日常、介護、片付け、ワンコ…雑多な日記ブログです

『カーネーション』 いつも想う(月)

2011年11月28日
朝ドラ『カーネーション』 4
先週の最後、勘助の「赤紙が来た」の一言にはドキッとさせられました。
このドラマ、単調にまったりと進んでいると思いきや、突然場面の展開があって…
この間の奈津の父親の死といい、意外な場面を見せられて、不意を突かれた感じです。

「戦争に行きたくない…」と弱音を吐いたために糸子に喝を入れられる勘助は、ちょっと可哀そうでした。
優しい男なんですよね。子供の頃に糸子を助けようとして川に飛び込んだこともある勘助は、いざという時にはこういう勇気を持ち合わせているのでしょう。
でも、軍隊に入ると殴られるし厳しいし…と言うのも、いかにも勘助らしい理由ですよね。

この時代、糸子が言うように兵隊に行くということは、まだそれほど悲惨でもなく名誉だと言われてたのかもしれません。
次男が先に呼ばれたということは、順番でもあったのでしょうか?
何れは泰蔵さんにも赤紙が来るのでしょうか?そしてきっと夫の太郎さんにも来ることになるのでしょう。

召集されて2か月(でしたっけ?)、勘助から来た手紙には墨で黒く塗られた部分がありました。
人の大事な手紙を勝手に塗りくさって!!
糸子は腹の虫が収まりません。この糸子の正義感がこの先何か起こしそうな予感です。

今の私達から見て、世の中が悪い方向に向かおうとしている中、糸子の店はかなり景気が良さそうです。
先週は結婚して、子供も生まれて、新しく縫い子さんも入り、そして再び二人目を妊娠中の糸子は、かなり大きくなったおなかを抱えて仕事に夢中です。
旦那さんの太郎さんも2階で紳士服を作っているのですね。
太郎さん、いま一つ魅力を感じませんでしたが、この空気のような存在感はいい感じかもと思い出しています。
なんだか今までにない独特の夫婦関係で、新鮮です。ここでも渡辺さんすごいなぁと感じます。

結局働きすぎの糸子は、めまいを起こして倒れてしまい、神戸の家に送り込まれてしまいました。
孫(優子)の面倒は善作さんの担当のようです。
孫のことになるともうあの鬼の面影はありません。メロメロもいいところでどうしようもない優しいお爺ちゃんになっていますね。

さて予告にあった「しょっ引かれるで、姉ちゃん」とはたぶん静ちゃんの言葉ですよね。いったい何が起きるのか今週も楽しみです。
 
 
訂正
太郎→勝さんですね。
太郎さんは役者さんの本名でした(^_^;)
PVアクセスランキング にほんブログ村良かったらポチッとお願いいたします。
しんべい
この記事を書いた人: しんべい
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
物を捨てるのが苦手な専業主婦です。老後に向けての片付けブログの予定が、雑多な日記帳になりました。息子も娘も結婚し夫婦二人暮らしになりました。男の子の孫が一人います。
ワンコが2021年3月2日に旅立ちました。
2022年9月 ミニチュアダックスが新しい家族になりました。
よろしくお願いします。リンクフリーです。
2008年9月28日ヤフーブログ開始 2019年6月12日FC2へお引越し

コメント 4件

コメントはまだありません

【2号】  

No title

「政府はエライのぼせ上がってるようでした」
糸子自身のナレーションで良い言葉でした。
戦争表現は嫌ですが、この朝ドラでは上手く表現してくれるよう期待してます(^^ゞ

「ワシの孫や」・「ワシのひ孫や」と続けて言う父さんとハルお祖母ちゃんが良かったです!(^^)!

2011年11月28日 (月) 19:27

月夜の散歩  

No title

こんばんは

長男は家を継ぐから多分、次男や三男が先に徴兵されたんじゃないかな?どこかで聞いた事があります。
太平洋戦争なったころから悲惨さが増していったんかな?
今日の新聞の週刊誌の広告で「カーネーション」の方言は関西弁じゃないって書かれてました。内容は知りませんが、大阪弁じゃない感じはしますが岸和田という泉州地方、和歌山に近いっていうのを忠実に表してるのじゃないかな?まぁなんでも文句を言う人はいますね。

2011年11月28日 (月) 19:40

しんべい  

No title

2号さん、こんにちは
今日も糸子は、栗饅頭も取り上げて…みみっちいことをして戦争に勝てるか!!と怒っていましたね。
静ちゃんのしょっ引かれるで~~は糸子の声が大きかったことのようで(笑
糸子の怒りは痛快で楽しいです。
まぁ今のこの時代だからこそ言えることですが…

お爺ちゃん、今日もメロメロでしたね。生まれえてきた直子は大変なお転婆のようで…もしかして糸子そっくり?

2011年11月30日 (水) 16:03

しんべい  

No title

月夜さん、こんにちは
同じ大阪でも岸和田は言葉が違うのでしょうか?
関西人じゃないのでよくわかりませんが、でもだんだんのときもあんな方言若い人は使わんわ!と思いましたけど、文句言うほどでもないですよね。

戦争の悲惨さはこれからかもしれませんね。
でも饅頭が食べられないとか、金糸の入った布は使えないとか、糸子らしい不自由さで表現しているところが興味深いです。
この布を見て何とかしようと思う糸子の顔、好きです!!

2011年11月30日 (水) 16:08