはまた違った雰囲気で厳しい姿勢を見せるなぁって思う(＾ω＾；)
とりあえずリリーナはレディに捕まるよりも、ノインに連れていかれた方が
まだ少しは安心といった感じかもしれませんね。
今回はヒイロの出番が全くなかったお話でした(＾ω＾)

関連記事

category - 新機動戦記ガンダムW